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事実と考えを分ける

今日はヴィアティン三重のホームゲーム。リーグ戦優勝とJリーグ昇格を狙う上でどうしても勝ちたい、勝たなければいけない試合であったが、結果は悔しいドローであった。

大雨の中闘った選手もサポーターも固い表情。落胆は隠せない。

そこにウチの学校の一年生の子がお父さんと一緒に来ているのに出会った。

「今日の試合は、ヴィアティンが先制したけど、追いつかれて、でもそのあとは相手の攻撃を跳ね返していたよ」と試合を語ってくれた。

うん。
これが、今日、スタジアムで起こった事実だ。

そこに
「勝たなければならなかった」とか
「せっかく先制したのに」とか
「これでこの先ますます苦しくなる」などと付け加えるのは、自分たちである。(もちろん3つとも嘘ではない)

なにも付け加えることなく、試合を再現して語った一年生、この子天才ちゃう?と刮目した私であった。

私自身、なにかと自分の考えを事実にくっつけたがるけど、まず、事実は何か?このくっついてる考えは本当か?本当だとしたらどうしていくのか?と事実と考えを区分けすることが大事なのではなかろうか。

そうすると、
「最後までベストを尽くす」
「来週に向けて課題を整理する」
などと前向きな考えを付け加えるのだってできるだろう。

小さな天才に教わった気がする。


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