姿勢の改善でぽっこりお腹を撃退

　ぽっこりお腹は女性の悩みとしてもつ方はとても多いと思います。最近は単純なダイエットだけで無く、ボディメイクとして健康的に痩せながら、魅力的な身体を作っていくことが注目されています。

この観点からぽっこりお腹を見ていくと、お腹が出てしまう原因としては姿勢の悪さ、内臓脂肪の多さ、筋量の低下によるお腹の張りの低下が考えられます。姿勢の悪さはどういうものかというと、女性に多いのですが、腰が反った姿勢ということになります。壁に背中をつけてみて、腰に手を入れたときに手のひらが入るくらいなら良いのですが、握りこぶしが入るようなら、反り腰と言えるでしょう。

反り腰は腰椎が過剰に前弯するため、内蔵や脂肪までお腹の方に押し出され、ぽっこりお腹となります。この場合、股関節のストレッチと腹筋や腹斜筋の強化が必要となります。股関節は特に前側の付け根の筋、腸腰筋が固くなっていることが多いです。

この筋は体幹のインナーマッスルとして大事になるのですが、固くなると腰椎の前弯を引き起こし、ぽっこりお腹の原因となりるので、しっかり伸ばしましょう。次に内臓脂肪の多さですが、人は年齢とともに基礎代謝が落ちていきます。基礎代謝は通常何もしていなくても消費するエネルギーのことで、筋量が多いほど多くなります。

年齢と共に筋量が低下し、基礎代謝が落ちるため、摂取したエネルギーは使われずに貯まっていきやすくなりますが、これが内臓脂肪としてお腹周りに蓄積されます。全身に筋力をつける方法もありますが、姿勢の改善によって普段から消費エネルギーを増加させることで、痩せやすくなります。

姿勢の改善にともなって筋力も増加するため、一石二鳥になるでしょう。もう一つは、腹筋・腹斜筋を鍛えることです。シックスパックとまでは行かなくても、筋肉をつけることで張りのあるお腹にすることができます。

ここで重要なのは、腹筋の代表である腹直筋だけではなく、捻りを追加した動きをつくる腹斜筋を鍛えることです。腹斜筋はシックスパックの外側で斜めに走っている筋肉で、特に内腹斜筋は後ろで背筋とも繋がっていますので、腹部から腰部を締め付ける筋肉として重要になります。

締め付けるということは、ウエストを絞ることにもなり、さらに体幹が安定するため姿勢の改善になります。このように、姿勢の改善を目指して筋力トレーニング、ストレッチをし、普段から真っ直ぐな姿勢を意識することでぽっこりお腹の改善が期待できます。

これら腹筋を鍛えたり姿勢の改善するのは努力が必用です。だから長続きしない方も多いですよね。

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