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【アンケート結果報告】画像生成AIツールについて【後編】

こんにちは!SKIMA公式です。

前回の記事では、
先日SKIMAで実施した画像生成AIツールについてのアンケート結果の前編として、
集計結果をグラフ等にしてご紹介しました。

今回は後編、
「AI画像生成についてSKIMAに期待すること」の
自由記述の設問にてご回答いただいた内容を
抜粋してご紹介いたします!


アンケート結果~後編~

Q.AI画像生成についてSKIMAに期待することがあれば教えてください。(自由記述)
▼以下回答より一部抜粋

■購入者

・キャラ販売やコミッションでの販売は全面的に禁止にしてほしい。依頼者側がAIを使用してイメージを伝えるなどは特に禁止する必要はないと思う。

・イラストを描く際に有力なツールになって欲しい、とAIに対しては思っているので、著作権や学習元のグレーさなどが解決されたら特に思うところはありません。逆に言うとそこが解決されていない場合はスキマでも取扱はしないで欲しいです。

・AIにも良さはあるが、クリエイターの創造性や、依頼時の対話から生まれる作品に期待しているので、AIには依頼したくない。AI専用カテゴリをつくるなど差別化が欲しい。

・AIの流れは不可逆だと思うので、法律的に問題のないものはスキマの規約でも禁止にしないでほしい

・キチンと線引きして、プロンプトエンジニアに頼みたい案件と、人間に描いて欲しい案件と選べるようにして欲しい。


・AI画像生成は決して悪い側面だけではないので、悲観的になっているクリエイターに向けて、こんな付き合い方をするといいなど、提案をしていただけると嬉しいです

■クリエイター

・法整備や社会的な合意形成がなされるまでの出品禁止(画像に限らず、音楽なども)、もしくは手描きと生成AIの棲み分け、AI表記の義務化や罰則の整備

・現在のままAI生成物の販売は禁止で続けていただきたいです。作画補助利用も一律禁止のほうが望ましい。着色が得意なクリエイター、背景作画が得意なクリエイターもいます。可能であればAI学習されないための対策もあれば望ましいですが、それは難しいとも思います。

・背景などの一部への利用は問題ないが、メインの人物などでのAI作品を禁止してほしい。

・手描きの価値を高める形の宣伝などしていただけると嬉しい


・自身がクリエイター側なので、キャラクターの背景の自動作成ツールなどとして部分的にAIアートの利用を検討している。今後の方針として全面使用禁止など厳しい規制をされなければいいなと思う。

・法的な制限は順守しつつ、過度な制限や規制は行わずに個々の裁量と責任に任せる対応をとってほしい。

まとめ

自由記述は任意の回答設問でしたが
大変多くのご回答をいただき、誠にありがとうございます!

いただいたご回答をいくつかご紹介いたしましたが、いかがでしたか?

SKIMA含めコミッションサービスの未来を考えての
さまざまなご意見をいただき、
コミッションサービス運営として
感謝とともに身が引き締まる思いでもあります。

全体的には
画像生成AIを用いて生成した商品のSKIMAでの出品等について、
現在の禁止リスト記載の扱いのままがよい旨のご回答を多くいただきました。

※現在のSKIMAでの画像生成AIなどを使用した商品の扱いの詳細については下記をご覧ください。
▼よくある質問https://visualworks.zendesk.com/hc/ja/articles/14945711506969

なお、こちらについては現状、
取り扱いの変更等を行う予定はございません。

たとえば法律上は問題がない場合でも、
世界的にルールや考え方などが一般化されておらず
ユーザーのみなさまの間で様々な捉え方や考え方があることがあきらかな状態で
画像生成AIツールを利用した商品の取引等をSKIMA内で行っていただくことは
多くのトラブルが発生するリスクがとても高いと考えています。

トラブルが発生するリスクが高く
利用しているユーザーのみなさまからのニーズが少ない場合は、
禁止リスト記載の扱いのままがよい状況といえます。


画像生成AIツールについては
十分な議論が行われ、人間の創作活動にとって
有益なツールとして活用できる未来になってほしいと願っています。

今回のアンケート結果を見て
こう考えている方が多いんだな
こういった意見もあるんだなと
画像生成AIツールについてあらためて考え
お話しされるきっかけになれば嬉しく思います。

前編の記事でお伝えしたとおり
今回のアンケートを実施した理由は、
画像生成AIツールという
SKIMAのサービスにかかわりがあり
様々な議論が行われているトピックについて
いつもご利用いただいているSKIMAユーザーのみなさまのお話を伺い、
同じ方向を向いていたいと考えたからです。

これからもSKIMAユーザーのみなさまには
アンケートのご回答をお願いすることがあるかもしれません。
その際はぜひご協力いただけますと幸いです!!

SKIMAは今後も
法律、時代、ユーザーのみなさまのニーズにあわせて柔軟に対応していきたいと思っています。

クリエイターの方も購入者の方も
ユーザーのみなさまが安心してご利用いただけるよう
がんばりますので、何卒よろしくお願いいたします!

最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
次回の記事をお楽しみに♪

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