見出し画像

東京農工大学の総合型選抜(AO入試)対策

東京農工大学は、理系の有力な国立大学で、工学部と農学部で総合型選抜を実施しています。特に工学部のSAIL入試では、具体的な実績が求められるため、何らかの成果物がある受験生が合格しやすくなっています。


【総合型選抜】ゼミナール入試

学部学科
農学部 環境資源科学科
方式
【総合型選抜】ゼミナール入試
定員
3名
出願資格
( 1 )学習成績が優秀な者
   学校長から高い評価を得ている者(志願者評価書は、学校長に発行してもらいますが、学校ごとに発行できる志願者の人数は特に制限しません。)
( 2 )環境資源科学科における勉学を強く志望し、第一志望とする者
( 3 )最終合格した場合は、必ず入学することを確約できる者
( 4 )第二次選考合格者は、令和 6 年度大学入学共通テストにおいて指定する 3 教科 5 科目( 8 ページ参照)
を必ず受験すること
選抜方法
・第一次選考(書類選考)
・第二次選考(ゼミナールと面接)
・大学入学共通テスト(数学・理科・外国語)
必要書類
志望理由書、活動報告書、志願者評価書
日程
出願時期:10月中旬
ゼミナール・面接:11月中旬
共通テスト:1月上旬
合格発表:2月中旬
備考
大学入学共通テストが課される

【総合型選抜】SAIL入試

学部学科
工学部(応用化学科を除く全学科)
方式
【総合型選抜】SAIL入試
定員
生命工学科 7 人
生体医用システム工学科 6 人
化学物理工学科 4 人
機械システム工学科 5 人
知能情報システム工学科 7 人
出願資格
( 1 )学習成績が優秀な者
    志願者評価書(生命工学科と生体医用システム工学科および化学物理工学科志願者のみ提出)は、学校長が発行して厳封されたものを提出してもらいますが、学校ごとに提出できる志願者の人数は特に制限しません。
( 2 )本学生命工学科、生体医用システム工学科、化学物理工学科、機械システム工学科、知能情報システ
ム工学科における勉学を強く志望し、第一志望とする者
( 3 )最終合格した場合は必ず入学することを確約できる者
選抜方法
・第一次選考(書類選考)
・第二次選考(面接等)
【生命工学科】
特別活動レポートの内容に関するプレゼンテーションとその内容に関する質疑応答を含む面接を実施し、理科に関する基礎学力と論理的な思考力、さらに潜在的な能力を総合的に評価します。
【生体医用システム工学科】
特別活動レポートの内容に関するプレゼンテーションとその内容に関する質疑応答を含む面接を実施し、特別活動に対する理解と論理の進め方、ならびに、物理学と数学に関する基礎学力、理工学全般にかかわる潜在的な能力を総合的に評価します。
【化学物理工学科】
特別活動レポートの内容に関するプレゼンテーション(10分)とレポートおよびプレゼンテーションの内容に関する質疑応答(20分)を含む面接を実施し、特別活動に対する理解や論理の進め方など、自然科学に対する潜在的な能力を総合的に評価します。
【機械システム工学科】
特別活動レポートの内容に関するプレゼンテーションとその内容に関する質疑応答を含む面接、および数学と物理に関する口頭試問を実施し、特別活動に対する自発的な取り組み方、理解と論理の進め方、数学と物理に関する基礎学力など機械システム工学と自然科学にかかわる潜在的な能力を総合的に評価します。
【知能情報システム工学科】
特別活動レポートの内容に関するプレゼンテーションと、その内容に関する質疑応答を通した問題解決能力や論理的思考力の確認および数学に関する基礎能力の確認を含む面接を行い、特別活動に対する理解や論理の進め方など、情報工学や電気電子工学に対する潜在的な能力を総合的に評価します。
必要書類
志望理由書、特別活動レポート
日程
出願時期:9月上旬
第二次選考:9月下旬
合格発表:11月上旬
備考
共通テスト不要

【合格の秘訣】活動成果を評価する大学入試

当塾では、活動成果を大学入試に活用することを推奨しています。

現代の大学入試では、総合型選抜の導入により、学生の多面的な能力が求められています。2023年は全体の約3割が総合型選抜となりました。
これは、一般的なテストスコアだけでなく、個々人の特技や能力、そして研究成果を評価するチャンスが増えていることを意味しています。もちろん、大学卒業に必要な学力は最低限必要で、例えば数学Ⅲの履修を出願要件としている大学も存在します(工学部に顕著です)。

特に理系学部を目指す学生にとっては、この変化は大きなチャンスです。総合型選抜では、具体的な研究成果や創作物が重視される傾向にあるため、主体的に活動してきた実績は、大学入試において大きなアドバンテージとなります。実際、当社代表は高校生時代に中高生情報学コンテストで受賞した実績や、創作活動の実績を活かし、慶應義塾大学など多数の大学に合格しています。

理系の総合型選抜対策は「スキルパス」に

理系分野への進学を目指している中高生には当塾「スキルパス」がオススメです。スキルパスでは、現役の理系大学生や研究者、フリーランスエンジニアが直接指導にあたり、研究の進め方からプレゼンテーションのコツ、コードレビューまで、実践的なスキルを教えます。

昨年度には、当塾の指導を受けた生徒が国立の電気通信大学に現役合格するという成果を出しました。他にも、慶應義塾大学を始めとした難関大学、東京都市大学や工学院大学を始めとした理系単科大学、クリエイティブ系のデジタルハリウッド大学等に多数の合格者を輩出しています。

普通の総合型選抜対策塾との違い

当塾は通常の総合型選抜対策塾では、理系大学対策が不十分だと考えています。なぜなら、理系学部の総合型選抜は徹底したスキルの習得が必要不可欠だからです。

書類選考での研究・ソフトウェアアピールはもちろんですが、2次選考では特定分野のプロフェッショナルである「大学教授」から面接を受ける訳ですから、付け焼き刃の"対策"では不十分なのは当然です。「この心理実験で○○検定を用いたのは何故ですか?本当に有意差があると言えますか?」「このライブラリをこの用途でソフトウェアに組み込むのとこのような不具合が発生しそうですが、なぜこのライブラリを使っているのですか?あえて採用した理由はありますか?」といった質問に明確に答えられなければ合格することは出来ません。

スキルパスではこのような現状を踏まえ、理系大学生や研究者、エンジニアを始めとした専門家講師ネットワークによって、受講生の専門分野に合わせた個別指導を行っています。博士課程の研究者も在籍。

昨今、「書類対策と強い志があれば合格できる」等と受験生と保護者にとって魅力的な主張を行う総合型選抜対策塾が増えつつありますが、特に理系の総合型選抜はそうではありません。総合型選抜は楽な入試ではなく、「一般選抜は苦手だけど"コレ"なら得意!」といった別の評価軸での能力を評価してもらう入試と認識する必要があります。

一方、現時点でこれといったスキルが無くとも、高校1,2年生からの入塾であれば十分な対策が可能です。進路希望に応じて、主にITパスポートから情報セキュリティマネジメント、基本情報技術者といった国家資格を取得すると共に、調査研究、統計的検定の手法といった基礎知識を身に着け、研究プロジェクトを進めていきます。これらは、大学入試だけでなく、大学入学後の研究プロジェクトや、社会人としてもスタートダッシュを切れるようなスキルセットにもなっています。

入塾相談

スキルパスは理系・情報系での進学を目指す皆さまを応援しています。授業はオンラインで、全国どこからでも受講可能です。
ご関心のある方は、以下のリンクから無料受験相談にお申し込みください。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?