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スキースクール選び「実践編」です。

スキースクールに入ろうと思っても沢山あり過ぎてよくわからないと思います。そこで実際にスクール選びのコツや注意点などをプロ目線でお伝えしたいと思います。

レッスンを必要としている「初・中級者向の方(初めて~足が揃うくらい)」がレッスン場合を仮定して進めていきたいと思います。

選択肢がありすぎる

全く初めての初心者~レーシングにコブやバックカントリーなど様々なスクールが存在します。

そのスキー場にある「普通のスクールに入りましょう!」

ココで言う普通というのは「レーシング・コブ・バックカントリー」などの特化したものではなくスキー場にある普通のスキースクールです。

将来的にレースやコブなどにチャレンジしたり、目標にするのは素晴らしい事ですが、何をやるにも基礎が大事です。

まずは、一人でゲレンデを「楽しく滑れる」様になりましょう。

普通のスクール

スキー場は真っ白で何処も同じに見えますが、雪質や圧雪の仕方・ゲレンデのレイアウト・斜面の癖・危険な場所など様々な違いがあります。

スキー場にある普通のスクールは、そのスキー場で日夜トレーニングやレッスンをしている「そのスキー場のプロです!」

そんな普通のスクールは、きっと、レベル・レッスン内容に合った斜面を選び上達に導いてくれると思います。

現地で選ぶ

スキー場に行ってから、スクールを選ぶ際にはホテルに入っているスクールやスタート場所(駐車場から近い)などの利便性でスクールを選ぶ事が多いと思います。

初心者の方は、そのスクールからスタートするしか無いのですが、移動できるレベルの場合には、ほかの選択肢もあります。

ゲレンデ編

券売所やリフトマンに「良いスクール無いですか?」と聞いてみる。

リフトの同乗者に「よく来るんですか?」からの「スクールの評判」を聞いてみる。

熱心に滑っているスクールスタッフをゲレンデで見つけて話しかけ、「こんなレベル」で「こんな事」を習いたい、と相談してみましょう。きっと親切に対応してくれると思います。(リフトだと話しやすいです)

スキースクールは大体同じウエアでトレーニングしているので、すぐに見つかると思います。

一見、ハードルの高い行為に思えますが、大丈夫です。日々色々な人と接しているので、きっと楽しい会話ができると思います。(私も良く声をかけてもらいましたが、嬉しいものですよ)

レッスンにはコミュニケーション能力も必要です。そこでやり取りの出来ない様な、感じの悪い人なら選択から外して忘れてしまいましょう。

受付編

 スクールの受付で「今日、入れますか?」だけで入るのではなく、

「良いスクールを探している事」「しっかりと教えてもらいたい」などの希望と「こんなレベル」で「こんな目標があり」「こんな事を教えて欲しい」という「目的」をしっかり伝えましょう。

初めたばかりで上手く表現できない時は、「滑走日数」や「どんなコースを・何本くらいすべったか?」で大体は、伝わります。

受付の対応や相談時の応答で、印象の良い所に入校しましょう。きっと安心して受講できると思います。

事前予約してみる

休日や連休などは何処のスクールも、満員御礼状態だったりします。また、平日でも学生団体等でレッスンを受けられない場合があるので事前に問い合わせてみましょう。

各スキー場のホームページに記載があったりリンクで自校のホームペジやブログを開設している所もあります。最近では旅行サイトに載っている所もあるので、評価や口コミを参考にしてみるのも良いと思います。

その際に「こんなに良いスクール!」「こんなプロ(有名人)がいる」などと書いてあったりしますが、「ほとんど宣伝文句」なので、メールや電話での対応を元に判断するの事をオススメします。

中には「レンタルはココが良い・駐車場はココが便利・天候に合わせて服装の案内」など、親切に教えてくれる所もあります。

問い合わせの際に、「日時・レベル・目標・意向」などをしっかりと伝えて、その対応を元に選定しましょう。

良いスクールに当たる事を祈っております。

気をつけたいコト

すごく評判の良いスクールも「評判の良い人」に対しての評価だったりします。しかし、入れ替わりの激しい業界なので「もう居ない」場合も多くあります。その度に看板を付け替える会社は無いですよね。

レッスンを担当するのは、会社ではなく人間です。良い人(対応できる人間)ばかりでは、ありません…

実際に、初心者=新人・明るい・優しいだけで担当し、レッスンスキルや経験を無視している所も多くあります。

なので、しっかりと「相談」することで、そのスクールの対応できる人間を引っ張り出しましょう。

また、せっかく受講しても「生徒さんを無視して知人と話していたり」「なんで出来ないんだ!と恫喝する人」など適正を欠いた人間もいます。

「あまりに酷い」対応の場合には、ホテルやスキー場・観光協会などに相談して改善してもらいましょう。(汗だくの新人君などは大目に見てやってください)

スクール選びは大切

習う場所次第で、その後のスキー・スノーボード人生を左右するかも知れない大事なことです。大げさかもしれませんが、本当です。

生徒さんを「恫喝したり」「無視したり」は論外ですが、しっかりとレッスンを行っているようでも、指導内容や進め方次第で上達に蓋をしてしまう場合が多く見受けられます。

実際に私が担当していた生徒さんでも「パラレル(足が揃っているやつです)ができない」と入校する初・中級者の殆どが、前回(他所)のコーチに「無理な動き・ターン弧・スピード」などを強要されて「ちょっとスキーが嫌い」になりかけている人が多い印象でした。

良くも悪くもレッスンの影響は大きいです。

休日の楽しい時間とお金を有意義に使うためにも

「良いスクールを選びましょう!」

「そして良いコーチと楽しいスノーライフをお過ごしください」

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