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第4回・芦原(吉崎御坊)~勝山(平泉寺)の超秘密スポットを教えます

福井県あわら市は、福井県の最北端に位置し、石川県加賀市にも隣接した県境の市です。
あわら市の代表観光スポットは、吉崎御坊跡(あわら市吉崎)があげられるが、隣接するエリアには、東尋坊(坂井市三国町)、越前丸岡城(坂井市丸岡町)などがある。
また、「関西の奥座敷(北陸ではなく関西というところが面白い※あわら市観光協会サイトにて)」と呼ばれる「あわら温泉」があり、なかなかの観光コースを楽しむことが可能である。
今回は、この芦原温泉からの歴史コースを紹介したい。

吉崎御坊跡(あわら市吉崎) → 丸岡城(坂井市丸岡町) → 平泉寺(勝山市平泉寺町)

戦国期、九頭竜川の戦いなどで越前の朝倉家と江沼、加賀では「百姓の持ち足る国」一向宗が激しく争った。

一向宗のメッカと言えば吉崎御坊である。
以降も攻防が続くことになるが、近畿など中央を勢力下においた織田信長が北陸に侵攻を開始する。
織田信長の北上である。
信長配下の将「柴田勝家」「柴田勝豊」が越前侵攻を開始し「豊原寺城」が落城。
後に、柴田勝豊が交通の要衝「丸岡」に「丸岡城」を築城。
丸岡城は、北陸地方に残る唯一の現存天守であり、一見の価値ありです。

信長の北上に揺れたのは、朝倉家、加賀一向宗だけではない。
現在の勝山市にある「平泉寺」も同様であった。
平泉寺は、727年(養老元)泰澄大師により開かれ白山信仰の聖地と謳われる。
平泉寺の御手洗池(みたらしいけ)は名スポットである。
季節によって、また天候に左右されるが、運がよければ夕方頃にはシャッターチャンスが訪れるはず。

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