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QuillBotとChatGPTを使って英語の勉強がすごい

今の会社はすごく快適なんですけど英語を使う機会がまるっきりないので、いざという時にしゃべれなくなっていることに気がつきました。

なのでスキルのメンテのために英語の勉強をしています。

読むのはそれほど不安はないので問題はアウトプットなんです。
アウトプットは2種類、

  • 口頭のアウトプット

  • 文章のアウトプット

で、どっちでも必要なのが自分の考えを英語の文章にする力、および文章生成のスピード感だと思います。
スピードを向上させるためには自分の中のフレーズデータベースが充実していて、検索が容易である状態を担保したい。
かつ適切な時に適切なフレーズを頭の中から引き出せるようにしたい。


過去にやってた勉強法

何かのシチュエーションを自分で想定し、目の前に誰かが立っているつもりで説明する、という想定の独り言を英語でぶつぶつつぶやく!

  • しゃべれる (= 文章生成のスピードが速い)

  • 自分の考えを説明できる

これは筋トレみたいなもので、アウトプットのスピードを出すためには最強です。レベルとしては「自分で満足できる説明が最後までできればOK」レベル。

ただし課題があり、ひねりだした英語が適切か?伝わるか?が問題。

実際の会話で使ってみると、なんとなく伝わりにくいところがゼロではないんですよね。
自分が考えたフレーズが適切かどうかのフィードバックが得られないのが最大の悩みでした。

最近やっている勉強法 (QuillBot + ChatGPT)

じゃあフィードバックが得られる仕組みを作ろうじゃないか!
と最近たどり着いたのがこれ。

  1. 文章を書き起こす

  2. QuillBotに書き直してもらう

  3. ChatGPTに解説してもらう

  4. 本当に自分が言いたかったことが何か振り返る

  5. ひたすら音読して叩き込む

1. 文章を書き起こす

これは口頭でしゃべったのを文字起こししてもらってもいいし、タイピングしても良い。
とにかく文字に起こす。

最近思いついて書き起こした文章をサンプルにしましょう。日本語バージョン。

私は多分人が作るプロセスで構成された仕組みに興味があるんだと思う。
機械をバラして構造を把握しようとする人の気持ちがなんとなくわかる。どんなパーツでできていて、それぞれが何をするものなのかとか、どう役割分担しているかとか気になる。
同時にそこに興味がないワークショップ参加者の気持ちもやっとわかった。私が機械の分解に興味がないのときっと同じ。

個人的なメモ

このメモは、最近の私の自分自身に対する発見です。
私がやっているシステムの設計ワークショップの参加者の多くがビジネスプロセスに対する解像度が低く、逆になんで私は解像度が高いんだろうと思っていたのですが、それは常に無意識的に観察しているからなんだな、ということ、および普通はあんまり興味がなくてそれをやらないんだな、そういえば私も機械を分解するとかは興味ないもんな、と気がついたので、何かの時に説明できるようメモったものです。

では自力で英訳します。間違っててもOK。どうせ誰にも見せないので。

I observed I am fascinated by systems made up by human interactions. I feel like I understand who takes apart machines to analyze how they are assembled, what kind of parts are there and how they interact each other. I do just the same thing to business processes.
At the same time I, at last, understand how workshop attendees feel towards business processes. It must be just the same as how I feel to hardware.

英文、自分で書いたバージョン。

完全に翻訳ではないです。自分が説明として等価だなと思うことができる内容であればOKです。

2. QuillBotに書き直してもらう

パラフレーズツールのQuillbotに貼り付けて直してもらいます。

雰囲気がわかるようにスクリーンショット貼り付けます。オレンジのところが書き直してくれた部分です。

QuillBotさんによる修正 (Standard)

英文の部分がわかるように以下に引用として貼り付けます。

I noticed that systems composed of human interactions intrigue me. I think I know who disassembles machines to examine how they are put together, what kind of parts are there, and how they work together. That's exactly what I do with business operations. At the same time, I finally comprehend how workshop participants feel about corporate procedures. It must be exactly the same as my feelings on hardware.

QuillBotさんによる修正 (Standard)

意図した内容とニュアンスが変わってしまっているところがあります。オレンジの部分にポインタを合わせると候補の一覧を出すことができるので、そこから適切なものを選ぶこともできます。こんな感じ。

候補一覧の表示

3. ChatGPTに解説してもらう

QuillBotさんの修正案を見て、自分の引き出しになかった単語とか、あるいは自分が作文した時に迷って使わなかった単語とかが出てくると思うんですね。
そこはChatGPTさんに解説してもらうことにします。

例えば私は機械の構造を「調べる」の部分に "Analyze" を使いましたが、QuillBotさんは "Examine" を使っています。
QuillBotさんのFluencyのモードに切り替えた場合、"Evaluate" が使われます。

どの単語がどういうニュアンスの違いがあるのかは、ChatGPTさんに解説してもらいましょう。

ChatGPTさんの解説 (Analyze/Examine/Evaluate)

私はハードウェアの構造を調べるのにAnalyzeを使ったけど、ChatGPTさんの解説によるとハードウェアの分解をするイメージじゃなさそう。これってもしかして間違いかもしれません。

ChatGPTさんのいいところはどこまでも付き合ってくれるところですよね。せっかくですので付き合ってもらいます。

ChatGPTさんの解説 (ハードウェアだった場合の単語)

さらに今回の文章を伝えてニュアンスの違いを教えてもらいます。

ChatGPTさんの解説 (ニュアンスを伝えて教えてもらう)

最後にまとめとして説明してくれた表現を以下にコピペします。

ニュアンスの違い

Examine: 物理的な詳細調査や観察を強調します。
Inspect: 詳細にチェックして、不具合や問題点を見つけることを強調します。
Analyze: 部品間の関係や役割の理解を含む、より広範な調査や分解を強調します。

どの表現を使うかは、あなたが強調したい点によります。物理的な分解と観察に焦点を当てたいなら「Examine」や「Inspect」を、内部構造と役割分担の理解に重点を置きたいなら「Analyze」を使うと良いでしょう。

ChatGPTさんの解説、ニュアンスの違いまとめ

ここまでくると「なるほどなー自分はAnalyzeを使ったけど必ずしも間違いじゃなかったんだな」と安心できます。

せっかくなんでものにしたい単語があれば、途中で出てきた例文を別途メモ帳に貼り付け、後で振り返ることができるようにしたりもしています。

4. 本当に自分が言いたかったことが何か振り返る

ニュアンスの違いがわかったので、ここで自分が何を言いたかったのかを振り返って文章を修正します。

ChatGPTさんが観点を教えてくれています。

  • 物理的な分解と観点に焦点を当てたい --> Examine/Inspect

  • 内部構造と役割分担の理解に重点を置きたい --> Analyze

3と4を繰り返して文章を修正し、完成させます。

5. ひたすら音読して叩き込む

ひたすら音読し、引っかからないようになるまで繰り返す!!!

ここはもう脳筋です。
違いを理解したとしても、瞬間的に出てこなければ意味がありません。
ですので体で覚えます。

できれば英文を見ないで暗唱できるようになるとベストですが、ものすごく時間かかりますので、少なくとも引っかからないで流暢に読めればOKとしています。

記録に残しておこう!

記録が消えちゃうともったいない & 後で見直すとモチベーションになるので、学習記録として何かに取っておくと良いかと思います。

暗唱できるようになったレベルだと忘れにくいんですが、流暢に音読できるようになったレベルだと忘れちゃうんですよね。
ですので時々メモを見返して音読し直すとより記憶が長持ちします。

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