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自己肯定感とかそういうの

それこそ中2ぐらいの頃って、「自分なんて…」って自分を卑下するのがカッコイイとか思ってませんでした?
もしくは、理由もなく卑下しとくの。

私にもそんな時代がありました。

でもそれを通り越し、親の知り合いからは「おとなしいお嬢さんねえ」と言われていた子供時代が嘘のように、初対面の人とでも臆せず話ができ、何だったら「飴ちゃん食べる?」ぐらいのノリになり、オバチャンと呼ばれる年になった昨今、自分の自己肯定感の異常な高さに気付きました。

裏付けなんて、何もないんです。
美人だとか、ハイスペックだとか(見た目もスペックか)、バリキャリでめっちゃ仕事ができるとか、そんなのないです。むしろ全部逆!
人に振り返られるほどの美人ではなく、しかし二目と見られないほどのパワーもなく、学歴は面白い程度に低く、キャリアは転職を繰り返した挙句、若い頃から燻っていた鬱病のために全てをナシにしてしまいました。

それでも!私最高!って思ってます。
誰か私の人生生きてみる?('ω'乂)ダメー、私のものだから〜♪ってぐらい、自分大好きです。
このアホの子(子って歳ではない)加減も好きです。
ナルシスト?ナルシシスト?まあどっちでもいいや、そう言われても別にどうでもいいです。他人の感覚は他人のもの、私の感覚は私のもの。
他人がどう思おうが、私には関係ないです。
よそはよそ!うちはうち!って子供の頃に親に言われたことないですか?それです。

人の目なんて、気にしてどうなるの?
まずそう思ってしまうのです。
子供の頃、私は人の目がすごく気になっていた。
1人でいることには慣れていたし、あいつ1人でいるなーって思われるのは平気だった。
でも、顔も、体型も、見た目が全てとにかくコンプレックスだった。

ここはnoteなので、もしかしたらここで「勇気を出して整形したら性格も明るくなりました!」とか言うのが正解なのかもしれませんが、痛いのイヤなんで、整形なんてしてません。すまんね。
相変わらず美人ではなく、デブいままです。
私の見た目の形状は、大きなワイン樽(中身入りでかなり重い)に頭とぶっとい手足が生えてると思ってください。

もう一度書きますけれど、こんなだから裏打ちや根拠なんて何もないですよ。
でも若い頃にはコンプレックスでしかなかった顔も体型も、「まあこれが私だし!嫌ってもしゃーないな!」と。

ハタチ前だと思うんですが、ある日ふと、
「もし世界中の誰もが自分を嫌いになった時、自分も自分を嫌いだったら?」
と思い、「それは救いようがないな」と言う結論に達したのです。結論出るの早かった。
「自分ぐらいは自分を好きでいてやらんと、そうなった時は自分が可哀想だな」と思うようになりました。

若い頃はその程度でした。
しかし今の自己肯定感の高さは何なんでしょう。
ここまで自分を肯定しまくっていると、なんだろう、私大丈夫かな?と思わなくもないのですが、何の根拠もなく、下町のオバチャン(イマジナリーオバチャン)が

「大丈夫!!!」

とサムズアップするのです。
しかもその下町のオバチャン、どう見ても私なんです。
参った。
自分で自分を肯定しまくっている。

結局、自分が自分を認めるということが、自己肯定感を高める上で一番最初にやるべきことなんじゃないかなって思うのです。
それができないから自己肯定感が低いんだよ!とブーイングを食らいそうですが、仕方ない、私は何らかの自己啓発本とかを読んでこうなったのではなく、40年以上生きてきた中で気付いたり思ったり考えたりしてきた、その結論なのだから。
もし、もっと理論立てた自己肯定感の高め方を知りたければ、そういう本を買って読んでください。としか言えない。

裏付けや根拠なんて、どうでもいいんですよ。
あなたはあなたを好きでいてあげて。世界一の理解者でいてあげて。

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