お受験もインターも対応!4-6歳向け計算練習問題
はじめに
みなさん、4-6歳の子のための計算練習は何を利用していますか?
100均の練習帳?
それともスマホの計算ゲームアプリ?
公文?
お受験教室の練習問題?
それぞれ良いところも悪いところもあるでしょう。
今回は、未就学前、年長さんのうちにできるようにしておきたい計算の練習問題を紹介します。
100均の練習問題で良いか?
はい、全然良いと思います。100均の練習問題をちゃんとやっていれば小学校入学前に二けたの足し算は問題なく出来るようになるでしょう。
でも、一回書込むと消すの大変だし、また買いなおすのも億劫じゃないですか?でも同じ練習問題を何度も何度も繰り返し練習しないと計算力は身に付きません。
スマホの計算ゲームアプリで良いか?
ダメです。
まず、まともなアプリがありません。少しのゲーム性があってもいいですが、ゲームをやらせたいのではなく計算力をつけられるように設計されていなければ意味がありません。その意味で、この記事を書いている時点では手軽でろくなものは無いように思います。いたずらにゲームをしたがるクセがつくだけ、むしろ弊害があるかも知れません。
公文式で良いのではないか?
はい、良いです。
但し、スケジュール的に、送り迎えが可能であればですよね。また、子供が公文式の環境が性に合っているかも大事です。あと、ちょっとお金かかりますね。
お受験教室の出している練習問題はどうか?
有名なお受験教室が練習問題も出しています。こうした問題集はどうでしょうか?内容は良いと思いますが、実は100均の内容と大して変わりありません。それなら100均をちゃんとやるので十分でしょう。冷静になって考えてみれば、小さい子供の計算問題なんて簡単そのものな問題しか作れないのですから、わざわざ高いお金を出して「高級な」練習問題をやるのは無意味です。
もっと使い勝手が良くて手頃な教材ないの?
こんな時代なのですからなんかありそうなものですが、丁度いいものが無いなと思ったので、自作しました。長男が年長になった頃、毎日少しずつ作りためて、解かせたものです。このおかげで長男は計算については、得意科目となりました。
どんな特徴の計算問題集か?
確かに子供の問題は簡単です。たいしたバリエーションも有りません。しかし、なんでも良いというものでもありません。計算問題集の作成にあたって以下の点を意識して作成しました。
目標は20までの足し算、引き算の完全マスター
有名小学校お受験対策
有名インターナショナルスクール受験対策
コンテンツの特徴
パターン網羅性
無駄の無さ
プリンターによる再利用可能性
目標は20までの足し算、引き算の完全マスター:問題を解けるようになる、という前に何を目指すのかを明確にしなければなりません。3桁の足し算を暗算したいのであれば別の方法があるでしょう。ここでは名門の小学校やインターナショナルスクールへの進学を意識した内容になっています。
名門小学校のお受験では、「足し算」や「引き算」という問題の出方はしません。しかし実質的に問うていることはそういうことだったりします。「この箱をりんごが通過すると3個減ります。では10個のリンゴをこの箱を通過したら、何個になって出てくるでしょうか?」という問題は引き算が分かっていれば瞬殺です。経験的に、20までの足し算、引き算まで分かっていればお受験は十分対応できます。
インターナショナルスクールの小学校のお受験でも算数は問われることがあります。理由は、欧米の小学校は9月に新学期ですが、日本で言えば年長さんの9月の時点で、欧米では小学校一年生だからです。このため、日本の年長さんの秋の時点で入学試験で2桁の足し算引き算が問題で出てくる場合があります。日本のお受験と違って、容赦なく計算式で問われるので計算式が分かっていないと手も足も出ないでしょう。このためこの教材では通常の計算式で理解することを推奨しています。
コンテンツの特徴
パターン網羅性:20までの足し算引き算の計算問題はバリエーションは少ないです。ということはパターンが明確にあります。例えば、1から9までの2つの数字の足し算の組み合わせは9×9=81通りしかありません。でも81個一気に対応するのではなく、細かく段階を踏んでレベルアップしていきます。最初は合計が5以下になる足し算から始まります。この組合せはたったの10通りしかありません。こうして難易度別に段階を細かく設定し、それぞれの段階に応じたパターンを網羅することで教材として高い完成度が実現出来ました。
無駄の無さ:パターンの網羅と表裏一体ですが、無駄なことに時間を費やすのはもったいないので「これだけやっていれば大丈夫!」と思えるような内容を目指しました。抜け漏れは無いが、無駄なダブりも無いと言えるよう、個別のテーマごとに問題を厳選しています。
プリンターによる再利用可能性:他の問題集を購入する場合、自宅でプリンターでプリントして同じ問題を何度も練習するということが出来ません。このページのこの問題だけ、10回でも20回でも練習したいということが普通に起こります。そのために同じ教材を10回も20回も買いなおすのでしょうか?あるいは勿体ないから練習させること自体を諦めるのでしょうか?答えは簡単で、自宅のプリンターで必要な時に必要なページだけ必要なだけ印刷して、何度でも練習すればいいのです。逆にそういう教材でなければ価値が発揮できないと思います。
本教材は、以下でご購入頂いてからPDFでダウンロードして利用して頂けます。問題パートはA4縦で65ページです(もちろん、解答パートでは全ての問題の解答が記載されています)。1ページずつ完結する形式なので、毎日1枚ずつ、あるいは2日に一回1ページずつ取り組むような使い方を想定しています。他の勉強を始める前の肩慣らしとして、10分以内に解けるレベルのページを本日の課題としてプリントしてあげると良いと思います。子供が乗り気じゃない時はお休みしてあげてください。算数嫌いな子になってしまっては元も子もありませんので!
それでは楽しい子育てを!
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