The 4th Theme 奄美大島と世界の女性の存在

 こんにちは。ユイ。です。今回は、The 1st Theme「ジェンダー平等×奄美大島」でふれた、私の地元である奄美大島、そして世界の女性の存在について、もう少しお話しさせていただきたいと思います。

 The 1st Themeでは、奄美大島に「女性をたてる」文化があること、そして、それに対する私の考えを書きました。でも、実はこれだけじゃないんです。

 奄美大島には、「ノロ」と「ユタ」の存在があります。
 ノロとは、地域の祭祀を取り仕切る祭司や神官のことです。神人と呼ばれることもあり、祭祀の間は自らに神を憑依させることから、神そのものになる存在とされています。
 一方のユタは、民間霊媒師であるとされていて、霊的問題のアドバイスや解決が生業です。

 反対の立場にある存在ですが、この2つには、ある共通点があります。それは、これらになるのが「女性」であることです。
 ユタに関しては、男性も少し存在するようですが、本来は女性がなるものだとされていたようです。

 ということは、奄美大島において、女性はとても特別な存在だったのではないかと考えられます。だって、神様とか、霊媒師とか、何がとははっきりは言えないけど、特別な人だからこそなれるような気がしませんか?
 それに、私が持っている知識を掘り起こしてみたのですが、奄美大島を創った創造の女神「アマミコ」の存在もありました。
 こんなことを踏まえて考えて、こう思いました。もしかして、私の故郷である奄美大島は、女性の存在があったからできたんじゃないかなって。

 でも、もっともっと考えてみて気がつきました。よく、「母は強し」って聞きますよね?それに、人類の創造においても、女神様っていますよね?やっぱり女性も男性と同じくらい大事な存在で、ということは、同じように扱われるべきなんじゃないでしょうか。

 まさか、自分の故郷がこんなかたちでSDGsと絡めることができるとは思いませんでした。「灯台もと暗し」ですね。意外と近くに、世界について考えるきっかけになってくれるものってあるんだなぁ…。

 ということで、奄美大島、そして世界における女性の存在について書かせていただきました。あまり馴染みのない内容だったと思いますが、いかがでしたか?「面白かった!」って思っていただけていたら嬉しいです。
 それでは以上です!ありがとうございました!