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現代はバビロニア式奴隷制度?

ポスト資本主義という言葉が年々聞かれるようになってきました。

資本主義のその先についてちょっとずつ調べていく中で、貨幣論という学問があることを知りました。

先日noteでも書いたお金の向こうに人がいる、おすすめです。

そしてその中で、現代はバビロニア式奴隷制度である、となんともパンチのある表現を見つけました。

バビロニア式奴隷制度とは、借金をかたにして返せない人を奴隷として労働力を搾取する仕組みのようです。

ではなぜ現代も同じなのでしょうか。
それは①お金は誰かの借金②借金には利子がつくから です

そもそもお金は誰かが借金して(誰かに貸し付けて)、はじめて生まれます。(銀行はあげるのではなく、貸しますよね)

具体例で考えるとシンプルです。

ある世界には11人しか人がいないとします。
そのうちある1人が10人に100万円、合計1000万円を貸して、1年後に110万円返してくれ、と各自に言いました。

すると、当たり前のことですが、1年後に110万円を全員が返すというのあり得ないということです。なぜならそもそも1000万円しかこの世界ないのですから。

つまり借金によってお金が生まれる限り、誰かは絶対に返せなくなり、返せない人は労働によって返すしかなくなる、ということです。

これがバビロニア式奴隷制度ということです。

ではお金を貸しているのは誰か、通貨を発行している日本銀行とはどのような成り立ちなのか、調べていくと見える景色が変わってくるかと思います。

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