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イシューから始める

30代に突入したので、20代で読んでよかった本を読み返そう企画#2です。

今回は言わずと知れた名著「イシューから始めよ(安宅和人)」を読み返しました。

- バリューのある仕事は、イシューの質が高く解の質が高い
- 解の質が高いがイシューの質が低い仕事をどれだけ沢山しても、バリューのある仕事には到底到達できない
- なので、イシューからはじめよ
- そしてイシューとは、”自分のおかれた局面でこの問題に答えを出す必要性の高さ”

学生時代、仙台から青春十八キップで帰京する際にはじめて読んだときは、ふ~ん、という感じでしたが、以降何度も読み返し、読むたびに自分の仕事を省みる機会になる一冊です。

本書で言われるほど質の高いイシューではなく、ずいぶんレベルの低い話かも知れませんが、どんな仕事でも、何を解決するのか、どこで戦うのか、ということを真っ先に考える習慣がついたのは間違いなく本書のおかげです。

戦略とは戦いを略すと書くように、何でもかんでも戦わず、自分が力をかける土俵はどこなのか、これを見極める力は、モノからコト、消費から共感・応援といわれるような現代において一層重要になるのではないでしょうか。

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