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日田わさび(山葵)

山の中で作られる日田わさびは江戸時代から続くのだと云う。日田杉と清水に恵まれた山の中で栽培される。杉林を伐採して作られた耕地は狭いけれど適度な暑さ、日差しを優しく遮ってくれると、パンフレットに書かれている。日田の水は東京でも飲んでいた。そのころ日田は九州のどこにあるのか知らなかったけれど、福岡に来たら意外と近い大分県にあるのだと知った。ドライブで気軽に行ける距離だ。日田蒸留水の工場の前を通った時、ここから東京に運ばれてきていたのかと思ったら、懐かしい高輪のギャラリーでの想い出が蘇ってきた。珈琲は日田水で頂いたからだ。ちょうどその日は夏のはじまりのような日でとても暑く、これが盆地なる由縁だと体感した。けれど杉の森林の中に入れば空気は一変する。

天神大丸の1階にあるAUX BACCHANALESで時々打ち合わせをする。東館ととの間のパサージュに面していてよくイベントをしている。そこでこの商品に出逢った。関東にいると山葵は富士山の麓のもの、静岡産を思う。まさか大分県産があるとは...... 地域の名産品は大量生産はしていないので次にどこで買うの?となると難しい。だから産地直送の販売会は街中のどこかしらで頻繁に開催されている。これは、農業者になりたい若者のために農業基盤を作るため、山を守るためのプロジェクトでもあるそうだ。


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   JAおおいたわさび部会/JAおおいた中西部事業部・園芸2課  ☎0973-23-7646

 

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