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2024年4月12日の日記:

バイトの出勤日が1日ずれることになり、今日は丸一日休み。母から「スタッドレスタイヤをノーマルタイヤに履き替えよ」というLINEが入っていたので実家へ。田舎一人暮らしあるある。「スタッドレスタイヤは実家に預けている」。雪が降る地域だけのあるあるかもしれない。

実家には自家用車がたくさんある。世帯員の数より多い。これは田舎あるあるか。車がないと生きていけない過疎地域ということだ。公共交通機関と云えばコミュニティバスが一日に数本走るのみ。しかも通勤通学用のため朝夕に集中している。免許返納するには結構ハードルが高い。

昔の人は田舎の車社会がこういう状況を生み出すと予見できなかったのだろうか。いや、たぶんみんな分かっていた。分かっていたというか、私が学生時分ですら公共交通機関ではまともに移動できなかった。それを放置していたとしか言いようがない。早く自動運転が実現しないかな。でも「車があれば」生活できるだけ、うちの地元はまだましなのか。

タイヤはすでに地元の整備工場で預かってもらっているとのこと。昔ながらの自動車整備工場で、職人気質な社員さんたちはみな親切で優しい。私みたいなおどおど人間とは全然性格が異なる人たちだけれど、何となく接しやすくておしゃべりが進んでしまう。

子供の頃を思い返すと、田舎は私みたいにおとなしめ?の子もやんちゃな子も、同じグループの中で成長していくよさがあった。子供の頃は1学年1クラスで、部活動すらなかった。気の合う者同士でコミュニティを作るなんて余裕はない。今風の言葉を使うなら、否が応でも『多様性』を認めないとコミュニティが形成できない社会だった。排他的だとか田舎の人間関係にもよくないところはいろいろあるけれど、過疎が進んだ今となっては(本当は)そんなこと言ってちゃもう生き残れないと思う。消滅してもいいのならそれでもいいけれど。

タイヤ交換をしてもらっている間、「これはすごく便利」とおかみさんがキャッシュレス決済の機械を見せてくれた。非接触型とQRコード決済に対応していてで確かに便利だ。手数料も以前使っていたものより安くなったらしい。銀聯カードでも決済できるとのこと。ただ、この整備工場に中国人観光客は来ないだろう。

タイヤを履き替えて、また1時間かけて家に帰る。途中、ちょっと用事を思い出して、就労継続支援をしている団体さんのところへお邪魔しようと思ったが、アポも取っていないので本当にじゃましてしまう可能性を感じ、行くのをやめる。そして意味もなく天下一品でこってりMAXとライスのセットを食べる。また胃が悲鳴を上げている。何か行動しようとして、実際には何もできていない。無意味に時間だけが過ぎていく。

東京では面白そうな催しがやっている。いいな。東京は。バスも一日100本ぐらい走ってるんだろうな。免許返納し放題なんだろうな。東京は。

私にも一応にぎ名がある。ナウシカの声優でもやってそうな、可愛いにぎ名を授かった。他の人のはあんなに変な名前ばかりなのに。一応ほかおにもサブスクに該当するのだろうか。Nintendo Switch OnlineとAmazonプライムは解約を検討してしまうほど使っていない。早くマザーをクリアせねばと思う。ゲーム、ムズカシスギル。

こうやってダメな1日を晒すことで生活を省み、自らを律するのだ。律するのだ。りっする……。リッスルリッスル。……すごくよくない。ダメだ。ダメになる。もうダメになってる。

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