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撮りたいと思ったからシャッターを切っただけ

※つながる写真、この連載は365日毎日欠かさず、写真と日常と旅をテーマに写真と言葉で文章を綴っています。

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写真をもっと知りたいと、とか上手くなりたいとか思って、少しづつわかってくるとだんだんシャッターを押すのも嫌になったり、写真自体と距離をおきたくなったことはあるでしょうか。

ぼくは定期的にもやもやを抱え、そのたびに写真をどうしたものかと思います。

そもそも写真をする、というのはどういうことなんでしょうか。

思えば、写真に触れた印象的な出来事といえば小学生の時に引率のカメラマンさんが撮ってくれていた写真です。

当時はデジタルカメラもなかったので、遠足後に廊下に掲示された写真を真剣に眺めて、買いたい写真の番号を封筒に書いていました(気になる子の写真なんかもよく見ていたな)。

なんだろうな〜、別に特別綺麗に撮られたとかではなくって、シンプルな思い出写真だったんだけど、アルバムには今でも大切に挟んであって、気が向いた時に見返しては、思い出して蘇るというか心がホッとします。

これが写真をするということの1つの答えだと思っています。
そんな写真をぼくも残せたらいいなぁと思っています。

「写真をする」ことの目的や理由は、人それぞれです。
そして、それらは時間と共にどんどん変わってもいきます。

ただ、写真をするということについて、大きな大義名分が必ずしもいるわけではないことは知っておいても良くて、ただ撮りたいから撮った、でも良いんだと思います。

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