いつのまにかあのマーク
天気予報の晴れマークがいつのまにか増えていた。
明るいオレンジではなく、きっつーい赤色太陽。見るだけでしんどくなる。
見た瞬間に、今日の外出は遠慮させていただきたくなるもの。だけど、予定はあるもので今日も外出した。
すれ違う人々を見て、この圧倒的な猛暑でよく出かけれるなぁと(自分も同じなのに)と思いながら近所の商店街を歩いて過ごした。
慣れ、っていう感覚?は、大した特殊能力で2年前にはよそ者感で歩いてたこの街の景色も商店街も今では当たり前のものになった。
あまりに慣れすぎて部屋着で行くことにも抵抗感がないぼくに、妻は東京なのにそれで大丈夫?って言ったのだ。
東京。
西の人間として、とても憧れた場所だった。
学生時代までは行くたびにオシャレをして、気合いを入れて表参道でスカウトされないかと歩いたものだ。
自分にとって当たり前になることは、居心地が良い場所が増えたとも思っているんだけど、かつての感覚でまた同じ街を歩きたいなぁなんてのも思ったりする。
それだけ、知らない場所に触れるという出来事は魅力的なのだ。
それではまた明日。
容赦ない暑さに慣れて平然と過ごせる日はこないと断言できる。
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