見出し画像

日記#13 タイトな病院スケジュールの日

2023/09/13

今日は朝から病院受診。術前麻酔クリニックと歯科と女性診療科(いわゆる産婦人科)。予定では麻酔科の次に女性診療科で、それらの間に要血液検査。それから歯科。朝の9時からお昼頃までの予定。

実際は麻酔クリニックで結構待ったことで予定がずれ込み、また私が認識していなかった歯科のレントゲンも入り、麻酔クリニック→採血→レントゲン→歯科→女性診療科の順番になった。

病院には電車で通院したのだが、到着した頃は貧血で息切れやふらつきが酷く、麻酔クリニックの待合室では横になって待たせてもらった。また看護師さんに水をお持ちいただいた。やさしい。

麻酔科の先生は最初の開腹手術の時と同じ方だった。茫洋としてどことなく大きなシロクマのような雰囲気。岸部シローを若くしたような感じかも。ゆったりと落ち着いた口調で必要な説明をしていただく。硬膜下麻酔と神経ブロックのいずれかを選ぶことになったけれど、より痛みがマシな方が良いので神経ブロックよりはリスクのある硬膜下麻酔を選択した。まあ最初の手術でも硬膜下麻酔で問題起きなかったから大丈夫だろう。私の手術は100%中90%以上大丈夫だと太鼓判をおしていただいた。やったね。

採血はいつも通りの進行。担当の方は前回入院時にお世話になったベテランナースさんと年齢や雰囲気が似ていた。まあまあおばあさんである所が安心感の所以になるタイプな人だ。その後診療科の呼び出し(ここの病院では受付時呼び出しベルの鳴る端末を配布される)が来そうな気配はなかったのでレントゲンへ。機械カミカミしてたら無事終わった。

それから歯科に問診票を書くために呼び出され、その後続けて歯科受診。待ち時間が結構あってその間座っていられたため体調がまずまず回復した。歯の状態は手術的に大丈夫な模様。あさって行きつけ歯科で治療する歯があるけど、それもそっちで診てもらったらオーケーのようだ。

最後に満を持しての女性診療科。2週間ぶりのキリスト先生である。やっとストーマ閉じられるねと爽やかな笑顔。ふらつきや息切れが酷いことをお伝えすると、今副作用が出てきているので一旦抗がん剤は休薬して鉄のお薬を飲み手術に臨むということになった。今回の入院は外科病棟なので入院中キリスト先生にはお会いできないかなと思っていたけど、また(入院中)行くからねと仰っていただけた。やさしいし嬉しい。

病院はやっぱり落ち着くし安心する。そこにいる方々のおかげだ。メンタルもちょっと元気になった。入院は来週金曜日。その翌週に手術。今からドキドキだけど死なないように頑張るぞい。外科の先生も麻酔科の先生もまず大丈夫って感じだった。明らかな不安材料がないのは良いことだ。

整体の予約を取っていたので一度病院と駅を結ぶシャトルバスに乗り駅前へ。今回もいい感じにほぐしていただく。施術により確かに体が軽くなっている。こういうのは一進一退らしいので今後も通うことにした。

再びバスに乗って病院へ戻る。コンビニで有線イヤホンとなげわ、新発売のおにぎりを購入。カナル型のキャップを無くしがち。そして一旦外れたキャップはどこにも存在しなくなる。妖怪キャップ隠しが私の部屋には存在する模様。

薬局で処方薬を回収してまた病院へ戻りラウンジで休息。貧血過ぎて一つ一つの行動の間に休憩を挟まないことにはやってられないのだ。久しぶりにカップアイスを食べる。おいしい。ダッツもおいしいけど高いからなあ。割と普通のカップアイスでもバニラ感があればオーケーよ。

後はもう帰宅するだけ。いつもなら書店やスタバに寄ったりするけど、今はしんどいので早めに帰ろうと思う。朝9時に病院について、現在16時。なんだかんだで1日病院およびその方面で過ごしたな。来週の緩和ケアの日の翌日に入院する。だんだんと迫るXデーに向けて準備の1週間にしようと思う。

今日の日記はここで終わり。読んでくれたあなた、お疲れ様でした。きっと良き人だと思います。また気が向いたら何の役にも立たない日記ですけどご自由にお読みください。

それでは次の日記で。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?