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Xperiaがタッチ切れ状態になったら無償修理してもらおう(2016年9月15日)

※これは2016年9月15日に書いた記事です


僕はAndroid端末のXperia Z3Compact(SO-02G)を使っています。

かれこれ1年ぐらい使っているでしょうかね。

もっとかな?

現在はFreetelのSIMを刺して運用しています。

そんな愛機にトラブルが発生しました。



Xperia Z3Compact




ステータスバーからメニューが下がってこないしホームボタンも効かないし

それは忘れもしない、艦これAndroid版をダウンロードした時のことでした。


そういえば艦これのAndroid版がもう開放されてるんだったな! やってみるか!


という感じでDMMのアプリマーケットからアプリを落としてさっそくログインして遊んでみました。

そこで気が付きました。


あれ? このゲームどうやってやめるんだろ? ホームボタンが表示されてないから画面上からズルっとスワイプして通知パネル出せばいいんじゃないの? 出てこないんだけど


一度スリープしてもゲーム画面から変わらないので、仕方なくAndroid自体を再起動しました。


なんだよこれ、クソゲーかよ!


艦これへの憎悪を募らせていると、そもそも通常時でも通知パネルが下げられない状態になってることに気が付きました。

まあ形あるものはいずれ壊れる定めなので、仕方ないな・・・と諦めて『通知パネルを下げるだけ』のアプリ(ウィジェット)をインストールして耐え忍ぶことにしました。


まあ少しめんどうですし、フルスクリーンで表示してくるようなアプリだとホームボタンが表示されないので、ホームに戻れないからウィジェットも叩けないからやっぱり通知パネルを下げれないってことになります。

まさに艦これがこれですね。


ずっとこんな感じなのかな・・・


と思っていたのに1日もしないうちに状況が一変しました。




『ホームボタンも効かない! 戻るボタンも効かなくなった!』




はい、ホームボタンも戻るボタンも効かなくなってしまいました。

つまり、アプリを起動したらそれまでです。

もう再起動するしかありません。


ちょっと見にくいですけど、こんな感じで画面の上下が全く反応しない状態です。



Xperia Z3Compact


ちなみに画面を回転させて横向きにしたら反応して使えていたのですが、半日もしないうちにこの状態でも効かなくなりました。

希望を与えられてそれをことごとく捻り潰されている気分です。

これで画面の上下左右が反応しない状態になりました。




タッチ切れと呼ぶらしい

ググッてみると、タッチパネルの高機能化だったり高性能化に伴ってタッチパネルの一部が効かなくなる現象も増加傾向にあるようです。

そしてこのような現象を


『タッチ切れ』


と呼ぶそうです。

基本的なタッチ切れの原因はタッチパネルの故障であるため、タッチパネルの交換が修理方法となることが多いそうです。

ちなみにXperia Z3Cでは、タッチパネルはディスプレイとほとんど一体化しているようで、タッチパネル+ディスプレイの交換になるようです。



さらにググると、アマゾンさんで売ってる事が判明しました。

修理出すと新しいスマホが買えるレベルの金額を要求されるので、1万円弱で部品が買えるなら自分で直すのもアリか・・・。

でも結構難しいそうな。

ネット上での『難しい』も『簡単』も全然アテにはなりませんし、購入した部品が不良品である可能性もなくはありません。

うーむ、どうしたものか。

悩ましい。



さらにさらにググると、なんと同機種で同様にタッチ切れを起こして困っている人が結構いることが判明しました。

なんでも、ハードウェア的な問題(不具合?)が原因でソニーモバイルでも問題になっているそうな。

そんなこんなで、ドコモショップに修理に持ち込んだ人が見事『無償修理』を勝ち取った報告を載せていました。



これは・・・下手に自分で修理をするより・・・無償修理対象である可能性にかけてみるべきか・・・



見積もり取るのはただですし、自分で直そうとしてもっと壊れたら嫌ですしね。


いざドコモショップへ

まず準備

無償修理という可能性がある以上はドコモショップへ行って相談からの修理依頼という流にしたいところ。

勿論無償で。


ということで、ドコモショップへ持っていく準備をします。

まずはマイクロSDカードを抜きます。

必要ないですからね。

メールとかも見られたら嫌ですし、SNS系のアプリも見られたら嫌なのでアカウントを削除しておきます。

壁紙とかはデフォルト状態なので問題なし。

見事無償修理だった場合、おそらくその場で端末を渡すことになると思うので、nanacoやらedyやらのおサイフケータイ系の電子マネーもセンターの方に退避しておきます。

SIMカードも抜いておいて問題ないでしょう。

ドコモの回線で使っているわけでもないですしね。



ショップ窓口へ

ドコモショップへ来店です。

総合駅付近のちょっと大きめの店舗にしました。

大きい店舗の方が同様のケースを扱ってくれている可能性が高いので、すんなりいってくれるのを狙ってのことです。



整理券を取って、待っているとすぐに順番が来てカウンターで対応が始まりました。

とりあえず症状を伝えたところ「有償修理になりまして、おそらくこのぐらいになると思います」といって5万円近くの見積もりを出されたので、「この故障についてはメーカーが無償修理の対象にしているってネットで見たんですが、メーカーに確認してもらうことは出来ますか?」といった感じで聞いてみました。



すると店員さんがどこかに電話して聞いてくれました。

おそらくソニーモバイルの修理担当の窓口でしょう。

ちなみにその時の店員さんのやり取りを聞いてみようと思って聞き耳を立てていたのですが、全く聞こえませんでした。

目の前で電話してたんですけどね。

すっごい小さい声で通話してるんですよね。

あれで電話口の人は聞こえてるんでしょうかね。



電話を終えてさらに奥へ引っ込んでから現れた店員さんは『すいません、お見積りでこの金額とお伝えしましたが無償で結構でした』と謝ってきました。

さらに、「もし電池パックに問題があった場合に、交換するか、問題があれば交換するか、交換しないか、をお選び頂きたいのですが」と問うて来ました。

問題があるなら修理に出してるんだから修理しろよ、なんで修理せず返す選択肢があるんだよw』と思いましたが、電池パック(バッテリー)交換は1万円弱かかるそうです。

まあバッテリーが問題なんだったら当然修理して貰わないと困るよなってことで、『じゃあ問題があったら交換しておいて下さい』と答えておきました。



その時は『バッテリー膨張が原因で基盤圧迫して不具合とか出てるのかな?』と思ったのですが、店員さんはバッテリーのヘタリのことを『問題があったら』と言っていたようです。

多分いろんな修理の時に絶対聞くマニュアルになっているのでしょうね。



まとめ

ソニーモバイル(ソニー・エリクソン)製の端末すべてではないと思いますが、少なくともXperia Z3 Compactではほぼ確定で無償修理して貰えます。


まずは各キャリアのショップへ修理の相談に行きましょう。

窓口担当者さんはおそらく症状を確認した後に規定の修理費用を見積もりしてくれると思います。

そこで


「このケースの場合はメーカーが無償修理の対象にしているってネットで見たんですけど」


といった感じの事を言ってみましょう。

すると窓口担当者さんがメーカーに問い合わせの電話をしてくれるので、無償修理ということになるかと思います。

ここでの注意点は、他に故障の原因となるような外傷や水没がしていないことです。


ちなみに端末を修理に出す際は全データをリセットすることになるので、予めバックアップしてから行くのがいいでしょう。

おサイフケータイを使っているようであれば電子マネーもセンターにあずけておきましょう。




後日談

愛機のXperia Z3Compact(SO-02G)をドコモショップに修理に出して10日が経過したあたりでソワソワし始めました。

Z3Cの主な使用用途は、セブンイレブンでの買い物時のおサイフケータイ、日中の外界の騒音を消すためのノイズキャンセリング、浴室で動画やTwitterをするための防水スマホ性能です。


そして『いつか電話がかかって来る』という事実が僕の精神衛生を蝕んで行きます。

僕が魔法少女ならソウルジェムが濁っていっています。

その重圧に耐えられず、業を煮やして12日目でこちらから確認の電話をかけてみることにしました。



僕「先日そちらで端末の修理の依頼をした者なのですが、もう修理が終わってたら取りに行こうかなと思って確認の電話をしてみたのですが」

店員さん「そうですか、もう修理完了メールなどは受信されましたか?」

僕「あ、いや、白ロムなので特にメールなどは受信してないのですが」

店員さん「そうですか、それではまずお客様のお名前などを・・・」

(必要な情報のやりとり)

店員さん「はい、それではお調べしますので、少々お待ちください」

僕「はい」

(待つこと数分)

店員さん「お待たせしました、えー、確認したところですね、もうメーカーの方には届いていて、修理に必要な部品の準備などに入っているところのようです」

僕「あー、えーと、なるほど、修理のフローには入っているってことですね」

店員さん「はい、そうですね、そういうことになります」

僕「あとどのぐらいかかるかとかは・・・わからないです・・・よね?」

店員さん「ええ、そうですね、修理完了の連絡をお待ち頂くということになります」

僕「そうですか、わかりました、じゃあお願いします」

店員さん「はい、それでは失礼します」



うん、まだかかりそうですね。

輸送の期間を差し引いても店舗かメーカーで結構な期間待たされてたんだろうなと思うと、ドコモショップの店員さんに忘れられていたか、ソニーモバイルの修理センターに似たようなケースの修理品が沢山持ち込まれているってところなんでしょうかね。



そしてさらに待つこと数日、ドコモショップさんから電話がかかって来ました。

電話の内容は修理が完了してショップに届いたということと、電池パックは問題なかったから交換はしていないということでした。

無償で修理が出来たということですね。

そして修理に持ち込んでから16日間かかりました。

結構待ちましたね。



早速ドコモショップに受け取りに行くと、軽い本人確認があった程度で端末を返して貰えました。

液晶側は当然としても、背面側にも新品に貼ってあるような保護シールが貼ってありました。

背面も一緒に交換してくれたんでしょうかね。

よく見てみると溝の汚れなどもなくなっています。



『なんかキレイになって帰ってきたー!』


交換品



修理状態の確認をしつつ心のなかで喜んでいると、店員さんが修理に関する書類を渡してくれました。

内容としては、

お申し出事象「タッチパネル不良」に対して、タッチパネルの故障を確認しましたので、フロントケース(フロントケース、液晶、タッチパネルが一体となった部品)を交換しました。
その他お申し出内容「電池劣化50%未満」の発生を確認出来ませんでした。
お申し出内容以外に、microUSB接続口のカバーの破損を確認しましたので、microUSB接続口端子カバーを交換しました。
受付商品をご返却する前に、最新のソフトウェアを書き込みました。
電池劣化検査を実施し、良品と判断しました。

とのことでした。

USB接続口の交換は優しさなのか、この程度を請求するのもバカらしいからなのか。

まあ何にしても無償で直ってしかもキレイになっています。

待った甲斐があった。

よかったよかった。



というか、電池交換の話はやっぱり故障自体には関係なくてドコモショップがマニュアル的に勧めているんですね。

インセンティブ出るんでしょうかね。


しかばね一葉


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