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衣装は『つかみよりつかみ』

個人的に劇場やテレビで漫才師を見ていて、『この漫才師いいな』と思うポイントはネタの面白さは勿論のこと舞台衣装の統一性やカッコ良さで好きになること多いです。『この衣装カッコイイな』『この衣装は2人を強調してるな』『この衣装は2人を印象づけてる』など。

【コウテイ】
個人的にコウテイが1番好きです。コウテイは2人揃って真紅のマオカラースーツで『ダークホース感』が強くて好きです。コウテイの奇天烈な漫才に負けないクールな衣装で惚れそうになります。今年のM-1グランプリで逆光を浴びながら『M』の文字から真紅の2人が登場するのを期待するばかりです。

【銀シャリ】
銀シャリは真っ青のスーツでネクタイが赤という印象に残りやすい見た目で正統派漫才を強くサポートしてくれてると思います。最近は紺色のスーツを着用してるらしいですが、何だか色気があってそちらも良かったですね。

【霜降り明星】
霜降り明星はスーツはシンプルですが、ネクタイが2人とも黄色でお笑いの『明るさ』を感じることができます。また、せいやさんは半ズボンでやっていて、そこからせいやさんの『活発さ』を強く感じることができます。

【トット】
緑がとても映えてます。赤色や黄色や青色などのスーツはよく見るんですが、緑色はトットが初めてでビックリしたというのがあって印象強く残ってます。でも最近はこの緑のスーツを着ていないらしく少し残念でもありますが、それは本人たちが決めることなのでしょうがないことですが。


【オズワルド】
吉本っぽくない芸風と呼ばれることが多いですが、サスペンダーの衣装はあまり見たことがないしキャラも強いと思ってるので個人的には吉本っぽいなあと思います。


【三四郎】
小宮さんは意外と青のイメージがないのですがいざステージに立つとカッコ良さが増幅します。相田さんが黒髪の時より、自粛期間中にした金髪の今の方が何だかバランスが良い気もします。


【ミルクボーイ】
内海さんは漫才協会所属なんじゃないかってくらい緑がかったスーツにオレンジのネクタイで『漫才師!』って感じの印象を受けました。駒場さんは光沢感のある青いスーツで、渋さ輝いてますね。あとこれは関係ないですが、カジュアルなスーツから隠しきれてない筋肉が良いですね。



【キングコング】
新しく宣材写真を撮った時や、昨年の『ENGEIグランドスラム』にて着ていた衣装。
若くして売れたコンビといえば必ずキングコングの名が挙がります。最近では絵本作家など色々なジャンルで活躍する西野さん、カジサックとしてYouTube界でも活躍する梶原さんが『キングコング』として紅いスーツを身に纏い、渋さを兼ね備えてセンターマイクの前に立っているお二人の姿は漫才師としてのカッコ良さが抜群でした。

まだまだ紹介したい芸人さんは沢山いるんですが、今回はこの辺で。もっと素晴らしい衣装を身に纏ってる芸人さんがいると思うので探してみたいと思ってます。

衣装は漫才の『つかみよりつかみ』と書かせていただきましたが、漫才師が『どうも〜』と袖から出てくる時に見えるのは衣装、と同時に聞こえるは声。声も『つかみよりつかみ』だと思ってます。
衣装は個性が出るし、漫才の質を高めてくれる物だと思ってます。衣装が全てとは言いませんが、『この芸人さん衣装凝ってるなぁ〜』と思った人は好きになってしまいます。

そろそろM-1グランプリ決勝が近づいてきましたが、『M』の間から光を纏い衣装を輝かせて出てくるのはどのコンビなのか、とても楽しみです。

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