Googleドキュメントの音声入力を使いこなす
Google for Education認定トレーナー/コーチの笠原です。
みなさんは何か文章を書く時に、どのくらい音声入力を利用していますか?
なかなか職場だと音声入力は使いにくいこともあるのですが、自宅である程度書くことが決まっているときには、自分はバンバン音声入力を利用しています。
スマートフォンの音声入力はもちろん、パソコンの場合はGoogleドキュメントの音声入力をよく使っています。
Googleドキュメントの音声入力の方法
Googleドキュメントで音声入力を利用したい時には、メニューのツールから「音声入力」を選びます。
メニューから「音声入力」を選ぶと、画面にマイクのアイコンが表示されます。
このようにクリックでオンオフを切り替えながら入力をすることができます。ちなみにショートカットキーから呼び出した場合は、いきなり入力がオンになっているので一手間少なく音声入力が使えます。
音声入力の制度はどのくらい?
問題は入力の精度です。ChatGPTに適当に作ってもらった以下の文章を試しに音声入力してみます。
自分が普通に練習無しに話して入力するとこのくらいの結果に…
割と早口で話したせいで、句読点がイマイチですね。句読点については読む速度がゆっくりの方が上手くいきます。
漢字の変換などについてはまずまずの精度であるので、タイピングよりもだいぶ入力速度が速いのはメリットですね。
修正にChatGPTを使う!
音声入力の価値が劇的に向上したのは、ChatGPTの登場が非常に大きいです。
つまり、ChatGPTに「音声入力したこの文章を読みやすく直して!」とお願いすると、一瞬で文章の変なところを直してくれます。
例えば、上の文章をChatGPT3.5に修正をお願いしてみると…
句読点問題が見事に解消されていますね!
もちろん、ChatGPTだけでは完璧にならないこともありますが、3.5でさえこのくらいの精度で修正をしてくれるので、間違いなく生成AIの力で音声入力の使い勝手は向上しています。
ちなみにGeminiに修正をお願いすると、高確率で文章まで書き換えられてしまうので現状ではやや音声入力の修正には向きません。
おそらくゆくゆくはこのような二度手間をしなくてもそもそも音声入力の精度は上がるのだろうとは思います。ただ、現状でも相当に使い勝手がよくなっているので、試したことが無い方は是非試してください。
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