Googleで生成AIを学ぶ
Google for Education認定トレーナー/コーチの笠原です。
先日、Googleのオンラインコースに教育者のための生成AI活用を学ぶコースがオープンになりました。
わずか2時間で生成AIの概要と、教育現場に最適化されたプロンプトの書き方を学ぶことが出来るコースになっています。
自分も他のGoogle Championの方が早々と取得する中、ダラダラと遅れてなんとか認定を受けました。
このコースで学ぶメリットを紹介します。
生成AIの仕組みの概要を理解できる
このコースではAIの仕組みや生成AIの特徴から学ぶというコースになっています。
そのため、このコースを仕上げることによって、生成AIの簡単な特徴や性質を理解することができます。
回り道に見えるかもしれませんが、こうして生成AIの特徴を捉えることによって、授業での活用の時の注意点やアイデアづくりのポイントが理解できるので、結構、大切なのだろうと思います。
また、実際に授業で生徒に活用する場合は、生成AIの仕組みを簡単にでも教えてから利用することが望ましいと言われています。そのため、このコースで知識を整理しておくことは、生徒との活用にも繋がるだろうと思います。
具体的な利用の注意点が分かる
このコースの白眉として挙げておきたいのが、生成AIの利用上の注意点をきちんとリスト化して示していることですね。
内容としては色々なところで指摘されてきたことではあるのですが、端的にチェックリストとして提示されていることには大きな意味があると感じます。
教員自身が利用する時のチェックリストとしても、生徒と使う時に提示するチェックポイントとしても活用の幅があるだろうと感じます。
たぶん、なんとなく生成AIが不安という方が、欲しかったものはこれなのだろうと思います。
プロンプト例と改善方法がわかる
生成AIと言えばプロンプトづくりがポイントだということもかなり色々なところで言われています。
このコースでは具体的なプロンプトの書き方と出力に合わせてどのように改善すれば良いかということを学ぶことができるコースになっています。
残念ながらコースの提供が英語のため、プロンプトの例は英語になってしまいますが、日本語に翻訳して活用してもきちんと動いてくれるので、一手間かけて活用してみることをオススメします。
提供されているプロンプトは比較的初心者でも活用しやすいものになっているので、このコースの課題を実際に試してみれば、おそらく修了する頃には自分なりの使い方ができるようになるかと思います。
証明書がもらえる
全体の復習テストに合格すると証明書がもらえます。
コース全体の振り返りとして意味があるのと同時に、なんとなく証明書がもらえると嬉しいですよね(笑)。
周りに自慢してください。
このコースをきちんと職員研修として、多くの教職員が取り組める学校はかなり差がつくだろうなぁと思いますね。
今回も読んでいただきありがとうございました。シェア、コメント、いいね!をしてくれたら嬉しいです。
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