DXとは、Company/People Transformationである

本日はアーキテクチャセミナに参加をしてきた。
中西宏明さん、冨山和彦さん、松尾豊さん、白坂成功さん、ジェームスカフナーさんという豪華なメンバーであり、久しぶりにセミナーのようなものに3時間以上、しかも最初から最後までいることができた。(興味深いから)

セミナ

参加した時に考えた事を「番外編として」整理しました。


DXが必要な理由

PESTのTが変化し、スピードが半端なく速くなったことそして、全てがつながっている、だからそのスピードの影響が広範囲に影響を出すようになった。既存の企業の組織や仕組みが変化をする際に、彼らが悲鳴を上げるくらいの変化が必要になってしまった。これを乗り越えないとその会社は衰退する。今の仕事マジ重要だと思った。

プロ野球選手をサッカー選手にする位のこと

会社を変えるということは、既存の枠組を変えることである。
プロ野球選手に、プロサッカー選手になれということのレベル。
例えば、いくら巨人の坂本ががんばっても、メッシにサッカーでは勝てない。今の仕事はその競技のプロで無いと価値を出しにくい為である。ということは、メッシ級人材をつれてくるか、若手をそれに育てるしかない。自分の所は、、、今のところその方針が出来ている。メッシじゃないけど、アルシンドとかジーコくらいはできているかも。
しかし、プロ野球選手はそれはそれで価値がある。だから、既存と新規をわけて実行するのが良い。

変革する際の王道

そもそも論、「これを目指しているんだよね」を明確にし、ビジネスをアーキテクチャ化する。
アーキテクチャの変化をするのは改善ではないから相当大変。
そして自分の認知バイアスの範囲内でしか考えられない。
それを破るためには、多様な人を会話をしてアーキテクチャを考える
その際に、そもそも論が明確で無いとグチャグチャになる。だからそもそも論が重要である。自分のところは、あるねそもそも論。SmartCity研究所。

あうんの呼吸は駄目

言葉や図にできないものは駄目、考え抜かれていない。
考え抜くと全てがシンプルになる。考え抜いていないから曖昧になる。
曖昧なまま、あうんの呼吸でやるから、PDCAができない。
そして外部の人が入りにくい。自分のところは、、コミュニケーション改革がある程度できているから大丈夫か。あとは、BPRをマンガ化しているからまずまずかも。

アーキテクティングとエンジニアリングは違う

アーキテクティングはアート、エンジニアリングはサイエンス
経験値だけではアーキテクトになれるわけではないと思う。
教育すればできるが向き不向きはある。
細部を気にする人はエンジニア、大局的にみる人はアーキテクトに向いていると言えるかもしれない。
自分が神であるような感覚を持っている人=決める事が出来る人、がアーキテクトになれる可能性が高い。例えばゼロから憲法を作れる人が良い。アーキテクチャ=憲法であるから。校則改正とか既存の枠組を壊すのが好きだった自分を思い出すと、アーキテクト向きなんだな自分はw。自社には、、、他にも自分と似た人材が多数いる、安心。

全体を通じて、人材マネージメントのメカニズム化が一番難しいだろうということがわかった。ビジネスアーキテクチャ、ITアーキテクチャ、組織アーキテクチャ、最後の1つが本当に重要な世の中になったのだと、感じた3時間であった。

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