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INI -BREAK THE CODE- アリーナツアー 11人の1年間の集大成

INI 1stアリーナツアーおつかれさまでした!誰一人欠けず完走できて本当によかった!立ち会えたことが嬉しくて、この年末年始を大好きなINIと過ごせて幸せだった。

11人がデビューから1年間、自分たちと向き合い成長し、築き上げたものの集大成として、INIらしいパフォーマンスを存分に見せよう!!という意気込みを感じる構成だった。
「HERO」「Yummy」「Runaway」等の踊らない曲がセトリに入らなかったことも、とにかく11人の今だからこそ出せるエネルギーを届けることにフォーカスしたのかなと思った。
1-2年前まで普通の学生だった子たちも含めて、最初のツアーであんなに迫力のあるステージを、そしてVCR含めて一つの世界観を完成させたことに心から感心したし、みんな立派すぎるよ。

ファンミの時は若い女の子が多いなと思っていたMINIのファン層は、私が見る限り幅広くなったと感じた。いつもINIが発信する愛を、ここにいるみんなが受け止め、こんなに多くの人が応援してるんだと思ったら、めちゃくちゃ嬉しくて暖かくて毎公演泣いてた。

BREAK THE CODEが終わってしまった寂しさと、11人がくれた幸せな時間への感謝と、INIが可愛くてみんな丸ごと褒めてあげたい気持ちと共に、ツアーで感じたことを残したい。

西くん
正直、このツアーで1番びっくりしたのが西くんだった。初日の名古屋で、ステージ上の西くんが輝き過ぎていて、めちゃくちゃ西くんが目に入ってきた。少し前まで歌もラップも未経験でバックダンサーだったなんて信じられない。ステージ映えがすごくて、ステージでの安定感と迫力がINIに不可欠だと改めて思った。Password以降の衣装めちゃくちゃ似合ってた。SPECTRA前に、「POP!POP!」の掛け声でペンラを振ってもらう時の盛り上げるパワーもすごい。
INIはアイドルなんだけど、でもなんだか西洸人がいるから、他のアイドルや他のボーイズグループと違う空気を纏えてると思うし、遠くまいけそうな気がする!!って本当に思わせてくれる存在だ。何度でもいうけど、INIになってくれて、アイドルになってくれて、ありがとう。垣間見える繊細な一面もありつつ、いざという時、本当に頼りになる兄貴で、その存在感はINIが1年で築き上げた、ギラギラかっこいいカラーになくてはならないもの。
オーラスの挨拶で「覚悟」「本気」という言葉を何度も言っていたのが印象的だった。その覚悟や本気がステージでのあの目を引く存在感に繋がってる気がした。

柾哉
これまで色んなアイドルのダンスを見てきたけど、柾哉のダンスは何より楽しい。音を身体で気持ちよく表現しながらも、あんなにしっかり顔を上げて、メンバーやファンを見渡し、俯瞰している人を見たことがない。よく観察しているからこそ、柾哉はきっと色んなことを考えているだろうけど、それをあまり見せなくて、MINIの前ではニコニコほわほわして、公演毎にましゃたくパートをアレンジしたり、レミフラのエンディング妖精を真似してみたり、その時その時を楽しんでる気がした。
雑誌で「ツアーではファンサもだけど1人1人と目を合わせたい」というようなことを言ってた柾哉。ステージに近い席で見ていた友人は、柾哉のこの発言のことを知らなかったのに、終わった後に「柾哉はしっかり客席を見てて、ニコニコしていて、好き!!ってなった!!笑」と言っていた。ちゃんと伝わっていて、さすがだ。本当に不思議な引力がある、すごい人。みんなが柾哉の元に引き寄せられてくみたいな。
「1人1人に感謝を伝えたい」と言っていたファンミ。今回は「1人1人にアルバムのどの曲が好きか聞きたい」と言っていた。MINI全体ではなく、INIのことを最初から見ているファンも、少ししか追えてないファンも、色んなスタンスの応援があって、それぞれが違うこと、そして誰も置いてかないことをいつも伝えてくれてるのが柾哉だと思う。あと柾哉が仕切らなくても、MCをみんなで回してるINI大好き。

フェンファン
控えめで落ち着いているフェンファンだけど、その存在感は唯一無二。特に歌声は、J−POP育ちのボーカルメンバーが多い中で、色気があって切なくて美しい。プデュの時も言われてたけど、ちゃんと歌詞の意味をフェンファンという存在を通して表現してくれていると改めて感じた。「Mirror」で感情込めて歌う姿が印象的。エネルギッシュな曲でも、フェンファンの声で、雰囲気が出るから、「BAD BOYZ」の高音パート、気持ち良すぎる。
日経エンタテインメントのフロイニスタッフのインタビューで「一番人間らしい」と言われていたけど、フェンファンという存在を通して表現される歌、パフォーマンス、MC、ブログの言葉がいつも素敵なのは、その「人間らしさ」にあるのかも、と思う。グッズの在庫不足に触れたり、「この先10年と続けて、イケオジのグループになりたい」と言ったり、武道館を「大きなこたつみたいに暖かい」と言ってくれたり、面白い感性大好き。
オーラスで「家族も友達いない異国で孤独を感じることもある」と言っていて、私も外国で寂しさを感じた経験があるからなのだけど、このツアーで1番泣いた。私に出来ることは本当に何もないに等しいけれど、寂しい時、少しでも思い出す景色の中のペンライトの光の1つでいるからね。

たじ
福岡初日のJr.発言には本当にびっくりした。「Jr.みたいなのやらせてもらってた時もあったんですけど、その時ツアーに行ってる人を羨ましいと思ってた。でも最初に回るツアーが自分のツアーで嬉しい。」という言葉。たじが会場を見つめる眼差しや、挨拶の言葉に、これまでの過程を思って、だからこそ今が当たり前じゃないと言ってくれてるのかな、と思うことがあったけど、初めて「ジュニア時代」という明確な過去に触れてくれて、やっぱりそうだったのかなと思えた日だった。
ちゃんと覚えてなくて、ニュアンスだけど、「この景色を見て、この瞬間に答えを出すことはできないけど、この瞬間を、今を大事にしたい」というようなことを言っていたのも素敵な言葉だった。瞬発力が必要なものではなく、日記を書いたり歌詞にしたり動画にしたり、たじは自分の中でじっくり思考して向き合って、何かを生み出すことが得意な人なのかなと思うことがある。今すぐ答えはなくていいから、ツアーでたじが感じたことを、これからどんな形でも表現してくれたらいいな。

大夢
1年前のファンミで、小さくても目がいくと思ったのが大夢だった。少し前まで普通の大学生(にしては才能がありすぎる)だったはずの人がこんなに輝くのかと。そのステージ上の輝き、可愛らしさ、落ち着きは今回のツアーで更に光り、堂々とステージの上でパフォーマンスする姿に圧倒された。突き抜ける歌声が会場に響き渡って最高だったのは勿論で、MCの言葉は誰よりもしっかり喋れていて頼りになる。毎回ちゃんと言葉を変えて、自分の言葉で話してくれる。MINIにいつも感謝の言葉を伝えてくれる11人だけど、大夢は感謝の言葉と共にいつもファンの目線に立ってくれてると感じる。「コンサートの終盤になっても、MINIはまだ終わらないで、まだいける!って思ってるよね?だけど、まだまだ俺らは曲数も少ないから、これからもっと曲も増やして体力もつけて、また来るね」とか「ライブ前に客席から見たけど、遠いよね」とか「うちわを作ってくれて愛を感じる」とか。ファンの目線を忘れない。そしてファンミで言っていた「何年先もまた会いにきてもらえるようなグループになりたい」という言葉をツアーのオーラスで持ち出して、変わらない思いを伝えてくれた。自分の言葉に責任を持っている人だ。「INIとMINIは愛をぶつけ合っていて、愛の強さでMINIに負けない」と言う大夢、どこまでも負けず嫌いで愛しすぎ。

匠海
名古屋公演で「改めて選んでくれてありがとうございます!」と最初に言ってくれたのは匠海だったと思う。いつもしっかり決めるとこで欲しい言葉をくれる匠海。年内最後の公演で、何度も「年内最後だよーー!」と言っていて、22年直接会える最後の公演で、1年の感謝伝えたい気持ちがめちゃくちゃ伝わった。「ここにいるMINIは、ここに来られていないMINIの代表として聞いてほしい」と前置きして話してくれたことは、誰も置いてかないという、匠海の配慮で優しさで、さすが尾崎プロだった。
セトリの中で、音源やMVよりライブが最高で新しい魅力に気付けた曲が「CALL 119」と「AMAZE ME」だった。理由の1つに匠海の生歌の良さがあると思う。「CALL 119」は匠海の♪Call me the 119の叫びから、みんなでブチ上がるのが最高にカッコよかった。「AMAZE ME」は現場でしか感じられない溢れる多幸感があって、それは匠海の生歌の表現力やキラキラの存在感がとても大きいからだと思う。

威尊
本当に楽しそうにパフォーマンスしていて嬉しかった。ファンミの時より格段と、落ち着いて余裕を持ってパフォーマンスしているのが伝わってきた。自分のパートは、ジャケットはだけさせてみたり、福岡ではラーメン食べる仕草してみたり、いつもひたむきに研究して練習して、MINIを楽しませようとしてくれてるのが威尊だと思う。
私が双眼鏡で威尊のチッケムをしていると、最後列くらい後ろの席にいて双眼鏡越しでも、威尊が前の方を見てるか、後ろを見ているかくらいはちゃんと分かる気がしていて、何度も後ろの方まで見て、何度も手を振ってくれていたから、涙で視界が何度もぼやけた。
「この時代、お金を払わなくても音楽は楽しめる中で、こうやって時間やお金を使ってきてくれてありがとうございます。」と言った後に、そうやって例え時間やお金を掛けて来ても席が後ろのことだってあるわけで、そんな私たちに、「楽しめたかな?」って、いつものあの優しい目線と口調で後ろの方に手を振ってくれたこと、忘れないよ。
「後ろの方まで見てくれてる」と思う一方で、表情までしっかり見えないし、前の方が羨ましいと思うことは当たり前にあって。でも、次のMCでは「こっち見てるかな?って思ったら、本当に見てます。家に帰って自慢していいから!」とまで言ってくれる威尊って本当に優しい。
MCになると率先して水やタオルを渡す姿からも分かるけど、メンバーのこともMINIのこともいつも気にかけてくれてありがとう。威尊が幸せで健康じゃないとMINIも幸せじゃないから、やっぱり、威尊が先ずいちばん幸せでいてね。

京ちゃん
瞳がきゅるんきゅるんで、吸い込まれそう。声量が凄くて、どっから声でてるんだろうって思う。暖かく包み込む歌声が会場に響き渡って、耳が幸せだった。MINIは分かると思うのだけど、京ちゃんがほんっとうに心から楽しそうに笑ってる時の笑い声と笑顔ってあって。あれが大好きなんだけど、何度もその瞬間があったことが嬉しかった。何気ない会話して、わちゃわちゃしてる時、本当に楽しそう。パフォーマンス中もいろんなメンバーと目を合わせたり、じゃれあったり理人や威尊のお尻触ってて、オーディションのときの京ちゃんどこ行ったんだろうって思ってた。相変わらず、愛嬌とか苦手で避けてるけど、そこが良いから、一生不慣れでいて。オーラスで、ライブ後にステージの片付けをしてくれる人のことまで触れていて、音楽とは別の道の仕事をしたことがあるからこそ、影で支える人のことまで考えられる広い視野を持った人だと感じた。いつも割と簡潔に挨拶する京ちゃんが最後の挨拶は、会場を見渡しながら、たくさん話してくれて嬉しかったよ。

雄大
スクリーンに抜かれる度に、スポットライトに当たるために生まれてきた人だ、物語の主人公は雄大だ、って思う。決してソロパートが多くなくても、明るい曲でも激しい曲でも、雄大のパートは、雄大の魅力がぎゅって詰め込まれてる。「BAD BOYZ」の♪教えてあげる学びears upのところ、新しい雄大の魅力って感じがして大好き。
「RUNWAY」「We are」「STRIDE」の雄大のパートの、あの目がなくなる笑顔、会場にいた全てのMINIを幸せにしてると思う。なんであんなに純真無垢な笑顔で笑えるんだろう。この世の汚いものを見たことがないみたいに。笑顔も優しい歌声も本当に天使だけど、率先してボケることだってできて、天性のアイドルだ。ファンサしてるときも、楽しそうに前のめりで手振ったりしてるの可愛すぎる。
オーラスで赤ちゃんみたいに泣いてた顔がファンミの時と変わってなくて、嬉しかった。ずっと変わらないでいてほしい。そして隣に浪プリがいてほしい。オーラスで、メンバーのことを「本当にいい奴らで…」と言っていて安心したし、号泣。雄大が伸び伸びと笑っていられる環境がずっと続いてほしい。涙こらえて「たくましく生きていきましょう」という言葉もとてもよかった。

理人
ツアー前に食事制限していただけあってビジュが仕上がりすぎていた。名古屋で最初にスクリーンに映った瞬間、客席ざわついてた。ボンバルダの低音とか、SPECTRAの撃つ仕草とか、決める時に決めて、視線も耳も集めることが出来る理人。理人だけに限らずだけど、11人全員本当に顔もスタイルも良すぎるので、シンプルに歩いてるだけのVCRも素材の良さで優勝していた。福岡公演では涙ぐんで、誰も置いてかないと言っていた。理人の眉毛をハの字にした困り顔のファンだから、その時の表情がこのツアーで一番キュンとしたかも。
「疲れた時にINIが拠り所になれたら嬉しい」と言っていた理人。頑張る原動力になれることを喜ぶと同時に、頑張れない時も受け入れるという理人の言葉が暖かかった。こういうことが言えるのは、理人の大きくて広い心、細かいことを気にしなそうな性格(いい意味で)のおかげだと思う。ひねくれ者だという大夢と心許せる関係になったことからも、威尊が自分の嫌いだった部分を理人が受け入れてくれたと言っていたことからも分かる気がする。


MCでは大きな声でリアクションしてくれて、大きい声で真っ先に「MINIーーーー!!」って呼んでくれる迅は、本当に可愛い。全員に言えることだけど、迅を見てると、本当にMINIのことがまっすぐに大好きなんだなって思える。曲が始まると、豹変して、しなやかでエネルギッシュに全身で表現するパフォーマンスのギャップは大きな迅の魅力だ。
「毎公演泣いちゃうかも…」って言ってたけど、途中からは泣かないでMCできるようになったね。でも、迅が泣かない日も、私は泣いてた。あまりに素直に真っ直ぐに、愛を伝えてくれるから。「最初は自分の名前が客席にほとんどなかったけど、今はこんなにあって…」と言ってた時、なんだかごめんねって気持ちになったけど、自分の努力でここまで来たんだよ、って言ってあげたかった。迅の存在がどれだけ頼りになるのだろうか。声を出してリアクションしてくれること、最高や!大好きだ!と声に出してくれること、私たちが心の中でINIに対して思っている「世界一だよ!最高だよ!」を迅はいつも大きな声でMINIの分まで代弁して伝えてくれる。成人おめでとう!



これからも、INIのみんながステージに立つことを心から楽しんで、キラキラした笑顔で、健康で、幸せでいられますように。たくさんの人に愛されるグループになろうね
みんな本当にお疲れ様。たくさん食べて、寝て、休めますように!!

こんなに長いnoteを最後まで読んでくれたMINIがいたら、本当にありがとうございます!

2023/01/10

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