罹患後に現われる症状について

さて、このlong-covidですがcovid-19がそうであるように未だ多くの事が不明のままです。
また、その症状も様々なため誤解なども多く、また治療に当たっては何が本当は良いのかなどもわからないことが多くあります。
しかしながら、罹患後症状にはどのような症状があるかの報告があります。

罹患後症状の例として厚生労働省では

「疲労感・倦怠(けんたい)感」「関節痛」「筋肉痛」「咳(せき)」「痰(たん)」「息切れ」「胸(きょう)痛」「脱毛」「記憶障害」「集中力低下」「頭痛」「抑(よく)うつ」「嗅覚(きゅうかく)障害」「味覚障害」「動悸(どうき)」「下痢(げり)」「腹痛」「睡眠(すいみん)障害」「筋力低下」

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)診療の手引き 別冊 罹患後症状のマネジメント第2.0版

などが挙げられています。

そして、これもあくまでも症状の例であって、あらゆる臓器に影響がある可能性が指摘されています。そしてそれらが、症状となって現れてきます。
なので、上記にはない症状が現れたというお話(例えば視力や聴力の低下や全身の痛みなど)も身近な方からお聞きしています。
私の場合は「疲労感・倦怠感、関節痛、筋肉痛、筋力低下、咳、痰、記憶障害、集中力低下、睡眠障害、のどの痛み、体感温度の低下」となって現れています。

ただ、残念なこと罹患後症状としてはどのような症状でも現れる可能性があることについて知らない医師の方もいらっしゃるとのこと。
知人に筋肉痛や全身痛は罹患後症状にはないと言われた方もいらっしゃいます。

実際の所、罹患後症状のメカニズムが明確にはわかっていなのですから、あらゆる症状を可能性から排除できません。
では、どうやって罹患後症状だと特定できるのでしょうか?
これについては、別の記事で記したいと思います。

罹患後症状についてはまだまだ多くの事が真偽不明でこれから解明されていく事の方が多いのです。
今現在ネット上にあがっている情報なども「多分そう」という状況のものばかりだということは押さえておかなければならない点です。
もちろん、データや実験から判ってきていることもあります。
しかし、多くの事は真偽不明だということ、明確に正しいことはないという点を押さえて、対処・判断していかなければなりません。

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