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【演習】Re:ゲーム理論入門 第14回 -仁-

みなさんこんにちは、こんばんは。
S.Kと申します。今回は協力ゲームの解の一つ、仁の演習になります。

コアが各提携の不満がない状態(提携合理性)ならば、仁は不満を最小化したものになります。詳しくは本編または本記事の動画内、復習参照ください。

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余談

いかがでしたでしょうか。
余談の文章が長いときは、通勤時間に書いてます笑

さて、仁の計算に関しては一度解いてみないとわからないですよね。コアとの関係では、コアが存在すれば仁はそれに含まれます。
冒頭でも書いた通り、コアは各提携が不満を持たない(不満が0以下の)配分の集合で、仁の配分は各提携の不満が最小なわけです。仁の配分がコアに含まれないとすると、コアの中にある配分で受容的なものが取れるので、矛盾。(ざっくり)
仁のいいところは、コアは存在しないこともありますが、仁は存在します。しかもただ一つ。なので何か分けるような状況にあるとき、仁であれば何かしらの配分を提示できるわけです。

別の話題になりますが、Python(PuLP)使って解いたりしてます。線形計画問題を何回か解くんです。何回か解けば(n人だったら多くてもn-1回)仁が求まります。ここあたりは述べてなかったかもしれない。

では次回、シャープレイ値の演習になります。
引き続き宜しくお願い致します。

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