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Re:ゲーム理論入門 第11回 - ふりかえり -

Re:シリーズ解説動画編の折り返しとなります。これまでは、いわゆる非協力ゲームについて話してきました。改めて述べておきますが、非協力ゲームでは、各プレイヤーが話し合いをしたとしても、そこには何も拘束力がないという前提での議論となります。なので、「お互いに黙秘しようぜ」と言っていても裏切る可能性があるわけです。

次回以降では、協力ゲームになります。主に話し合いや協業し、結果的得た利益をどう配分するか、ということを考えていくことになります。どう配分するかということに対して、コアや仁、シャープレイ値などの解概念が出てきます。まぁ、この辺りは次回以降の動画で説明されてますので、お楽しみに。

前置きが長くなってしましましたが、動画をご覧ください。

動画

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余談

余談と言いつつ、記事本編です。動画いかがでしたでしょうか。振り返りと言いつつ、完全ベイジアン均衡の問題点とそれを解消する新たな均衡、逐次均衡について述べています。
ブレを考える、というのがポイントですね。端的にいうのは難しいのですが、均衡において、何かブレ(間違い)を起こしたとしても、その均衡に戻るということです。もう少し正確にはブレの列の収束先が元の均衡になるってことですが。

この手のナッシュ均衡の精緻化の話は面白いです。数学的にも面白いです。個人的にはゲーム理論の中でも好きな部分になるんですが、どうでしょうか?

参考文献

ゲーム理論の入門。読みやすい。

もっと学びたい人


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