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Twitterが凍結した日。

そのとき、いつものようにTwitterのタイムラインを眺めていたのである。
ふいに最新のツイート情報が更新されなくなった。

Twitterの方で問題でも起きているのかしら?前にもそんなことあったしな。

あまり気にも止めず、スマホを閉じ、作業に戻った。

1時間ほどたったころ、再度Twitterを開く。更新がなされていない。

まだ、調子が悪いのかな?

ふと虫の知らせがして、鍵垢の更新情報を確認し__問題なく更新されている様子を見て不思議に思いつつ__普段使っているアカウントに切り替えたとき、

「このアカウントは凍結されています」

というウィンドウが開いた。やっと状況を理解した。


アカウントのプロフィールページを開く。フォローとフォロワーの数字が、どちらも0になっていた。

思っていた以上に、残念だった。

コツコツ繋いできたご縁が、470名ほどの仲間が、ネットの海に帰っていってしまった。

幸いにして、過去のツイートやDMのやり取りは閲覧できたので、眠っていたサブアカウントをたたき起こし、仲間の数人に連絡を取り、状況を説明した。


気まぐれに作ったサブアカウントなので、アカウントIDも適当だし、「ねむい」とかを呟いたきりだった。

すっぴんで外出しているような気恥ずかしさと、真新しい気持ちをおぼえつつ、アカウントの名前や写真を設定し、プロフィールを整える。

「本アカウントが冬休みなので(凍結中)こちらでどうぞ~」

と、紹介文に記し、一息ついた。


居場所も顔もおぼろげな、直接顔を合わせたことのない人たちとの繋がり。

それが途切れるだけで、こんなにも、心もとない気持ちになるのか。

仕事、恋愛、文章、いろんなことを、適度な距離で語り合う仲間たち。
私は、群れからはぐれた小鳥になった気分だった。


ネットニュースを見てみると、大量のアカウントが凍結されたと報じられていた。

「イーロン・マスクさんにメールしたら何とか解除になった」

という口コミを見つけ、ダメもとで連絡する。

“If possible, please help. Have a good day”

「もしできたら、助けてほしいな。よい一日を」

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