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新型コロナウィルス・ワクチン接種後の副反応の実態

先日、医療従事者として新型コロナウィルスのワクチン接種を受けました。

今回は、私がコロナのワクチン接種を受けて、実際に自分の身や同僚に起きた1回目接種後、2回目接種後の副反応について、そしてこれから接種を受ける人へ伝えたいことを書いていこうと思います。

私が接種を受けたのはファイザー社のワクチンでした。ワクチンは2回接種、筋肉注射で行います。
1回目接種後3週間あけて2回目の接種を受けました。

接種前に医師からの問診があり、その後同僚の看護師から接種を受けました。


◇1回目接種



刺入時に針を刺したためのチクッとした痛みはありましたが、薬剤注入の際はさほど痛みは感じませんでした。

15分間接種会場で待機し、アナフィラキシーショックなどの異常がないことを確認の上帰宅しました。ここまでは特になんともない…。

帰宅後夜になると接種部位が少し腫れ、赤くなっていました。

押すと痛みがある感じで、接種部位を下にして横向きで寝ることは痛くて出来なかったので、天井を向くか反対側の手を下にして横向きで眠りました。

翌日は、発熱はありませんでしたが起き抜けから体のだるさと軽い頭痛がありました。

仕事は休みでしたが、体がだるく子どもたちと一日中家で過ごしました。

翌々日には症状も落ち着き、回復しました。

◇2回目接種

注射を受ける時は1回目と変わらずさほど痛みを感じませんでした。

2回目の方が発熱などの副反応が強く出るということで、接種後15分経過して異常がないことを確認の上解熱鎮痛剤を処方され帰宅しました。

帰宅後、やはり1回目接種と同様に接種部位の腫れと赤み、痛みがありました。

翌日は37度台の発熱体のだるさがあり、処方された解熱鎮痛剤を飲み自宅で安静にしていました。お薬を飲んだことで熱は下がり、翌々日にはだるさもなくなりました

私は比較的軽い副反応で済みましたが、周囲の同僚の中には重い副反応に苦しんだ人もいたようです。


◇その他の副反応

まず、私が見聞きした周囲の副反応を上げていきたいと思います。

38〜39度台の発熱
・接種部位が痛み、腕が肩から上にあがらない
・全身のだるさにより起き上がれない
・頭痛
・関節痛
・吐き気
など

幸いアナフィラキシーショックのような重いアレルギー症状が出た人はいませんでしたが、やはり2回目接種後に高熱などの強い副反応が出た人が多いようです。

解熱鎮痛剤を内服しても体調が優れず、接種した翌日やむを得ず仕事をお休みした人もいました。

◇これからワクチン接種を受ける人へ伝えたいこと

従来のインフルエンザなどの予防接種に比べてやはり高確率で副反応が出て、かつ強い副反応であるということを念頭に置いていてほしいと思います。

そしてもし副反応が出ても対処できるような備えが必要です。

まず、ワクチン接種翌日は仕事や学業などはお休みのほうが良いです。出来れば翌々日までお休みであれば安心かと思います。


そして解熱鎮痛剤。TVでは、解熱鎮痛剤が品薄になっているとニュースになっていました。

可能であれば前もって解熱鎮痛剤を買っておくか、ワクチン接種を受ける医療機関に処方してもらえるか事前に確認するなどした方が確実かもしれません。

最後に、ワクチン接種の副反応は体内にコロナウィルスへの免疫をつけるための正常な反応であり、通常2〜3日で消失します。

副反応をおそれてワクチン接種を見送ることは新型コロナウィルスの感染リスクを高めることになりますので、副反応への備えを万全にして臨むことをおすすめします。

また予防接種を受けることができない人や注意が必要な人については、厚生労働省のホームページに詳しく記載されていますので合わせてご確認ください↓



不安もあるかと思いますが、この記事によって副反応の実態とその対処法を知って前向きにワクチン接種に臨んでいただければ幸いです。

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