#4 早速実践 『ピーターリンチの株で勝つ』三菱鉛筆

前回までの記事(#1~#3)の内容とその他指標の学びをふまえ、早速実践してみました。まずは、分析対象として、①急成長産業では無く、②自分の知っている事、③多悪化していない、の3点で、三菱鉛筆を選びました

■分析対象の理由

社会人に入り、三菱鉛筆のジェットストリームにお世話になり、書き心地には非常に満足しいます。その他ボールペンよりも書き心地という観点では抜きんでている存在だと信じています。(=②自分の知っている事)メモの魔力の前田さんもこのボールペンを使用している様なので、書き心地は間違い無いです!

また、市場自体も成長産業とは言えず、どちらかというと無成長産業であります。(=①急成長産業ではない)


更に、三菱鉛筆という会社名の通り、書く事にこだわり取組をされている事が分かります。(=③多悪化していない)

創業以来「最高の品質こそ最大のサービス」を社是として、「書く/描く」ことにこだわり、品質向上と技術革新に努め、お客様に満足いただける「もの」づくりに取り組んでまいりました。

■分析結果

株価:1370円 (2020年5月9日現在)

PER:17.60

売上は18.12期と19.12期でほぼ横ばいではあるものの、営業利益率が▲2%で、EPSも下がり傾向であるのが気になります。フリーキャッシュフローはプラスで推移し、自己資本比率も安定的に75%弱で推移しており、財務の健全性は非常に高いと思います。

更に現預金も増え、キャッシュリッチな会社である事は間違いなさそうです。但し、在庫回転率は年々悪化しています。

分析1

分析2

■結果

特に、大量に保有しているキャッシュを今後、どのようにうまく使っていくことが出来るのか?が非常に大きなポイントではないかと思います。現時点では、私自身でここの答えが出ていない為、もう少し深堀りして投資するかしないかの判断をしたいと思います。

個人的には、現在の株価は決して安すぎるとは思いませんでした。

上記分析内容は、『ピーターリンチの株で勝つ』をもとに実践してみました。次回、どの指標を注意深く確認したかなど、シェア出来ればと思います。

投資初心者でもあり、指標の見方、考え方についてアドバイスがありましたらお願い致します。最後まで有難うございました!!

Have a nice day!

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