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【新作映画】レビュー

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シン・搾 (取) 映画ッ!!☆
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記事一覧

『ボルテスV レガシー』(2024)【新作映画】【忍者映画】

―――おぉ、小澤征悦! えれぇ貫録を増したじゃねぇかよ?オイ…! 見たかザコ共!コレが一級品の役者芸、 “小澤アプローチ”だッ!!ぶはははははは☆ …とにかくこの映画は、観ている間中ずっと 「コイツは誰だったっけ…?」 と、必死に思い出させようとする作品だ。(笑) フィリピンの方々は基本的に濃い系な顔ですね。 例えば長男なんかは、パッと見ィ柳楽優弥っぽい。 あと、ズールは勝村政信。 スミス博士はイケメンになったミッキー・カーティスだ。 マークが誰だったか思い出せない。あの

『シビル・ウォー アメリカ最後の日』(2024)【新作映画】

コレ、出来る限りアメリカの歴史や現状を 学習してから観る方がイイね。 例のアメリカ連邦議会襲撃事件なんかも思うと 決して絵空事ではない。☆ 大統領が「3期目」?「FBI解散」? …もうこの近未来設定だけで、最後に ロクでもない死に様を晒すんだろうなコイツ、と判る。 あとは、それを見届けるだけだ。 現状なら有り得ない、カリフォルニアとテキサスの 最強タッグでクーデターされて抑え込めないとか、 政府はどんだけ腐敗してたのか? 先の南北戦争(The Civil War 1861

『箱男』(2024)【新作映画】

50年前に現在のネット社会を予見していた、 安部公房氏の原作。 27年の時を経て、ようやく結実した 石井岳龍監督による映像化&劇場公開。 …だが例によって、その辺りはどうでもイイ。 ―――そう!箱男vs箱男のバトルだッ!!☆ダンボール箱というアイデンティティを纏う 謎人間たちが、 決してそれを脱ぎ捨てたりなどする事なく、 果てしなく繰り広げる死闘!激闘!! 当然だ。何しろ「最終形態」だからな…!☆ …今年は売れるぜ? タテ型洗濯乾燥機が、爆発的にな。 ―――「箱男」と

『ツイスターズ』(2024)【新作映画】

―――巨大竜巻 vs ドリル!! ―――巨大竜巻 vs フランケンシュタイン!! …君たち、コレを観るために映画館へ入るのか? ならば、一つだけ忠告しておく。 そこは安全なシェルターではない。 簡単に生きて出ようなどと、思わない事だぜ…!?☆ フハハハハハ!!! 素晴らしかった…!!♪ イカれた竜巻フェチどもがブッ飛んでいく 『ツイスター』(1996)が大好きで、 本作にも期待しか無かった。 『ツイスター“ズ”』なんてアンタ、もう 「―――今度は戦争だ!!」 って言ってる

『もしも徳川家康が総理大臣になったら』(2024)【新作映画】

以前、 『アメリカが最も恐れた男 "プーチン"』 のレビューで、 「強いロシアを復活させる」ために必要な “4人の強者”の中の2人、 “雷帝”イワン4世と“大帝”ピョートル1世が 現世に蘇った!という話をしたが… 舞台を日本に置き換えて?やってくれるとは、 もうワクワクしか無いね!☆ 紫式部ってのがチョイ解らんけど。 ←原作に居たっけ? 「―――目を覚ませぇえ!」 ぶっちゃけ、信長と秀吉以外は誰が演っても 良かったと思う。☆ それほど、GACKTと竹中直人のキャラが

『マッドマックス:フュリオサ』(2024)【新作映画】

♪イぃ~モぉ~ タン・ジョ~~♪←←グラミー賞、確実! 絶対に獲る以外は許されないヤツだぜ!! ―――そう、「絶対に」だッ!!!☆ 配信はどこだ? Spotifyでサントラ試聴したけど無かったぞ。 CDは出るのか?特典は何だ? イモータン・ジョーとの握手券か!?(笑) 当然、カラオケ化されるよな? 『Naatu Naatu』もJOYSOUNDで配信されてるしな! ♪♪ 主人公・フュリオサが頑張るヤツなんだけど、 宿敵・ディメンタスの頑張りも大きな注目点だ。 みんなが言っ

『ゴジラxコング 新たなる帝国』(2024)【新作映画】

問答無用の怪獣プロレス推しなので、楽しかった。 ブレーンバスターとか最高やな!♪ 昭和の東宝ゴジラも、こんなんがやりたかったんじゃないの? 怪獣王ゴジラが良い様に利用されてる感があるけど、 それは当然か。スーパーチャージなバカ担当だから(笑) このモンスターバースは、コングの知能レベルの高さ 有りきで成り立ってるシリーズだよね。 アメリカ映画なんだから、東宝版に忖度なんぞせず、 思う存分カネをブチ込んで好きに作ってほしい派。☆ 戦う相手の強敵感が今一つだったけど、現時点

『プリシラ』(2023)【新作映画】

本作の鑑賞動機は、ただひとつ。 “たったひとつだけ”だった。 それは…… ―――マイク・ストーン!!☆そう! エヴァン・アニゼットが演じるという、彼の描写だ。 マイク・ストーンが、如何なるテクニックを駆使して、 エルヴィス・プレスリーの妻、プリシラを寝取ったか…? 注視すべきは、ただその一点“のみ”であった。 「マイク・ストーンって、誰?」 …などと、万死に値しよう痴愚の極みを発する バチ当たりな輩は、まさか存在すまいな…?? ブルース・リーやチャック・ノリスらとも交友

『オッペンハイマー』(2023)【新作映画】

第96回アカデミー賞で主演男優賞をもぎ取った、 キリやんの眼ヂカラ。☆ 見るからに浮いてるとか、狂気に走ったりとか、 あんまり尖ったキャラは見当たらないね。 並み居る名優の存在感だけでも成り立ってる。 あくまでアメリカ映画だったかなと。でもまぁ 「戦争を終わらせるには爆弾を落とすしかないんだ!」 などと言い切ってた、'50年代のSF映画とかに比べたら 随分と認識の変化を経て来た様に思う。 【映画レビュー】記事一覧(リンク)

『インフィニティ・プール』(2023)【新作映画】

…いいかい?アレク。君はあの、ヴィゴ・モーテンセンを 超える“変態王”となるんだ。 スカルスガルドの血統・系譜を継ぐ君なら、それが可能だ。 ―――いや!この私が、必ずやそうしてみせるぞ…! フハハハハハハ!!! …とまぁ、そんなやり取りが有ったかどうかはさて置き、 “クローネンバーグ×スカルスガルド”の交配という 最高のシチュでお送りされた変態ショーの開幕に、 ヨダレではない何かが糸を引く事はもはや超絶不可避。 だがしかし…真のセンターは、やはりミア・ゴス! 過激な肉食女

『DOGMAN ドッグマン』(2023)【新作映画】

ドラァグクィーン人生悲喜交々とくれば、もう 無条件で素晴らしい。♪ 「自分は神を信じているが、神は自分を 信じてくれているのだろうか…?」 コンプラ厳しいこの2020年代に、名演を見せてくれた ワンちゃん達に拍手だね。☆ スリムなアフガンが、牢屋の柵の間をスゥーッと すり抜けるのとか、色々と良過ぎる♪ 『ドーベルマン・ギャング』(1972)と 『未確認生命体 MAX』(1993)、あと 『ベンジー』(1974)も観よう!!(笑) 【映画レビュー】記事一覧(リンク)

『PERFECT DAYS』(2023)【新作映画】

ルーティーンだけど、決してバンクではないぞ。 女にモテる、渋いオヤジになりたいか? だったら、渋谷の公衆トイレ全てを清掃して回れ。 現れる女性、女性、女性から、 ハグだのキスだの贔屓だの熱い視線(?)だのと 入れ喰い状態だぞ!ぶはははは♪ いやぁ良かったね、役所広司。 『シャブ極道』の次くらいに好きかも♪(嘘w) 『キツツキと雨』の林業士もそうだったけど、 黙々とプロの仕事をこなす姿がカッコイイ。 ただし今回はマジボケじゃなくて、マジホロ(?)。 「広司×友和」!!交

『仮面ライダー555(ファイズ)20th パラダイス・リゲインド』(2024)【新作映画】

なかなか楽しかった。♪ 良くある、「主人公に何があった?」系スタート。 ―――草加?北崎? 死んだはずのキャラがしれっと登場。 脚本の破綻も厭わぬ、何でもアリの凄いヤツ!? …かと思っていたが、違うぞ!! うん、多分な。☆ 「政府により企業再生されたスマートブレイン社」? あんなヤバそうな組織を編成する政府の黒幕だったら、 オルフェノク殲滅とかせずに、逆にそのチカラを利用して 世界を牛耳ろうとか考えないのかな。 とにかく北崎がカッコイイ。♪ 北崎を愛でる作品としてもオ

『理想郷』(2022)【新作映画】

おっ?ジャン・レノ、えらい肥え様じゃねぇか…! 刮目せよ!コレが、“レノ・アプローチ”だッ!! (←違) 意味不明な戯言をほざく余所者のフランス野郎に、 俺達モーガン・ブラザーズ(笑)が、 田舎の流儀ってヤツを、篤と叩き込んでやるぜ! その身に掛かる惨劇をもってな…!☆ ビキビキボディの兄!ハゲ&ライフル魔の弟! 俺達最強のバッテリーが、ヤツの“科学ノーホー”とやらを 完膚なきまでに滅殺だッ! フランス訛りの余所者に、鉛をブチ込んでやったぜヘイ!!♪ カメラ?隠し撮り?