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【この映画に注目!】レビュー

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忘れようとしても思い出せない。☆
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2023年6月の記事一覧

『滋賀ッツマン the movie』(2009)【この映画に注目!】

滋賀・びわ湖放送のローカル短編アニメTVシリーズの劇場版。 滋賀の各地には、それぞれのエリアを守る 地域密着型“のほほんヒーローズ”が居るんだけど、 彼らヒーローは、戦ったりとか全くしない。 滋賀は平和そのものだから。♪ 堅田を守るヒーロー・“カタッターA”の 得意技は、「♪タッタッター カタッター♪」 と歌いながら踊る、“カタッター・カスタネット”。 雄琴を守るヒーロー・“オーゴトーZ”の 得意技は、「指にトゲ刺さった!死ぬぅ~!☆」 など、ちょっとの事で大騒ぎする事

『カラテ・キッド 激闘編』(1989)【この映画に注目!】

前作に続き、イケメン空手少年・アンソニーが リヤ充を爆発させるぞ!☆ 舞台は、前作のフィリピンからマイアミへ。 両親も彼女も向こうに放って来たらしく、全く登場せず(笑) 1作目は、ヴァン・ダム主演の『キックボクサー』っぽい 所があったけど、この2作目に至り『ベスト・キッド』へと 寄せて来た様なプロットで展開する。 パチ元に原点回帰したワケだな?ぶははは☆ 本作では、コブラ会に相当する“タイガース”なる カラテ道場が街で悪の幅を利かせている。 卑怯な罠に落ちて、闘いを強要

『カラテキッド』(1987)【この映画に注目!】

「『ベスト・キッド』を超えるアクションパワー!」 この時期に便乗量産された、“ベスト・キッド映画”の一つ。 本家の原題“The Karate Kid”を邦題に当てるとは、 配給会社もエエ根性しとるなぁ…。(笑) しかし侮るなかれ!この映画、なんと全6作まであるのだ!! 本家でさえ全4作。リブートを入れても5作だってのにね。 ちなみに、本作の英題『Karate Warriors』は、 千葉真一主演『子連れ殺人拳』の海外タイトルに なってるので、検索ではこちらがヒットする。

『スマスイ』(2019)【この映画に注目!】

「スマス・イ~♪」 (カシャ!☆) さようなら、スマスイ…! YouTube無料公開記念!CINEMA-EYE RADIOの情報から。 『大災獣ニゲロン』に続く、“神戸三部作”(?)の第二弾。 スタッフ・キャストも同じで、もう不安しか無かったけど(笑)、 こちらはかなり良かった!大樫さん(大鹿さん)、最高。♪ 当初は単なる記録映画としての企画だったらしいが、 「んなしょーもないモン、誰が観んねん!」 と、ストーリーのある劇映画として製作する事が 酒の席の勢いで決まったら

『チコタン ぼくのおよめさん』(1971)【この映画に注目!】

あのトラウマ合掌曲のアニメが、この21世紀に 4Kリマスタリングされ、数十年の時を経て、 まさか映画館で上映される事になろうとは…! (2021年・岡本忠成監督特集上映) この曲は、「悲しむ」だとか、そんなヤワで悠長な感情に 浸る隙など与えてはくれない。 ただただ、「唖然」「呆然」。それのみだ。☆ それは、あの最終・第5楽章。 うねる様なマイナー調の旋律が哀しくも美しい…。 さらには、悲痛極まる叫びにも似たそれが容赦無く 押し寄せ、畳み掛け、聴く者の身を凍り付かせる…!

『ターミナルフォース/叛逆のサイバーコップ』(1994)【この映画に注目!】

OPで、4人のT-フォースが爆発を背にポーズ決める所から もう爆笑だ。☆ ←コイツらヒーローちゃうで?今からヒト殺しまくるんやで!(笑) 序盤の『ダイ・ハード』から『ブレードランナー』、そして 『ターミネーター』と、様々なオマージュをブッ込んできて なかなか飽きさせないぞ。 近未来。サイボーグで構成された部隊“T-FORCE”は、 人質もろとも敵を抹殺し、解体処分が決定。 自衛プログラムを発動させた彼らは、解体を命じた存在の 排除を開始した…! ◆アダム (♂) ◆ゼ