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【この映画に注目!】レビュー

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忘れようとしても思い出せない。☆
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2023年4月の記事一覧

『十三日の金曜日』(1933)【この映画に注目!】

惨劇はすでに、1933年のロンドンから始まっていたのだ…!☆ 悪天候の中、疾走する最終バス。 ビッグ・ベンが午前零時の鐘を打ち、 「13日の金曜日」の訪れを告げる、その時…! ―――落雷!! ―――惨劇!! 「キャアアアアーーーッ!!☆」 ←←←ご覧なさい! 死の瞬間の形相を! 恐怖に見開かれた、その眼を…!☆ ジェイソン…ではなく、ここでは“ジャクソン”でしたが、 何とも哀れでしたね…。 いや、むしろ幸せだったのかも知れません。 縁起を担いでジンクスを気にしている

『変態殺人犯!!鉄ノ爪野郎』(1973)【この映画に注目!】

―――「変態」!! ―――「殺人犯」!! ―――「鉄ノ爪野郎」!! 見よ、このテンコ盛りなタイトルを。☆(笑) サンテレビの午後とか、野球が中止んなった時に流される様な、 場末感満載ムーヴィー。 冒頭、幼少時に父親をブルドーザーで轢殺する主人公! 個人的に、ここがお気に入りのシーン。♪ 誤って(?)轢いた後も、嬉々揚々とブルドーザーを駆っている 様にしか見えない。(笑) 事件以前に、すでにサイコ小僧として覚醒していたのでは?☆ そしてこの時、転げ落ちて自分の左手も轢いちゃ

『バイオセラピー』(1986)【この映画に注目!】

▼キリヤマ隊長が、目玉をエグられる! ▼花忍キャプター3が、試験管を何本もブッ刺されて噴血、 舌をブッちぎられる! ▼赤影が、血まみれ死体となってヒロインを押し倒す! ▼デスギラー将軍が、後頭部を壁にガンガン叩き付けられて悶死する! ▼キャプテンウルトラが、内臓を引きずり出される! …さあ、主人公・ゴーグルブラックよ!生き残ったのはお前だけだ! 今こそ戦え!未来人の脅威と野望に立ち向かえッ!! ←←←…だがコイツ、全く戦わない。 最後まで、惨劇に狼狽えながらヒロインと抱き

『人間ミンチ』(1971)【この映画に注目!】

「片っ端からミンチにすれば、俺達は大金持ちになるんだ!」 ロータス社のランドーは、墓地の番人ケイレブに掘り起こさせた 死体を材料にして、キャットフード製造販売業を軌道に乗せていく。 そのうち墓場から掘り起こすだけでは足りなくなり、 ホームレスを次々と拉致って殺害し、材料にしていく。 ミンチ機に材料が吸い込まれていくのが速い速い! 見た目はポンコツっぽいが何気に高性能かも。☆(笑) キャットフードを食べた猫が狂暴化して、人を喰い殺す ようになるのを怪しんだ、医学博士と恋人

『呪いの深海獣』(1966)【この映画に注目!】

「―――戦争を終わらせるのには、爆弾を落とすしかないんだ!!」←←←←← 絶対正義・天下無敵のアメリカ軍から、海底にある海洋研究所へやって来たウェイン指揮官。 大統領の名のもと、所員どもをビシバシ仕切りたおす。一部の反感などモノともしない。 宇宙人が地球に来た目的なんぞ、理解しようなどとは微塵も思わない。 バケモンは即、ブッ殺す!!☆ さらには任務の隙間を縫って、恋人まで現地調達ときた。チュー♪ 腹周りがキツくてボンベを背負うベルトがなかなか締まらなかったり、オチャメな一

『阿修羅/ミラクル・カンフー』(1980)【この映画に注目!】

大ヒット作『RRR』の名シーンを受けて、 にわかに注目を浴びているのがコレだッ!!☆ 「やればできる!!“びっくり人間”もビックリした 脅威の二人二腕脚拳!?」 (キャッチコピーより) 『片腕ドラゴン』のジミー先生は、 右腕を服の中に隠してるだけでしたが、 こちらのお二人は“本物”です! 何たって原題が、『THE CRIPPLED HEAVEN』 (不自由天国)。 現在ではアウトと見られる内容だけど、 あくまで、“凄いカンフー映画”として ご覧頂きたい!☆ 【登場人

『軽井沢夫人』(1982)【この映画に注目!】

『太陽戦隊サンバルカン』、凄絶なる衝撃の後日譚!!(笑)…素晴らしい。これは素晴らしい!♪ 何故、もっと早く観なかったのか? 40年近くも、俺は一体何をやっていたのだ? 全くを以って、阿保と言うより他は無い。☆ サンバルカンの激闘…いや、嵐山長官こと岸田森の 美味しいトコ取りな一撃による(笑)、 機械帝国ブラックマグマ壊滅から、わずか半年後。 二代目バルイーグル・五代高之は、 虜となった熟女・高田美和を相手に、 愛のベッドで、“秘剣・飛羽返し”を 炸裂させるのだった…。♪

『地獄部隊サム・ライミ/虐殺ヒーロー』(1985)【この映画に注目!】

マンソン・ファミリー(?) vs ベトナム帰還兵4人組!! あの『イット・フォローズ』や 『アンダーザシルバーレイク』の デヴィッド・R・ミッチェル監督が、 幼少時に強く影響を受けたというカルト作品。 1969年。 敗戦の傷心癒えぬままウサ晴らしな日々の帰還兵が、 平和な村に突如現れたヒッピー虐殺集団と死闘を繰り広げる! ◆カルト・リーダー (サム・ライミ) 自らをイエス・キリストの再来と称し、欲望のままに生きる。 ◆チェーンマン (テッド・ライミ) リーダーの弟。

『ジェイソン』(2000)【この映画に注目!】

…どなたですか!? 「ジェイソンは一度もチェーンソーで殺った事が無い」 などと、ホザき倒す御仁は…? 巷のネット情報に翻弄され、鵜呑み 受け売りの知識を横流してるだけの シッタカではございませぬか…!? ―――そう! 上記をクチにする資格を有するのは、 この『ジェイソン』を鑑賞し、その目で 真実を確かめた者“のみ”なのだ…!☆ 開始わずか1分、いきなり登場した ホッケーマスクの殺人鬼に、 チェーンソーで惨殺される若者! ―――ヴァーーーン!! ヴァンヴァンヴァンンン!