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【海外映画の中の“日本”】レビュー

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世界よ!これが君達の憧れ、東洋の神秘、ワンダーJAPANだッ!!♪     (同要素を含む【忍者映画】レビューも相乗り)
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2023年5月の記事一覧

『イップ・マン 序章』(2008)【海外映画の中の“日本”】

『真・仮面ライダー 序章』以降、“序章”という響きに 思わず身構えてしまう様になった貴兄も、さぞや多かろうとお察しする。 至極当然である。 “本章”が幕を開ける事など、未来永劫ありはしないのだから…!(笑) そして…“イップ・マン”? いったい、どういう意味なのだろう…? “速い男”?“凄い男”? まあいい。その答えは、作品を観れば解ることだ。 …さあ、この俺に見せてくれ。 ―――お前の“イップ”を見せてみろァッ!!☆ キャストが見覚えのある俳優ばかりで、親近感を覚えざる

『ムカデ人間』(2009)【海外映画の中の“日本”】

「日本ナメんなゴルァああ!!」 「火事場のクソ力じゃコラぁあ!!☆」北村昭博さん、『ムカデ人間3』舞台挨拶でサインと握手を頂き、 ありがとうございました!! 【映画レビュー】記事一覧(リンク)

『MINAMATAーミナマター』(2020)【海外映画の中の“日本”】

もういつ死んでも構わなそうな、アル中ヒゲ親父の ジョニデ。沖縄戦以来の日本に降り立つ。 メガネ掛けたままでドラム缶の風呂に潜ったり、 ヒロインに躾けられたりしながら、 水俣の人達と触れ合い、その姿を写真に収めてゆく。 今回は熊本弁オンリーのヒロユキ。 いつもの英語は一切話さない。 なのに、英語を解する人間だと一瞬で見抜き、 通訳を頼むジョニデ。 写真だけが取り柄の、ただのアル中親父などでは 決してない、鋭い観察力の持ち主だったのだ! やるなオイ?ぶははは 脚本の時点で

『M★A★S★H マッシュ』(1970)【海外映画の中の“日本”】

「俳優ドナルド・サザーランドに、米アカデミー名誉賞を授与」 (2017.9.6) 近年は「ジャック・バウアーの親父」といった方が 通じるようになってきたのかな。 その魅惑のセクシーヴォイスを耳にすればもう、 一発で妊娠確定だ。♪ 朝鮮戦争下の野戦病院(マッシュ)を舞台とした話なんだけど、 一見した所では、緊迫感とか悲壮感とかいったものは全く無し。 ただどこか、何か狂っているのは感じ取られる。 ホークアイ(サザーランド)らは、上官も規律も何のその。 ゴルフしたりセックスし

『ジャンパー』(2008)【海外映画の中の“日本”】

…話が浅い?薄い? ―――当たり前だろ!!何言ってんだ! コレは中二病映画だぞ!? 願望映像化の極みだろうが。☆(笑) それとも何か、透明人間の方が良かったのかい? あのケヴィン・ベーコンが、君の憧れだと言うんだね?(笑) ぶははは☆それも素晴らしい♪ そう言うと、中二病志向映画の金字塔である 『ハイランダー』TVシリーズの第1シーズン最終話で描かれた、 不死の民ハンターのエピソードと展開が良く似ている。 …ていうか、能力者ヘの対処法まで同じやん!? これは間違いなくハ

『東京画』(1985)【海外映画の中の“日本”】

『パリ、テキサス』、『ベルリン・天使の詩』の ヴィム・ヴェンダース監督。 かつての小津作品で見られた古き良き東京を偲び、 80年代の東京を彷徨う、小津信者。 一日中パチンコや打ちっ放しに費やしてただけの様な 気がするけど…。(笑) まだホコ天は竹の子族の時代。バンドブーム前。 CMの様な固定ショットや低いアングルといった 独特の技法、“小津調”の裏話が語られる。 小津組の常連だった笠智衆や、撮影監督だった厚田雄春への インタビューでは、終始一貫、 「小津先生の指示通

『ハンニバル・ライジング』(2007)【海外映画の中の“日本”】

ウィンクひとつで幼女も堕とす♪ イケメンダークヒーロー誕生! ハンニバル・レクター伝説の 幕開けを華々しく飾ったのは、 日本刀による斬殺であった。 「謎」「意味不明」「必要性が皆無」 …だからこそ、燦然と光り輝くものがある。 それが、東洋の神秘… ―――『日本要素』だッッ!!☆ 【映画レビュー】記事一覧(リンク)

『お嬢さん』(2016)【海外映画の中の“日本”】

「本作品に関しまして、現在におきましては 一部不適切とされる言葉が…」 …うぅむ、なるほど。時代背景がそうだと やはりそうなるかな?と。 そこにリアリティがあるのだな、と。 ←なぁんて思ってたら?いやぁ~、 ホントに不適切でございました。。 「ご了承下さい」ですと? ―――ああ、いいとも!!♪(笑) 特に第二部のアレだ。 少女が「(ピー)」とか「(ピー)」とか発する、 一部マニヤの性癖嗜好を満たすあの場面はな…! フハハハハ☆ タコが…せっかく用意されたタコが…! 何

『硫黄島からの手紙』(2006)【海外映画の中の“日本”】

パワハラ指揮官・獅童。 旧態然日本軍人のアイコンだ。 「この臆病者めが…!―――ひざまずけぇッ!!」 ニノの首を叩っ斬らんと軍刀を抜き払い、 構える獅童! …だが、その正体は。 暗い作品世界での、一服の清涼剤。♪ コメディリリーフだった。(笑) 思いが通じるためには、やはりまず 「言葉」かな、と改めて思った。 日本人同士でさえ、劇中の有様だしねぇ。 馬を連れて来るのは良いけど、 餌や水が持たないのでは? 世界の渡辺謙。 彼が演じる役の、尊き最期により、 作品世界が高

『ミステリー・トレイン』(1989)【海外映画の中の“日本”】

何と言っても、スクリーミン・ジェイ・ホーキンス! 彼に尽きるだろう。♪ “I Put A Spell On You”はカラオケで歌ってましたねぇ。 これはもう、『ストレンジャー・ザン・パラダイス』 も観ろ!って事だな。☆ …くっそぉ~…! 俺も夕貴を、あのハスキィボイスで喘がせたいッ!♪ タッチ交替じゃ正敏!!☆(笑) 【映画レビュー】記事一覧(リンク)

『パシフィック・リム アップライジング』(2018)【海外映画の中の“日本”】

Baby! スニーカーぶるーす Baby! 殺せKAIJU!!☆ …って歌もありましたよね?♪ 「よりスタイリッシュに洗練され、パワーアップを果たした 新世代のイェーガー」…? …いやいや、なんか個性がねぇ。 もっと鈍重で武骨なデザインの機体が混ざってたら 萌えだと思うんだけど。 スタイリッシュな怪獣戦は、ウルトラマンに任せとけばいい。 いやそれよりも、せっかく日本を舞台としているんだから、 もっと日本要素をアピールしてほしかったね。 あれじゃドッカンガッシャンと

『バベル』(2006)【海外映画の中の“日本”】

不運が重なりまくる、こじらせリンク系。 記憶に残るのは、ただひとつ。 世界に発信された、菊地凛子という 日本のイカレたエロJK像のみだ。☆(笑) 各地それぞれの話は、繋がってはいるが 交わってはいない。 ブラピと役所広司は、互いの存在を 知る事も無く…。 ←←←コレじゃあイカンのだよ、 キミィ!!☆ さあブラピよ、日本へ来いッ! 広司のマンションに踏み込め! 凛子が全裸でお出迎えだぞ!♪ 高級マンションの最上階で、変態娘と アヤしい暮らしを満喫するオヤジに、 今こそ

『歩け走るな!』(1966)【海外映画の中の“日本”】

1964年オリンピック真っ只中の東京が舞台の コメディ。(ロケは1965年) いや~くだらなくて、もういつ観るのヤメようか と思いながら、プッと噴き出す連続で、 ズルズル最後まで観てしまった。(笑) 当時の東京の街の情景を自然に見せている、 ちゃんとした映像の作りになってるね。 監督の日本愛が感じられる。 ゴチャゴチャした街並みの中を、そば屋の出前持ちが 五段乗せを片手にチャリで颯爽と駆け抜ける。 主人公が多くの町民から拍手され、 「ドモアリガト♪」と手を振って応える

『キル・ビル Vol.1』(2003)【海外映画の中の“日本”】

タラ監督が、おもちゃ箱の中身を嬉しそうに 大公開している様だ。 『修羅雪姫』とか、あの辺り。 '70年代の東映バイオレンスが好きな人には たまらないだろう。♪ 出てることは知らなかったが、マスクをしてても 一発で判るBoBA(田中要次)さん。☆(笑) 【映画レビュー】記事一覧(リンク)