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長期金利と債券市場の関係│金利ある世界|2024/06/28配信分

猿樂です
このnoteについて

前回、
「長期金利」とだけ言うとき一般に
新発10年物国債流通利回り
のことを指すとお伝えしました

債券の利回りのことを金利と呼ぶので、
金利は債券の市場で決まっているということです

債券と金利の関係について
簡単に説明するには、具体的な例を考えるといいです

いま額面100円、満期まで1年の割引債を考えます

額面100円の割引債とは、
満期になったら元本100円で返ってくる債券で
途中の利払いがないものです

この債券の価格がいま95円である場合
この1年の利回りは
(100-95)/95=5.263%

この債券の価格がいま92円になると
この1年の利回りは
(100-92)/92=8.695%

となります

つまり、理論的に
債券価格が下がると利回りが上がる
という関係になります

ここがつながったら、今度は
債券市場は株式市場の関係性を
みていきましょう

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