利上げにより中小企業は苦しくなるか?│金利ある世界|2024/06/07配信分
猿樂です
(このnoteについて)
3月19日の日銀政策決定会合以来、
上がり続ける長期金利
このメルマガ執筆時点では
1.1%まできています
貸出金利も引き上げが予想され
既に住宅ローン金利は上がりはじめています
企業向けについても
じわじわと上がってくるでしょう
では、金利水準の上昇は
どのように中小企業業績に影響するのか?
ここではまず
支払利息の観点で考えてみます
借入金利が1%上がると、
利息増分は
平残10百万円⇒ 0.1百万円
平残100百万円⇒ 1百万円
となります
このくらいなら
あまり影響ないかも?という水準です。
これが
平残300百万円⇒ 3百万円
平残500百万円⇒ 5百万円
までくると
結構なのインパクトを
感じるかもしれません
よく例えに出す
「従業員1人雇える金額」
くらいになります
相手の残高によっては
金利の影響力を意識した方がいいでしょう
尚、当然ですが、
たとえ平残10百万円のケースでも
金利交渉においては
「上がると言っても、たった10万円ですから」
などと銀行員が言ってはいけませんよ
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