【法学_刑法】 構成要件(該当性)とは

そもそも構成要件とは?

構成要件とは、犯罪成立要件の第一要素とされている。
つまり、一定の行為を犯罪として成立させるための
条件の一つとも言い換えられる。

ちなみに犯罪成立要件は
①構成要件該当生
②違法性
③有責生
の3つだ。

一定の行為をこの3ステップに順番に当てはめて
犯罪性があると判断されることで初めて
一定の行為が”犯罪行為”とされる。
だが、3ステップとは言っても、第一段階の構成要件該当生が明らかになった時点で、第2(場合によっては第3)要素の成立も推定される。

固い言い方をすると、構成要件とは
”刑罰法規に規定された個別的犯罪類型あるいは刑法に規定された犯罪の要件についての大枠”とされている。


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