こうでなきゃって、誰が決めた?

                                                                                    (2021.1.2)

 こんなに年末年始の感じがしないのも久しぶりです。でも、これまでしてきた恒例行事やしがらみ、固定観念を一旦見直すいい機会になっています。「こうでなければならない」「こうしなきゃいけない」という思い込みを捨てると、案外気楽だな、と感じました。ということで今日は「こうでなきゃって、誰が決めた?」についてお話します。結論から言うと、それは自分です。ここでいう「こうでなければならない」とは、社会のルールや法律的なことではなく、内面の固定観念にフォーカスをあてています。早速、詳しく説明していきますね。

 子ども時代を思い返してみると、環境に縛りはあっても、頭の中は自由でもっと伸び伸びしていたと思うのです。突拍子もないことを想像してワクワクしたり楽しんだりしていたと思うのです。それが、いつからか、目の前の現実と折り合いをつけて無難に生きていく方へ舵を切り、周りに歩調を合わせ、目立たないように目立たないように生きることを選んできました。誰が?自分が、です。今、私のこれまでを思い浮かべて話しているのですが、言ってて胸がキュッと縮む気がします。女性だから、妻だから、お母さんだから、○○だからと、「○○はこうでなきゃ」という虚像を自分で勝手に作って、自分で勝手に当てはめようと努力し、できなくて落ち込み、自爆していました。虚像なのに、何なら実体すらないのに。新年早々、自分ながら胸が痛い、耳が痛い話です。自分で決めた「こうでなきゃ」という縛りは、思い込みは、固定観念は、はずせます。

 自分をもっと信じて、自由にさせてあげよう。これが私の今年の目標です。