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ひんぴんさん

ひんぴんさん
初めて聞いた言葉だ。
「ひんぴんさんになりたくて。」
雑誌「Hanako」に掲載されている
寿木けい(すずきけい)さんの
エッセイタイトルだ。
「文質彬彬(ぶんしつひんぴん)」
教養や美しさなどの外側と、飾らない本質が見事に調和したさま
だそうだ。
「ひんぴんさん」
ひと目で、ひと聴きで気に入った。
ひんぴんさん
ひんぴんさん
ユーモラスな響きの中にも
繊細さと上品さを感じる言葉。

わたしもそういう人になりたい。

外見は美しく整い
中身は純朴な感じ
それでいて違和感がない。
それはもしかして
クッキー缶。
つい食べ物に例えたくなる。
近頃流行りで、記事でよく見かける。
マツコさんの番組でもやっていた。
缶容器の美しさにドキドキし
開ける瞬間のワクワクと
中身の素朴な可愛らしさ
何より食べると美味しい。

そういうものに
わたしはなりたい。


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