見出し画像

稀代のデンジャラスホース、佐賀クラシックを爆走する

このnoteを投稿したということはトレベルオールがニューイヤー特別を勝ったということです!
おめでとう!!!

シザリガーです
今回は私の出資馬トレベルオールについて、今までの蹄跡と今後の路線に付いて深掘りしていきます。
記事名に「デンジャラスホース」と記載されてるのはもしかしたら不快に思われる方いるかも知れないですが、この表現が生温いぐらいにこの子のデビュー戦はエグかったです 出資馬がデビュー戦レース中に父オルフェーヴルと同じ外ラチ激突騎手放り投げをやった時は開いた口が塞がりませんでした。

今、好成績を上げてるからこの事がネタに出来ます。この子は競走馬デビューからまだ半年なんですが、自分が関わった馬の中で誰よりも濃厚な馬生を歩んでると思うので、改めて馬生を振り返りつつ、今後のローテ(佐賀クラシック)について解説していくので、最後まで見ていただけると嬉しいです!


伝説のデビュー戦

まずこの子はデビュー戦前の能力検査から事件のオンパレードで
•返し馬トランポリン
•ゲート立ち上がり
•スタート10馬身出遅れ
などやらかしまくってます


この時点でヤバさを認識
ジョッキーって凄いですね
最初大分歩いてましたからね

と画像だけで伝わるヤバさでした

そして2歳馬の水準を遥かに超える門別坂路3F35秒台の追い切りや、優秀な母系からのちのG1全日本2歳優駿3着馬サントノーレに次ぐ2番人気に支持された新馬戦でも彼はやらかしました


外ラチ激突1秒前

その結果トレベルオールは

メイケイエールかな?

20日の出走停止と能力検査の再検査になりました。さらに馬具フル装備の刑に処されました、、、
今だから笑い事で済んでますが当時は競走馬として無理なんじゃないかとすら思っちゃいましたし、クラブの更新で出てくるワードが「去勢」「鎮静剤」など物騒すぎるワードのオンパレードでもはや笑うしかない状況でした

その後も色々あって調教できない状態で出走して10着やジョッキーがビビりながら乗って7着と気性難の影響でレースにならない競馬が続きます

風向きが変わり始めたのは4戦目で、環境を変える為佐賀に移籍する事が確定した状況で、門別1700mを上り最速4着のでまとめます
ここからトレベルオールの快進撃が始まりました!

佐賀移籍と真島正徳厩舎との出会い

まず真島正徳先生、この仔を受け入れてくれて本当にありがとうございます
普通ある程度移籍先が決まってからクラブで公表するものだと思っていましたが、移籍することが決まってからしばらく音沙汰がなかったあたり受け入れ先探しが難航していたのは想像付きます。
佐賀でのデビュー戦の前乗った感触は楽しみになるぐらいいいと言ってくださったのは本当に嬉しかったです!

とはいえやらかしにやらかし散らしていたので半信半疑で佐賀でのデビュー戦に臨みましたが逃げて楽勝! 
この勝利はメンバーレベルの低さや砂を被らない逃げの形だったので次走は甘くないと思っていましたが、次のレースも中段で砂被りながらインに潜り込んで根性を見せる叩き合い頭差勝利!
今までの苦労は何だったんやってぐらいあっさり2連勝しました
ゲートの課題はまだありますが、ゲートで立ち上がらないだけマシです笑

この連勝の背景には、あの気性難でも去勢もせずに向き合ってくれた佐々国調教師と、初戦の落馬で両腕を怪我させてなお乗ってくれた亀井Jのおかげだと思ってます。ありがとうございます🙇‍♂️
そして課題しかなかったこの仔が、ゲートも砂被りも克服したのは真島正先生と乗ってくれた出水騎手のおかげです。真島正厩舎は2年目にして勝率17%複勝率44%ある強豪厩舎で、騎手の選択も豪華で調教技術も目に見えてない所で凄いんだろうなと感じます!地方馬に出資する時は騎手の選択という意味でも厩舎は大事になってきますね

それはさておき3、4戦目を4着、2着で佐賀5戦目
私はこの佐賀5戦目がトレベルオールのターニングポイントになったと思います!
鞍上は門別のスーパージョッキー石川倭騎手で、佐賀4戦目にも乗ってもらっていてトレベルオールには2回目の騎乗です


初めての後方から
とんでもない勢いで大まくり


ごめんなさい
最後は持ったまま

動画で見ていただけるとより荒々しさが伝わるんですが、これぞオルフェーヴル産駒の荒々しさや強さが詰まってる最高のレースでした!!

後方から外ぶん回しながらグングン上がって行って直線はまず隣の馬を内に封じ込める体当たり(わざとじゃないです)
そして前を走る馬に前が見えてないのか後ろから体当たり(わざとじゃないです)

他馬に迷惑掛けまくってるので、本来お世辞にも良いレースとは言えないんですが、俺がこのレースのボスなんだと言わんばかりの勢いで突っ込んできた最終コーナーから直線は本当に興奮しました!!

このレースを見て自分はこの子は佐賀クラシックを掴み取れるんじゃないかと夢見てます
それぐらい強くてまだまだポテンシャルが有り余ってるんだと思わせてくれるレースでした

佐賀クラシック

この記事を書くにあたって佐賀クラシックに着いてかなり調べましたが、佐賀競馬さんのサイトは見やすいですね!
佐賀競馬さんはSNSやYouTubeも見やすいですし、主催者、ジョッキー、調教師、馬主様、生産者様全てが同じ方向を向いてるイメージで非常に好感度が高いです!私も馬券一杯買って貢献します

佐賀クラシックとはいっても結構単純で
ニューイヤー特別を勝ったら基本的に

2月4日飛燕賞 ダ1400m 賞金500万
4月後半開催 佐賀皐月賞 ダ1800m 去年賞金800万+ワールドプレミア種付け権
5月後半開催 九州ダービー ダ2000m 去年賞金2000万+スワーヴリチャード種付け権
9月開催 西日本ダービー ダ2000m 去年賞金800万

このレースを目標に走っていくことになると思います。
飛燕賞で勝てば現時点の佐賀の状況であれば3冠全て賞金順で入れそうです(転入馬次第で変わるかも)
文字で見ると見にくい方は

佐賀競馬公式サイトより

それと走るかもしれない重要なレースがあって

鯱の門(しゃちのもん)特別 九州ダービー栄城賞トライアル(1着優先) ダ1800? 賞金100万円

高知優駿 6月中旬 ダ1900m 去年賞金1600万円
です

まず鯱の門(しゃちのもん)特別は九州ダービーのトライアルで、賞金の足りない馬のラストチャンス戦です。青葉賞的な奴です
ちなみに佐賀皐月賞のトライアルは九州産馬限定です。ニューイヤー特別勝てば皐月賞は賞金順で出れるかもしれません

高知優駿は実は佐賀競馬と縁が深いレースで、九州ダービーで好走した馬の参戦率はかなり高いです!
2018年スーパージェットが九州ダービー、高知優駿の2冠を達成したり、去年も佐賀皐月賞馬ネオシエルが高知優駿に参戦しています。こんなルートに出資馬が参戦できたら幸せですね

まとめ

個人的に印象に残ってる事があって、佐賀競馬で2連勝した後私がXで南関東転入条件達成したので、今後は南関東転入かな?っとポストしたら、周りの方々がまだ佐賀でしょって言ってた事が印象強いです
最初はそれは違くね?って思ってましたし、南関東の2歳、3歳戦の賞金、レースのバリエーション、最低賞金の相手関係を考えたら南関東転入の考え方は今でも普通だと思ってます
しかし、ポストした後にこの馬の経歴や真島厩舎の実力を考えるとこの馬に限れば違うなと、自分の考えは間違ってたなと気づかされました

そのポストの後、佐賀競馬の事を本格的に調べた時に佐賀競馬の魅力に気づきました。素晴らしい先生、魅力的なレースや賞金、佐賀競馬のコンテンツの多さとJBC開催に漕ぎ着けた情熱が刺さりましたJBCのPVを見たら個人的にトレベルオールにはJBCが終わるまでは佐賀にいて欲しいなと感じました!
出走出来るレベルの実績を残し、出走出来たらこれ以上の幸せとサクセスストーリーはないです
個人的にはこの夢が叶うだけのポテンシャルがトレベルオールにあると信じています!

最後まで見て頂きありがとうございました
殴り書きしてるので間違ってる点があったなら申し訳ないです、、、

いい内容だと感じて貰えたらスキを押していただけると嬉しいです! モチベーションになります

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?