12- ヨガと郵便局(part2)
今日こそヨガを受けるため、
渡し船で反対岸へ。
運賃はついに3ルピー(約5円)だった。
どんどん安くなりすぎて心配になる。w
最後はタダになるのか?
荷物を抱えていたので、
歩かずにリキシャを拾う。
今日は月曜日!
郵便局から買い付けした荷物を送るのだ。
その前に、ヨガである。
きのうネコ先生が座っていたマットに、
今日は人間先生が居た。ホッ。
はじめましての先生。
思ったより若い。
柔らかい物腰で、
昨日は本当にごめんと言ってくれた。
クラスは、最高だった。
今までインドで受けたヨガでも指折りなくらい、先生の質がめちゃくちゃ高かった。
アジャストも的確かつ最低限、完璧。
しっかり哲学と瞑想を理解している先生だとすぐにわかる。サンスクリット語の発音で、その先生の学びの深さも感じられる。
残念だけど、このレベルの先生には、
和歌山でまだ出会えたことがない。
身近にグルがいる人はしあわせだなぁ。
と、しみじみ思う。
それでも、17年続けてきたヨガの恩恵には感謝しかない。出産を通して、再認識した事実。
産後でボロボロになった体は
まだ回復しきってこそいなかった。
だからこそ、
自分のためだけの練習がじっくりできることは
本当に有難くて、素晴らしい時間だった。
この後もインドでは毎日、質の高い練習ができたので、体がみるみる回復していくのがわかった。
ありがとう。
アーサナと呼吸法。
約2時間半の練習を終えて、郵便局へと向かう。
箱を持ち込むと、職員が私のことを覚えてくれていて、スムーズに対応してくれた。
まず、箱の中身を確認。
オッケーなら用紙を2枚渡される。
一枚は、中身や価格を書くいつもの提出書類。
もう一枚はアドレスを書いて、
箱に貼る用らしい。(つまり送り伝票)
いつもはテイラーで縫って包んでもらった布に、マッキーで直接アドレスを書いていたから、だいぶ近代的な送り方。笑
(日本にさえ着けば安心なので、バカでかくJAPANと書くクセがついた)
そして箱は、職員3人がかりで、
これでもか!というほどテープでぐるぐる巻きにされていた。
ペラペラの薄いテープだったので、
頑丈にやってくれるにこしたことはない。
段ボールは有料だったけど、
このテープ代はタダだった。
今回はラッキーだっただけな気がするので、
ビニテ持参がいいなと思うよ。
このとき、カウンターでひとりの白人女性が駄々をこねていた。
どうやらパスポートコピーを持ってきておらず、必要ならここでコピーしてよ!と文句を言っている。
局員は、
ムリだ。外でやってこい、の一点張り。
面倒くさいよね、わかるーw
私も昔、ひとつ荷物を送るために何日もかかったり、散々あちこちタライ回しにされたからな、、
他の国では容易なことも、
インドではめっちゃ大変だったり逆もある。
知ってれば別に大変じゃないんだけどね。
あ!パスポートコピーの他に、
4 × 4inch 以上の証明写真もあったほうがいいよ。(現地SIMを契約するときに必要です。)
今はどうか知らんけど、
スリランカでは毎回パスポートコピーを宿に提出させられた。
そのくせ、コピー機が全然ないのよ!
日本のコンビニみたいにどこでもは出来ません。
私的には、日本が異常に便利すぎる国なんだと思う。それに慣れた日本人がインドやアジアに行くから、よくも悪くも不便さにやられる。
そして隙間産業のモノが溢れまくった日本に帰ると嫌気がさしたり、はたまた感動したりする。
100均なんて、もう四次元ポケットに近いわ。
でも、日本は自然と街が融合していない。
それが一番悲しいところだと私は思う。
自然とカルチャーが同じ場所にあるだけで
楽園なんだけど。
数年後の過ごし方をイメージしながら、
荷物は無事に発送された。
ちなみに、エコノミー便だったけど1週間で日本に着いた。(1ヶ月を想定していたけど、私が帰国するよりも早くてビックリ。)
今まで6回以上はインドから荷物を送ってるけど、届かなかったことはないです。船便で、2週間〜1ヶ月。
今回はめちゃくちゃスムーズで最高でした。
フォートコチの郵便局、凄くいいわー!
おススメです。
▶︎to be continued...
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