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参加したからこそ気が付いた、”人たらし”な魅力でコミュニティ運営を|POOLO JOB二期生インタビュー かざねんさん

TABIPPO主催のトラベルクリエイターコース、POOLO JOBの二期生であるかざねんさん。

山口で生まれ育ち学生時代は実に13年間も陸上競技に取り組んできました。知人から紹介された仕事の関係で宮古島、関東など全国を飛び回りながら、プライベートでは旅、ランニング、キャンプやサーフィン、スノーボードに熱中しています。

ランニング中のかざねんさん

今回のインタビューではかざねんさんにとっての大きなキーワードである「旅」と「人」、なぜPOOLOJOBに参加を決めたのか、POOLOJOBに参加して見つけた「今後、やりたいこと」をお聞きしました。

-初めて出会った時から笑顔が絶えず、明るい印象のかざねんさん。幼少期からの性格だったのでしょうか。

いえ、幼いころは決して社交的ではなく、人見知りな性格でした。しかし、小学校3年生の時に参加したNPO法人子ども劇場下関センターが主催するイベントがきっかけで性格が大きく変わったと感じています。

笑顔が素敵なかざねんさん

イベントに参加してみての最初の感想は「一刻も早く家に帰りたい」でした。当時の私は知らない地、知らない人の中での1からのコミュニケーションの取り方を知らず、人見知りな性格も相まってそのように感じたのだと思います。

しかし、その中でもある女の子との会話をきっかけに周りにどんどん友達の輪ができていきました。その時、「新しい人と関わることは楽しいことなんだ」ということを体験できました。

それが今の私の性格に影響し、今では周りから「コミュニケーションの鬼」を呼ばれるほどになっています。

-「コミュニケーションの鬼」、ですか。そのニックネームには筆者も共感します。このイベントはかざねんさん自身が参加したいと思い、決断をしたのでしょうか?

いえ、実は母が人見知りだった私を変えようと申しこんでくれました。
人と関わることに少し抵抗がなくなったこともこのイベントでの収穫なのですが、もう1つ参加してよかったと思うことがあります。
それは自然と共存することの重要性です。
参加したキャンプでは自然界に存在するものでおもちゃを作ったり、遊んだり、料理をしたり・・・五感を刺激しながら自然の雄大さ、怖さを学ぶことができました。

私はこの経験が人とかかわることが好きで自然が好きな今の私を形成し生きる力を育んだ原体験だと断言できるので参加させてくれた母には感謝ですね。

今でも自然が大好きなかざねんさん

↓かざねんさんを形創った「原体験」の記事はこちら

-幼少期の原体験以外にも13年間(!)取り組んできた陸上競技がかざねんさんの人生に大きく影響したのではないかと感じたのですが、継続できたその原動力は何だったのでしょうか。

一言でいうと周りの「人」ですかね。やるからには日本1を目指したいという思いで陸上競技に取り組んできました。
もちろん、練習がつらいとき、故障で思うように結果が出ないときは「もうやめたい」と何度も思いました。
しかし、私は日本1になるという目標を自分以上に応援してくれるコーチや、部員、家族に恵まれました。応援してくれる人たちのためにも結果を出したいという思いで取り組んできましたね。

学生時代を捧げた陸上のフィールドとともに

-かざねんさんの陸上人生において「周りの人」が大きな存在だったのですね。13年間も継続して取り組んできた陸上競技を引退した時はどのような心境だったのでしょうか。

心境でいえば寂しさ、安どの気持ち、させてくれた周りの人への感謝の気持ち・・・様々な感情がありました。

嬉しいことも、苦しいことも共に乗り越えた仲間たちと

引退して数か月が過ぎたころ、気が付いたことがありました。それは今までどれだけ自分が陸上を軸に人生を送ってきていたか、ということです。
今振り返ってみると陸上を軸に生活を送ってきてよかった点は物事の判断基準があったことです。食べ物を買うにしても友達と遊ぶにしても、私の中で陸上が第一優先だったので判断に迷うことがありませんでした。しかし、一方この考え方は自分の視野が狭くなり、チャンスを逃すことにもなってしまっていたんだと気が付きました。

なので、引退後はそれまで挑戦したことないサーフィンやスノーボード、登山に挑戦し、楽しみを見出したのだと感じます。私が旅にはまり始めたのは引退後のことなんです。陸上というある意味制約がなくなり、まず初めに何がしたいだろうと思いついたのが旅でした。

そこからは陸上時代にできた全国各地にいる友達のもとを訪れる旅や
東南アジア各国、マダガスカル島などを訪れました。

8月に訪れたアフリカにて

-陸上を通してできた全国にいる友達のもとを訪れる旅、素敵ですね。かざねんさんの周りには常に「人」が関わっていますね。

はい、それは私自身もひしひしと感じています。
陸上時代のコーチや友達、家族など本当に周りの人に恵まれています。実は社会人になってからも宮古島でバーを手伝ったり、市の公園の管理の仕事をいただいたり・・・自分という人に魅力を感じて応援したい、仕事をお願いしたいと思ってくれることはすごく嬉しいですね。

-もちろん、かざねんさん自身の人柄があってのことだと思いますが、ご自身ではなぜ周りの人に恵まれるとお考えですか?

正直皆さんが私の何に魅力を感じてくれているか、自分では分かりません。ただ、1つ心がけていることがあります。それは声をかけてもらったら短時間でもいいから顔を出すことです。1回1回のその積み重ねで信頼関係が構築されているのかもしれません。

-引退後に旅にはまったとのことでしたが、POOLOJOBに参加した理由を聞かせてください。

もちろん、「旅」というキーワードに惹かれたこともありますが、それ以上に「自分の気持ちを文字にして伝える」スキルを身につけたかったからです。私は自身の気持ちや考えを文字にするのが苦手だと感じています。コロナ化を経て、リモートなど対面でコミュニケーションをとる環境が少なくなってきてその苦手意識が強くなりました。私はこれまで表情、身振り手振りやリアクション等で自身を表現してきましたし、相手の感情や思いを読み取ってきました。

今後、仕事に取り組むうえで非対面でのコミュニケーションスキル、ライティングスキルというものは必ず必要になってくると前々から感じていました。

今回自身の好きな「旅」と今後伸ばしていきたい「ライティングスキル」と、今の自分にピッタリなコミュニティではないかと感じ、参加を決めました。
また、POOLOJOBは旅好きの人たちと知り合える、コミュニティが広がる点も魅力的で参加を決めました。

-実際に参加していかがでしたか。

ライティングスキルの部分は格段に向上していると感じます。私は「行動を起こすことで、前進はあっても後退はない」という考えをもっています。
今回、POOLOJOBに参加するという行動を起こしたことで少しづつではありますが、前進を感じているので残り1か月、駆け抜けたいと思っています。

-POOLOJOB終了後の展望について教えてください。
もちろん、将来的に「旅×ライティング」を仕事にできたらいいなと思っています。しかし今回、このコミュニティに参加しある方に出会って新たに挑戦したいことができました。それは「コミュニティを立ち上げて、運営する」ことです。

私は学生時代打ち込んでいた陸上から、マラソンをはじめ、サーフィン、ススノーボード、登山、キャンプ等とにかくアウトドアなことが好きです。しかし、こういったアウトドアな遊びは一人では挑戦しにくかったり、スポーツ自体がマイナーなため、プロ級の腕前なのに趣味の範囲にとどまっている人が周りに多くいる現状があります。

アウトドアな趣味に挑戦はしてみたいけど、一人ではハードルが高いし、始め方が分からないと感じている人と現在趣味で楽しんでアウトドアを楽しんでいる、さらに人にも教えられる人が参加するコミュニティがあったら楽しいだろうなと考えています。

コミュニティを運営するにあたって、誰にでもわかる文章で「書く・話す」スキルは必須だと感じているので、POOLOJOBで身に着けたスキルも生かすことができるのではないかと考えています。

私の好きな「アウトドア・自然」×「人」を活かすことのできるコミュニティ運営、これはPOOLOJOBに参加しなければ思いつくことがなかったと思うので、参加を決めてよかったと感じています。

サーフィンに挑戦するかざねんさん

-”人たらし”なかざねんさんならではのアイディアですね。
今後のご活躍を期待しています。そしてアウトドアコミュニティができた暁には是非、筆者もお誘いください!

\かざねんさんのnoteはこちら/


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