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【ポケモンSV_Single】レギュレーションF 途中経過TierList 2024-03-24

今回は現状のTierとしての報告です。雑感として「SM・USUMとバトレボの中央値」というのがもっとも好ましいと思われます。

いわゆる「BIG6」の時代からDLCで大きく環境の変遷があり、対面環境からサイクル環境への移り変わりがある状態です。個人的に強いと思うポケモンをA Tier付近に配置して、環境的に「勝ちやすいポケモン」をS Tierに置いています。

今回は軽くですが、Tier解説をS〜Aランクまでしていきたいと思います。

・S Tier解説

強さ・勝ちやすさの指標として、「一方的なアドバンテージの獲得が必須条件」であるとしています。もっとも分かりやすいのは【ハバタクカミ・カイリュー】であり、状態異常・先制技・変化技などのデバフ要因としての役割と純正アタッカーとしての役割が共存している。簡単にまとめると、テラスタル・一致打点・ステラなどを強く扱える代表例ということになります。

分かりやすく素早さでまとめると、【ハバタクカミ・ドラパルト・オーガポン(いど)・ジャローダ・パオジアン・マスカーニャ】などの高速ポケモンは「デバフ+アタッカー」を担当していて、追加効果技・連続攻撃・怯み・急所などの上振れ要因を持っているのが特徴です。

【カイリュー・マシマシラ・ヒスイバクフーン・イルカマン】などの中速ポケモンは「高火力+崩し」を担当していて、高火力一致技・回復技・能力変化で相手のペースを崩しやすいのが特徴です。

【暁月ガチグマ・ポリゴン2・ラプラス・ブラッキー・アシレーヌ】などの低速ポケモンは「高耐久+サイクル」を担当していて、状態異常・回復技・抜群範囲の広い技など無効化が少なく、弱点のタイプは少ないのが特徴です。

簡潔にまとめると、これらは対面・サイクルどちらもありえる環境のトップメタということで間違いありません。(バシャーモなども簡易的に解説)

特筆するべきは『ブラッキー・ジャローダ・バシャーモ・マシマシラ・イルカマン』でしょうか。一言で個別解説をしていきましょう。

・ブラッキー 真っ当に強い。妖・毒テラスタルとの親和性が高く、精神力・シンクロどちらも強い。イカサマ願い事でんじは毒々など選択肢が多く、オーガポン・カイリューに強い。最近は「みわくのボイス」を新規習得をしていて、悪タイプに対しても打点が高い。

・ジャローダ  デバフ+天邪鬼でシンプルに強い。ORAS・SM時代よりも伸び伸びと動けている、弱点はサブウェポンの少なさ。変化技は軒並み強いが、テラスタル・ステラは微妙。いまだに難しい。

・バシャーモ  弱点が少ない。まもるorみきり採用を前提にするパターンが多く、立ち回りと選出は厳しいがギミックとしてもバトンタッチ要因としても優秀。オンリーワンという感じがする。

・マシマシラ  過小評価。もっと強くなれる、プレイヤーの努力不足。自分自身も勉強不足だが、現状の最強格。

・イルカマン 理論上は最強。おそらく。

・A Tier

シンプルにまだ伸び代がある。これはかなり変動があると思われる。個人的に気になるのは使用率が50以下のポケモン。最近であれば「グライオン・オーロンゲ・ガオガエン」などの相性補完・並びの中核になれる「軸」としての選択肢が存在するポケモンが多い。

つまり、採用率・使用率のどちらも低いが非常に面白い独自の性能をしているポケモンが多いということで間違いがない。今後、重要になるのは恐らく「ゲンガー・ガラルマタドガス・キノガッサ・コオリッポ・ミミッキュ・サーフゴー・テツノカシラ」などのオンリーワンを持っているポケモンであると考えている。

分かりやすく言えば、固有の特性・固有の技などは対応が不可能になりつつある。いわゆる使用率TOP10の「BIG6」は唯一性があるものの、独自性が無いため不安定になりやすい。要するに採用するポケモン・育成するポケモンによって、「勝率」が大きく異なる訳ではある。

1ヶ月単位のレート戦に於いて、自分だけが持つ優位性というのはとても重要である。個人的にレギュレーションFで良いと思った「プレイヤー」も紹介しておく。

・ふゆのさん スタンダードであり、上記の問題をほぼオールクリアしている。プレイヤーとして最上位、もっと評価されるべき。


・テンクウさん 面白い。ORAS時代から安定している、独自性のある並びを永遠と使い続けるタイプ。個人的にはイーユイの採用が意外、素早さを重視しない立ち回り。特性と技をよく見ている。


・小岩井はわわさん  コメントに困る。現状の結論構成、これ以上が無い。グッドスタッフとして100点以上、学ぶものが多い。


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