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第6回:「喜び」が存在理由を明確にする

今回は「喜び」が自分の存在理由を明確にしていくということや「喜び」によって存在理由が明確になっていけばいくほど意識の次元が上がっていくということを書いていきます。

「喜び」が生きる目的を明確にする

人が「喜び」を軸にして生きていけるようになると、自分の存在理由が明確になっていきます。なぜかというと「喜び」を人生の目的にすると、「喜び」と人生をイコールで結べるようになり、それが自分の存在理由となっていくからです。

また「喜び」を自分の存在理由として生きられるようになると、人生そのものが充実していきます。そういった意味でも、自分にとっての「喜び」を見い出し、それを自分の軸に据えて生きることはとても大事なことです。

このことを、目的のある休日とそうでない休日の過ごし方を人生に例えてみることで理解できると思います。

何かしらの目的がある休日は、その目的に合わせて逆算しながら一日の計画を立てていきます。仮に13時に友人と会うといった目的があった場合、掃除や洗濯といったその日にすべきことを午前中に終わらせて、スッキリとした気分で、友人とのひとときを楽しめるようにしていきます。

しかし、目的のない休日を過ごしていたりすると、何となくだらだらと過ごしてしまい、掃除や洗濯をするのが夕方になってしまったりします。こういった感じで無目的に一日を過ごしてしまったりすると、その日の夜に「時間を無駄にしてしまった」という思いが湧き上がってきたりします。

これらのことを人生に当てはめてみると、目的があるかどうかで人生を充実させられるかどうかが理解できると思います。

目的を持たずに生きていると、無目的に過ごす時間が長くなってしまうため充実感を得ることが難しくなってしまい、人生そのものがぼんやりとしたものになってしまいます。

一方、人生の目的を持てるようになったなら、何をすべきかがはっきりしていくため、計画を立てて自分の思い通りのスケジュールで人生を歩んでいくことができるようになります。

「喜び」があると長続きする

私はこれまで様々なことにトライしてきましたが、「苦しい」と感じるようなことは長続きはしませんでした。面白そうだなと思って始めたことでも、実際にやってみると気が乗らないことがあったりして、それが原因で結果的に長続きしないことが何度もありました。

そういった意味でも「喜び」を感じられるようなことを「目的」にしていく必要があります。というのも、人は「喜び」と「目的」を一致させることができるようになると、そのことを継続して出来るようになっていくからです。

また「喜び」を感じられないことでは、「充実感」や「達成感」を感じられないため、それを長続きさせることは困難です。このため意欲が湧かないことをするよりも意欲が湧くことをした方が効率の良い人生を過ごせるようになります。

人が効率の良さを求めるのは、無駄と感じる時間を減らしたいからであり、無駄と感じる時間とは「喜び」を感じられない時間のことです。こういったことから、人が「喜び」を自分の軸に置くことができるようになると、無駄と感じることをすることがなくなっていきます。

「喜び」が世界の中心に自分を置く力となる

他にも「喜び」を自分の軸に据えることで、この世界に対する認識を変えることもできるようになっていきます。

例えば、自分が何をしたいか分からずにぼんやりと生きていたりすると、自分のことを「大多数の中にいる一人の自分」といった感じで見てしまいがちですが、「喜び」を追求して生きるようになると、「世界の中心に自分が存在している」といった感覚で生きられるようになります。

自分の存在を「大多数の一部」と見るか「世界の中心」と見るかの違いは、「受動的に生きているか」と「能動的に生きているか」の違いであり、「他人軸」で生きているか「自分軸」で生きているかの違いでもありします。

また、人は「喜び」を感じて生きていると、自分を主人公にすることができるので、人生そのものが躍動し始めます。人は自分を主人公として認められるようになってはじめて望みを具現化できるようになっていきます。そういった意味でも、自分にとってのかけがえのない「喜び」を見つけられるようになるだけで、人生のあり方を変えられるようになります。

「喜び」で次元上昇を可能にする

人は「喜び」を追求し人生を充実させていけるようになると、それに付随するように意識の次元を上げることもできるようになるでしょう。人は「嫌なこと」や「辛いこと」をしていると気分が落ち込んでいき、自分の意識を下降させてしまいますが、「喜び」を感じて生きていると、意識のベクトルは自然と上がっていくので、意識の次元が上がっていくのも当然のことです。

意識の次元を上昇せるには能動性が欠かせません。現在、スピリチュアルの世界では、地球自体が次元が上昇の流れにあるといわれていますが、受動的なマイナス思考で生きていると、この次元上昇の流れに乗れなくなってしまいます。

もし地球が次元上昇をしていたとしても、自分の意識を「喜び」で満たすことができないでいたなら、個人としての次元上昇を果たすことは難しいといえるでしょう。なぜなら、波長の合わない二つの波は同調することがないからです。

そこで、もし次元上昇を果たして少しでも自由度の高い人生を歩んでいきたいと望むのであれば、能動的に生き自分の意識を「喜び」で満たしていく必要があるでしょう。

というのも、能動性そのものが「喜び」と直結している意識だからです。

「喜び」には「思考」「行動」「言葉」が伴う

自分の意識を上昇させていく方法は、たくさんあると思います。そういった中で、私はやはり「喜びを感じて生きる」ということが意識の次元を上昇させるのに最も効果的な方法だと思っています。「喜び」には「思考」「行動」「言葉」の3つを伴わさせるので、総合的に意識を上げさせる力があります。

人は「喜び」得ようとすると、まず最初に何をしたらいいのかを「思考」し、その次にその思考を「行動」に移し、それを具現化するために「言葉」を使うようになります。こういった「思考」「行動」「言葉」の三位一体の行為が、上昇する三本のベクトルの矢となって「喜び」の強度を上げていきます。

私は私の「喜び」を実現するために、「喜び」についての記事を書いていますが、記事を書くにあたって毎回、どういったことを書くかを「思考」し、考えたことを具現化するために情報を集るという「行動」をし、「言葉」を使って文章を書いています。こういった「思考」「行動」「言葉」の3つの行為によって、意識の質を上げることができるようになります。

イメージングやアファメーションも、意識を上げていくためには効果的ですが、それだけでは単一的な行為になってしまうため、やはり「思考」「行動」「言葉」の3つを使って「喜び」を具現化していったほうが有効性が高いように思います。

したがって、イメージングの「思考」やアファメーションの「言葉」に「行動」を加えて「喜び」を追求していくと、その効果は倍増していくのではないかと思います。

「喜び」は次元上昇に欠かすことのできない力

人は自身の存在を「喜び」と結ぶことができたなら、自分を世界の中心の自分を置くことができるようになります。人が生きる上で大切なことは、自分の人生の主人公は自分であると感じられるようになることです。

そういった意味でも、やはり自分にとってのかけがえのない「喜び」を見つけることがとても大事であるといえるでしょう。なぜかといえば「喜び」は人生を前向きにさせる力となり、意識の次元を上昇を果たすため力となるからです。

といったわけで、今回は「喜び」が自分の存在理由を明確にするということと、「喜び」が次元上昇には効果的であるということを書いてきました。次回は、「喜び」という自分軸を見つけることができるようになると、他者との関わり方も変わってくるということを書いていきたいと思います。

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