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episode8 我々はどこから来て、どこへ行くのか

この「ヌーソロジーが面白い」というマガジンでは、「ヌーソロジー」という思想体系をまとめた半田広宣さんの2冊の著作「2013:人類が神を見る日」と「2013:シリウス革命」を読み解きながら、この宇宙の仕組みや私たちの出自について解説しています。

そもそも、私がこの「ヌーソロジー」を一つのマガジンとして記事を書き続けているかというと、現在の世の中の動きが「ヌーソロジー」で書かれていることと一致していていると感じたためであり、この「ヌーソロジー」で書かれていることを、今、知っておいた方が、これから先に起こりうる変化に対応できるようになると思ったからです。

ちなみに、この「ヌーソロジー」は半田さんが冥王星のオコツトと名乗るシリウス由来の知性体から得た情報を科学や物理、歴史や宗教、哲学や心理学などと照らし合わせて編纂したものになります。

私は、これまでの6回の記事で、この太陽系には「次元の交替化」によって生じる「覚醒期」と「調整期」についてや2013年に迎えた「覚醒期」の準備期間というべき「最終構成」、私たちの意識(魂の由来)についての記事を書いてきました。

そこで、今回の記事では、「次元の交替化」の図を使いながら私たちの意識がどのような流れで、この地球に降り立ち、今後どこへ向かって行くのかということを解説していきたいと思います。

「交替化」と「へーベスト」プログラムの関係性

前回までのおさらいを簡単にしていきます。

この宇宙は、オリオンととプレアデスという対になる二つの大きな意識領域が存在し、このオリオンとプレアデスを繋ぐポータルのような意識領域としてシリウスが存在しています。

この3つの領域を説明すると、オリオンは私たち人間の本質・礎(創造主のようなもの)というべき意識領域であり、プレアデスは私たち人間が存在する意識領域で、シリウスとはオリオンという一元化の世界とプレアデスという二元的な世界の意識の変換を行う場所ということになります。

そして、私たちの意識はオリオンから発生していて、シリウスを経由してプレアデスへとたどり着き、プレアデスで様々な経験をしてから、また、シリウスを経由してオリオンへと戻っていくこといなっています。

こういったオリオン→シリウス→プレアデス→シリウス→オリオンという意識の流れの変化を示したのが、こちらの次元の交替化の図になります。

次元の交替化

この「次元の交替化」は2万6千年で一周期となっていて、6500年ごとに「覚醒期」と「調整期」が交互にやってきています。

「覚醒期」とは、オリオンの意識がプレアデスへ行くための意識の変換を行う期間と、プレアデスからオリオンへと帰還するための意識の変換を行うための期間ということを意味します。

また「調整期」とは、オリオンの意識がプレアデスという人間次元を経験する期間であり、ここでの経験がオリオンに戻ったときに大きく役立つと考えられます。

オリオンとプレアデスはいわば宇宙の進化とその反映の関係にあるものです。創造の原因を送り出すのがオリオンで、その創造を育むのがプレアデスです。プレアデスは決して破壊を招く力を送り込んでいるわけではありません。新しい創造原因を創り出すための種子、つまり人間を宿している母胎と呼べる部分です。

「2013:人類が神を見る日」アドバンスト・エディション139p

この引用にあるように、オリオンで創造の原因となっていた意識の一部が、プレアデスという人間次元に降り立つことで、新しい創造の原因を作るための経験をしにきているというのが、今の私たちの意識になります。

そして、2013年を境に次元の交替化のサイクルは覚醒期に突入したことにより、私たちの意識は、これらシリウス領域へと入って行くことになり、意識の進化が起こってくることになります。

こういったプロセスが記されているのが、オコツトから半田さんに伝えられたハーベスト・プログラムということになります。

ハーベスト・プログラム

このハーベスト・プログラムは、調整期から覚醒期にわたって行われる意識の変換プログラムのようなものであり、2013年の覚醒期に入るにあたって1930年から人類の意識が進化していくようにと計画されたシリウスのプログラムで、人類が科学的進化を果たし、覚醒期に入るための準備のためにもたらせられたプログラムです。

ちなみに人類の科学的進化を果たすことが、この表に書かれている最終構成のことであり、1930年に始まり1999年までの期間、人類が科学によってマクロとミクロの概念を理解できるようになることがその目的でした。

そういった科学的な進化によって、人類は原子力をはじめとするミクロの世界である量子力学やコンピューターに代表される科学的な発達を遂げることになっています。

その後、2013年より覚醒期に突入し、今後、2025年には位置の転換という意識の二元化(二極化)が進むような体験をし、2037年には、オリオンへと帰還できるような能力を身に付けていくのだろうと考えられます。

とはいえ、この「覚醒期」に入ると、誰もがオリオンへと帰還できるというわけではなく、オリオンへと帰還できるのは、自分がこの世界に存在している理由を理解し、その目的や進化の意味を熟知していている意識のみであり、自分がなぜここに存在しているのか、進化の意味とは何かを漠然としか理解できていない意識は再び調整期を体験することになるそうです。

したがって、2025年には、こういった意識の振り分けがなされるような出来事が起こるのではないかと考えられます。

私たちはいつオリオンから降りてきたのか

では、話を次元の交替化に戻して、私たちの意識はいつオリオンを出発し、いつ帰還していくのかということをみていきたいと思います。

二万六千年の間に覚醒期と調整期、すなわち変換人であるシリウス時代と、人間であるシリウス時代と人間であるプレアデスの時代をそれぞれ二度経験するということを意味している。そして、これら四つの時代は約六千五百年ごとに等しく区分されていることになる。

「シリウス革命」127p

この引用を読むと、私たちの意識がいつこの地球にやってきていつ戻っていくかが分かります。

この「次元の交替化」の表を参考にすると、私たちは2度、覚醒期と調整期を経験することになるので、私たちの意識は26000年前にオリオンを出発し、最初の覚醒期でオリオンの意識からプレアデスの意識に対応できるよううな意識の変換を行い、19500年前からの調整期を人間として生活し始め、13000年前に覚醒期というべき時代を過ごすものの、再び6500年前から調整期に人間として生活し、2013年より、オリオンに帰還すべくまたシリウスの領域へと入って、オリオンに戻っていくということになります。

ちなみに、この26000年という数字は、地球が銀河系を回るのに歳差周期である26000年と一致しています。また、マヤ歴ではこの差異者周期を5200年×5回で26000年という数字を割り出していていますが、マヤ歴が終わるといわれたのも2012年であり、このオコツトからの情報である次元の交替化によって調整期が終わったのも2012年と一致していたりします。

また、ムー人と呼ばれていた人達は前回の覚醒期でオリオンに戻ったようで、私たちは、前回の覚醒期ではオリオンに帰還できなかったアトランティス人の末裔のようです。

そう考えると、ムー人は私たちより早く前回の覚醒期でオリオンへと帰還していたため、彼らは、自分がこの世界に存在している理由を理解し、その目的や進化の意味を熟知していていたということになります。

そして、今回の覚醒期で、私たちの中で、自分がこの世界に存在している理由を理解し、その目的や進化の意味を熟知していている人達が、アトランティス人としてオリオンへと帰っていくということがいえます。

このあたりについては、こちらの記事を見て貰えればと思います。

私たちがこの地球に来た目的はなんなのか

ここまでは、私たちの意識がオリオンからプレアデスに降りたち、再びオリオンへと戻っていく流れについて解説しました。

では、そもそも、私たちはこの地球に来た目的とは何なのでしょうか。

オリオンとプレアデスはいわば宇宙の進化とその反映の関係にあるものです。創造の原因を送り出すのがオリオンで、その創造を育むのがプレアデスです。プレアデスは決して破壊を招く力を送り込んでいるわけではありません。新しい創造原因を創り出すための種子、つまり人間を宿している母胎と呼べる部分です。

「2013:人類が神を見る日」アドバンスト・エディション139p

こちらの引用を見ると、私たちは、この地球次元で「新しい創造原因を創り出すための種子」を持って帰るということを目的として生きているといっていいでしょう。

なお、オリオンとプレアデスはいわば宇宙の進化とその反映の関係にある、とあるので、反映の意味をみていきます。

こちらは、「2013:シリウス革命」で記された負荷と反映のベクトルの様子を模した図になりますが、オリオンの意識が負荷であるならば、プレアデスは反映となり、二つの意識は真逆のものであるということができます。

こういったことは、オリオンの意識が一元的であるのに対し、プレアデスの意識は「善悪」や「男女」など対になる二つの事柄が二つで一つという二元的なものだったりします。

そういった意味でも、覚醒期には入った現在、スピリチュアルの世界で、二元的な意識を一つにしていこうする「統合」の大切さが説かれていることが納得できたりします。

これらのことから、私たちはこれまでのプレアデスの意識である地球での経験は、オリオンの意識では体験できない二元的な意識を体験するためにあったと考えられます。

たとえばオリオンの世界には、「男女」というような性別の区別はありません。しかし、私たちが「男」や「女」を経験することにより、性別が異なることから得られる感情や感覚などの体験ができるようになります。

あるいは私たちがこの世界で「ポジティブ」と「ネガティブ」という二つの意識を体験することで、オリオンでは体験し得ない様々な感情や感覚を得ることができるようになっています。

したがって、こういった二元的な世界でしか得られない感情や感覚を持って、オリオンの世界に帰っていくことが、私たちの大きな使命ということができ、このプレアデス次元の地球での定見が、人間の礎というべきオリオンの世界での新しい創造をするための原因となるといっていいでしょう。

私たちは宇宙の進化のために様々な経験をしている

私たち人類がこれまで体験してきたことは、とても苦しかったり、辛い経験をしてきたと思います。また、その一方で、オリオンでは決して体験できないような身体的な喜びも体験していたりします。

そして、こういった宇宙の仕組みを理解できるようになると「喜び」も「苦しみ」も、実は宇宙が進化するための必要な経験であったということを理解できたりします。

とはいえ、覚醒期に入った現在においては、あえて苦しい体験をする必要もなくなっていくため、あとはオリオンに帰還すべく、二元的な意識を統合しながら、楽しみながら覚醒期を過ごしていけばいいということになります。

そこで、次回は私たちがこの調整期で何を経験してきたのかをもう少しだけ振り返って、これから私たちの意識を覚醒を果たしていくために何をして行かなければならないかについて、「2013:シリウス革命」と「2013:人類が神を見る日」を参考に紐解いていきたいと思います。



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