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ひとり

独りの夜


イベント終わって
そのまま泊まった 
馴染みのログハウス

不思議と
ひとりきり


こんな時間を もらえるなんて


布団に横たわった途端

嗚咽と共に
涙が溢れ

しばらく止まらず


ありがとう

ありがとう

何処へともなく
感謝してた



ずっと 求めてた


独り
に 戻りたかった


ぶっ壊れそうな心を

無理矢理

 「いいひと」
って枠に 押し込めて

笑顔を 貼り付けてる



僕は

自分を押し殺して

優しい外面 整えて

姫のサポートとして
一緒にいる



自分にとって
そんな僕は

めっちゃ ヤなやつ



独りの時間は
自分が 自分でいられる時間


勝手に溢れてきた 涙

ホントの自分が
ホッとしてる


姫に
優しい 嘘 を
つかなくていいから


世界は
どこまで僕らを
試そうとしてるんだろう

もう 限界だって言ってるのに

動けば変わるって言うけど
どう動けばいいかもわかんないのに

どーしろってんだろうね

ただただ
できる範囲で動いて
反応を待つだけの日々

僕らが ぶっ壊れないうちに
姫も安心して過ごせるところに移れること

切に 願ってる

ただただ
姫のしあわせを 祈ってる











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