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習い事をする意味

こんにちは!いつも家事に育児、お仕事などお疲れ様です。

今日は「習い事をする意味」について語ってみたいと思います。
昨日の記事でも少しだけ触れているのでよかったら読んでみてくださいね。

私は今、ギターと英語を習っています。
娘はウクレレとサッカーを習っています。
いずれも良い師に恵まれて、楽しくスキルを伸ばしています。
習い事は家計においてそこそこの出費ではありますが、今はこれらなしの生活は考えられないほど人生が豊かになりました。
習い事を初めて本当によかったと感じています。
なぜ私がそのように感じているのか、ポイントは何だったのか。分解してみたいと思います。


とにもかくにも先生が重要

はい!イチにもニにもとにかく大切なのが先生との相性だと思います!!
優しくてどんな小さなことでも褒めてくれる先生がよいか?
怠け者だからたくさん怒って気を引き締めてくれる先生がよいか?
はたまた映画「セッション」のようなパワハラ先生から習いたいか…?

人それぞれの相性はあると思いますが。
私は、お子様含む初心者さんはとにかく優しく楽しい先生がよいと思います。なぜなら、最初のうちは嫌いにならないことが一番重要だからです。
嫌いにさえならなければ長く続けることができます。長く続ければゆっくりペースでも確実にうまくなります。
のびのび自分のペースでうまくなっていけば、時間はかかっても確実に力をつけることができますし、人生が少しずつ豊かになっていくと思います。

うちの娘はウクレレの練習が好きではありません。
指も痛いし、難しいし、楽譜も読めないし…時には泣きながら練習しています。
でも先生のことが大好きだから続いています
はじめは「4歳からウクレレなんて早すぎたか…?」と悩みましたが、細々と続いているおかげで一年前に比べてすごく上達しました。
私はその成長がうれしくてたまりません。

ビシバシ厳しい先生は、大抵のことができるようになって、さらなる高みを目指したい人向けかなと思います。
そしてさらに、そういう指導を受けても委縮しないレベルや性格の人向けだと思います。ゆえに合う人はかなり限定的ではないかと。
また、映画「セッション」からわかるように、他人を恐怖で支配することは共依存的関係になりやすいです。恋人や自分の人生すべてを捨ててでもその師についていくことが、正しいことなのか?
厳しさの調整は難しいものです。
言い方ひとつで全然違う。
また、厳しさをうまく調整できている師は、結局「優しくて楽しい」先生だとも思うのです。

フィードバックをもらえる

ひとりで練習や学習をしていても、他人から見た地点がわかりにくいです。
とくに楽器やスポーツなんかは、「このフォームであっているのか?」「上手くできているのか?」と不安になります。
そういうときに、見てくれる他人がいたら一発解決です。
しかもプロの視点から見てもらえるので、家族や友人に見てもらうこととは別の安心感があります。
また、自分では思ってもみなかった部分を褒めてもらうこともあります。これはなかなか嬉しいものです。自信にも繋がります。

期日ができる

習い事をしていると発表会や試験、試合があります。
それに向けて短期目標でがんばることができます。
また、週に一回など定期的に見てくれる人がいることによって、「忙しいけどちょっとは練習しないとな」「単語このページまでは覚えておきたい」など、普段の生活の中に習い事に関するタスクがめり込み、強制力が出ます。
習い事の料金は強制力とフィードバックの2点でペイできると思っています。これらは独学では得にくい特徴です。

仲間ができる

私は大学時代軽音楽サークルに所属していました。
振り返るとめちゃくちゃレベルが高かったなと感じています。
みんな独学でプロ顔負けの演奏をするのですから…
しかし、レベルが高かったからか、下手な人は陰口をたたかれたり、バンドから誘われないといったシビアな面もありました。

昨年冬に初めて習い事先でのギター&ウクレレ発表会に出ました。
演奏レベルはそれぞれでしたが、どんな演奏にも終わったあとは必ずあたたかい拍手が起こりました。
先生が優しいからでしょうか。
みんなの努力を感じられたからでしょうか。
発表会のあの雰囲気、すごく良かったです。
こんな世界もあるのだと嬉しくて涙が浮かびました。

また、発表会当日に一緒に歌ってくれる仲間に出会いました。
初めて会った気がしなくて、ライブ中もずっと心地よかったです。
同じ教室に通い、同じような志を持った人というのは、もしかしたら似た空気感を持つのかもしれません。
シビアだけではない、こういった喜びに出会えたことがとてもうれしいです。

子どもの習い事を始める上での注意点

親の負担も考慮した上で決めること

家での練習や宿題は、子ども単体ではまずやらないと思ったほうが良いです。
ゆえに、それを管理監督するという親の仕事が発生します。

また、送迎も時間と体力を要し、親のリソースを削ります
子どものみならず親の時間、体力、気力を考慮したうえで習い事を選ぶ必要があります。

目標を設定しよう

習い事をやめるタイミングは意外と難しいです。
習い始めると「次の発表会までは…」「もう少しうまくなってから…」など欲が出てきりがありません。
なので、習い事を始める前に目標を決め、それを達成したらやめてもよいというラインを引くとよいと思います。
本人がやめたくなければ続けても良いですし。

ポイントは「本当に本人が」決めた目標か、という点です。
親御さんはつい自分の思う目標に誘導しがち。
どんなに低い目標に思えても、本人の中では一大決心かもしれません。
本人にとってのハードルは他人からは見えにくいものです。

ご自分で目標が設定できる年齢かも重要です。
未就学児がご自分で適切な目標を立てることは難しいのではないでしょうか。(一部それが可能な子もいらっしゃるかもしれませんが)
また、それができるようになる年齢もこどもによってまちまちではないでしょうか。
そのため、まだその年齢に達していなさそうな子は、前述した通り、楽しく続けられることを最優先するのがよいと思います。

また、大人の習い事に関しても、目標設定でラインを引くことは重要です。
ちなみに私は楽しく習っているうちに目標が更新されて、やめられずにいますw 楽しすぎてやめられないなんて最高です!
私の叔母はもう40年近く絵を習っています。
叔母も同じく楽しくてやめられないんだろうなぁと。
人生に寄り添ってくれる習い事と出会えるなんて幸運ですね。


おわりに

私は独学が得意な方だと思いますが、マンツーマンで寄り添ってくれる師と出会えたことで、人生がより花開きました。
独学も楽しいし、習い事も楽しい!
厳しいだけじゃない、楽しくステップアップできる人生に突入することができたのは、良い師と出会えたからだなぁと感じています。
みなさんも、みなさんのお子様も、そんな素敵な師に出会えますように。
そして楽しく実り多い人生になりますように!

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