アラサーゲイの失恋回復日記⑥〜Aの告白〜

こんにちは。アラサーゲイのYです。前回はショッピングモールでのデートについて書きましたが、今回はそこでされたAの告白についてです。

Aには彼氏がいるのですが、その関係性が非常に独特なのです。Aよりも彼氏は10歳以上年上です。それだけならまだしも二股をされていると告白してくれたのです。非常に魅力的なAを差し置いてどうしてそんなことをするのだと怒りを覚えてしまうのは当然でした。
しかし、どうやら自分が二股される側に望んでなってしまったらしいのです。

事のあらましを説明していきましょう。分かりづらいのでAの彼氏をB、Bが元から付き合っていた相手をCとします。
ゲイの世界ではパートナーの有無をプロフィールに書くのが半ばルールのようになっていると前回書きましたが、Bはそもそも自分に彼氏がいることを言わずにAと会っていたそうなのです。彼氏がいるとは思っていないAはBに惹かれていきます。しかしゲイの世界は狭いのか、偶然AとCが遊んで好きな人の話になった時に同じ人を指していることが発覚してしまったのです。
その時点ではAとBは付き合ってはいなかったようですが、3人で話し合いの機会が設けられました。しかし、その結果BとCは別れるには至りませんでした。
普通ならここでAはBのことを諦めると思うのですが、どうやら諦められず告白をして付き合うことになったのだそうです。

あまり良い関係とは思えませんが、当人たちが納得しているのであれば私がどうこう言うのは無粋なことです。ただ、求めている愛が十分に得られないようであれば苦しくなってしまうのではないかということは伝えました。
実際AはあまりBに会えておらず月1くらいのペースとは言っていましたが、逆にそれが良いようなのでそういった関係性もあるのだなぁと少し不思議に思いました。

その後はモールを散策して、わざわざ遠くまで来たのに洗剤を買おうとする彼がちょっと面白かったです。

途中本屋にも寄ったのですが、その時に彼はまた別のある告白をしてくれました。次回はその話をしていきます。

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