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【新世界秩序】完全攻略ガイド

※全文無料です

〜前書き〜



皆さんこんにちは、「しとろん」です。
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3本目の記事となる今回は
自分の愛機【新世界秩序】についての解説記事となります。

※【新世界秩序】って何ぞや?って方は
前回記事:【新世界秩序】が出来るまで(https://note.com/sitoron316/n/n634be20ef635)を是非ご覧下さい


実績としては
3月後半〜5月27日現在まで
13回持ち込んで本戦10回上がり
(全勝優勝🏅×1、4位×3、1没×6)

上がれなかった3回の内、2回は3-2オポ落ち、と
1没の数とメダルの数はパッとしませんが
アベレージだけは高いので、ランキングを安定して走る分には結構良いのかな?なんて思ったりしてます。

今回は
約2ヶ月間【新世界秩序】に向き合ってきた
私の思考と構築の変遷を実際に使用してきたリストと共に解説していきます。
是非、御覧下さい



①3月後半〜4月上旬までの構築と着地点についての解説

まずはこちらの構築を見ていただこう

基盤

実際に筆者が
3月後半〜4月上旬まで使用していた基盤である。


繰り返しにはなるが
構築理念及び採用経緯に関しては
前回記事に記載の為、割愛させていただく

さて最初は
【新世界秩序】基礎について触れようと思う

「これはどういうデッキか?」と問われれば


「マナを伸ばしてるだけで勝てるデッキ」であると言える

13マナなんだから
VANとギャイアもバウンスさせてくれ



ただ、【新世界秩序】は
〈新世界秩序〉をパナして勝つロマンデッキではありません。


それを語る為にも
【新世界秩序】の大まかなデッキタイプ別の指標を列挙していく事とする。

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1.vsアグロ

S・トリガー〈ヘブンズ・ゲート〉〈霊宝ヒャクメ-4〉からの〈砕慄接続グレイトフル・ベン〉の成立が最大目標
切札勝太&カツキング〜熱血の物語〜〉と〈百族の長プチョヘンザ〉によるカウンターも視野に入れて行動する為、ハンドキープに難あり


2.vsコントロール、(ミッドレンジ)

※ミッドレンジの中でもフェアデッキに分類されるものに限る

新世界秩序〉の成立が最大目標
「マナを伸ばしているだけで勝てる」
を地で行くマッチアップ
脇目も振らずにマナを伸ばしましょう


3.vsアナ退化

切札勝太&カツキング〜熱血の物語〜〉からの
百族の長プチョヘンザ〉の成立が最大目標
これだけでは全く勝てないので
ちゃんと早い段階で盾を詰めることが大切

アナ退化に勝てなさすぎて
構築が変化していくこととなるが、それは後述


4.アンフェア


勝てない


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上記の通り
【新世界秩序】における
〈新世界秩序〉の役割は
コントロールミラーを制する役割遂行札
ロングゲームにおける明確な着地点
この2点を評価して採用しているものとなります。


要するに

砕慄接続グレイトフル・ベン
切札勝太&カツキング〜熱血の物語〜
百族の長プチョヘンザ

これらのカードを用いても
勝利する事が出来ない対面に使うのが
新世界秩序〉となります。


②自由枠と各種コントロールとの優劣



2枚ある自由枠については
4枚目の〈ヘブンズ・ゲート

白いフェアリーギフト(トリガー持ち)

8枚目の「赤」の確保
5枚目の「ササゲール」対応札として
1枚のバリューが高い
複合色に「赤」を持つディスペクター

1投とは思えないほど、役割対象は多岐にわたる
ヒャクメベンのついでに4マナで出るのもgood
新世界秩序を撃たずに
こいつだけで拾った試合の数は、片手では数えられない



要所で相手の計算を破壊する受けとして
界王類邪龍目ザ=デッドブラッキオ
S・S・S〉等を試行錯誤しつつ、使用感を探っていた

プチョヘンザとの相性◎
役割対象はJO退化、覇道、ハチ公
貴重な「赤」持ちで、純粋にトリガーが欲しい時に採用
役割対象はJO退化、アポロヌス、ハチ公
赤単には微妙に心もとないのが玉に瑕


次に【新世界秩序】と
他のコントロールデッキとの優劣を比較していく
まずは優れた点から

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1.

地龍神の魔陣〉〈天災デドダム
切札勝太&カツキング〜熱血の物語
砕慄接続グレイトフル・ベン〉による

安定したリソースと継戦能力の高さ

特筆すべき点は「山札を掘る速度
めくるカードが多い為
状況に応じたカードを探しに行く事が容易な為

俗に言う
シルバーバレット戦術」を組み込む事が出来る

筆者が【新世界秩序】の構築面において
愛してやまないポイントではあるが

現時点での構築では
自由枠が足りなすぎて
上記の強みを最大限には活かせていない為
そこについては③項で触れる事とする


2.

獅子王の遺跡〉の存在により
コントロール対面でのブースト勝負に勝ちやすく

新世界秩序〉という
明確なフィニッシュ手段を持つ為

勝ちへの道筋が分かりやすい事に加え
マナを伸ばしているだけでコントロールミラーを否定できる事


3.

ヘブンズ・ゲート〉〈霊宝ヒャクメ-4
切札勝太&カツキング〜熱血の物語〜
地龍神の魔陣〉〈新世界王の破壊・創造〉による合計8枚のガードストライクという

堅牢且つ
シールドを殴る側の脳をバグらせるような
ケアの難しい受け札の採用

獅子王の遺跡〉のブーストから
ビート対面に間に合う事もしばしば

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次に劣っている点を列挙する。


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1.受け札がご都合主義的過ぎる


良い点3.の直後にこんな事を書くのも恐縮なのだが

手札にブロッカーが無ければ機能しない
〈ヘブンズ・ゲート〉

シールドが2枚以下の状態でしかS・トリガー化しない
〈切札勝太&カツキング〜熱血の物語〜〉

踏む状況次第でしか受けとしての機能が無い
〈霊宝ヒャクメ-4〉、ガードストライク

活かせる札を採用しなければ最早受けでも何でもない上、条件付きの〈獅子王の遺跡〉

とまあ結構な言い分ではあるが
実際にかなりの噛み合いを要求されている事だけは、理解していただけたと思う


要するに
単体で完結しているカードが少ない上
受け札のほぼ全てがタイミングありきである
ということである。


2.自由枠の少なさ

現実的な問題として
赤7枚」のデッキで
切札勝太&カツキング〜熱血の物語〜〉を
4ターン目にキャストする事で環境に抗います!
というのは些か無理がある為


自由枠」とは言いつつも
赤絡みのカード」に限定されている事


赤確保できない問題」は
【新世界秩序】における致命的な構造的欠陥
であると言わざるを得ない問題である為
もし【新世界秩序】を練る機会が読者にあれば
まずはこの問題を突き詰めて考えてみて欲しい


3.妨害手段の乏しさ


5cコントロール】では〈ロスト・re:ソウル
天門ディスペクター】では
神徒メイプル-1〉〈絶望と反魂と滅殺の決断
〈拷問ロスト・マインド〉

テキストより長いフレーバー
テキストより長いフレーバー
現代デュエルマスターズで1.2を争うほど
筆者が好きなカード


前者は最速4ターン目に全ハンデス
後者は3ターン目から妨害をしていく事が可能


【新世界秩序】の場合は
切札勝太&カツキング〜熱血の物語〜〉の圧力で
盤面にクリーチャーを展開させる事への裏目を作る事で「妨害」としているが

逆に言えば
何も出してこない事に対する「解答」がこちらにはブーストくらいしか無く、前述の項で述べた
切札勝太&カツキング〜熱血の物語〜〉+〈百族の長プチョヘンザ〉のパッケージによる制圧を
最終目標にしている対面には
対面主導の読み合いを強いられてしまう事が挙げられる。

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③4月上旬以降の構築変遷

上記を踏まえた上で
まず最初に手掛けたのはこちらの構築

「コントロール」感が強くて好き
復帰した時から使ってるイラストなので
とても愛着がある。

目を引く箇所としては
フェアリー・ミラクル〉の採用が挙げられる

地龍神の魔陣〉は強力なカードではあるが
新世界秩序】というデッキにおいて
単色率の低下を招いている事が使用感からの欠点として挙げられていた

単色の少なさを〈獅子王の遺跡〉の成功率アップ
という隠れ蓑でやり過ごしてきた本アーキではあるが、流石に庇いきれない所まで来ていた為
単色且つ6マナ帯とのくっつきが良い事を評価して
試験的に取り入れた次第である。

また、本アーキの主要受け兼ノイズ筆頭でもある
ヘブンズ・ゲート〉の白単色弱い問題
ある程度許容してくれる点でも非常に評価できる一枚である。


次に目を引くのはこのカード

13000偉いよね

蒼き守護神ドギラゴン閃〉である。

このカードの採用理由としては
9枚目の且つ9枚目のヘブンズ・ゲート対応のブロッカー

・〈切札勝太&カツキング〜熱血の物語〉のバリュー向上
※〈天災デドダム〉〈霊宝ヒャクメ-4〉もしっかり踏み倒し範囲の為、ヒット率が高い


自由枠としての採用だが
確定枠に数えてしまっても良いほど
【新世界秩序】にマッチした1枚である為、是非お試しいただきたい
赤だけど赤白というカラーリングはカスなのでそこには目を瞑る


また、この頃から
ブーストの取り方とフィニッシャーについて
考え方が筆者の中で変化し始めている
その代表がこちら

すっごい安くなったよね


地封龍ギャイア〉の採用枚数減少である。

新世界秩序〉から出てくるフィニッシャーとして、本アーキにかかせないカードであると考えていたのだが
・「赤く」ないこと
・投げたい対面が「コントロール」に寄っている事
・そもそも本カードを使わずとも
新世界秩序起動のみで充分勝利できる事

などを加味した結果
禁断龍王vol-val-8〉に1枠を譲る形となった

次にブーストについて

マナ加速をしまくれ!!の疾走感すき


フェアリー・ミラクル〉の採用により
速度が早まった反面、単色率の増加に伴い
獅子王の遺跡〉のバリューが低下

天災デドダム〉や
フェアリー・ミラクル〉から動けるのなら問題にはなりにくいが
上記2枚を引けていない場合においては
無視できないデメリットと化してしまうのである

②項で自由枠の乏しさについて触れたが
今まで、自身が確定枠であると思い込んでいた
ブースト手段とフィニッシャーには
変更の余地がある事に気付いた

ここからの構築は
どこまで削れるか」をテーマに
探りを入れていく事になる

それに伴い
全てを削った状態のベースを一つ作成した

【新世界秩序のベース】

自由枠10枚

これを基に
「肉付け」の作業を行なっていく

【試作品】

個人的に取り回しやすくて良いリスト


この構築の意図としては
・〈獅子王の遺跡無しでも問題ないか
・〈フェアリー・ミラクル〉に依存するなら
」はどの程度確保しなければならないのか
2コストブーストの必要性
フィニッシャーの総数は何枚がベストか

上から順に精査していく

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

・〈獅子王の遺跡〉は無しでも問題ないか


結論:〈フェアリー・ミラクル〉のみで充分

単色率と多色率の配分難航化に伴い解雇
〈怒流牙サイゾウミスト〉等のシノビや
〈蒼龍の大地〉等を採用する際には呼び戻しを検討する自由枠となった


・「赤」はどの程度必要か


数学検定準2級を持つ筆者だが
確率計算を綺麗さっぱり忘れてしまっていた為
急遽「杓文字」氏に確率を求めていただいた
引けるか引かないかに関しては感覚にしがちなのが筆者の悪癖

下記は2ターン目までに「赤」絡みのカードが引ける確率である

平日の真昼間なのに爆速で対応してくれた
しゃもーじいつもありがとう

確率をどこまで意識するかは
個人によって変わってくる部分ではあると思うが

筆者の感覚としては
10枚採用」が一番都合が良いと考えた

その為、上記構築から1枚
自由枠の捻出が可能となった

・2コストブーストの必要性


③項初頭の構築(ミラクル、デドダム、獅子王基盤)を試した際に感じたのだが

闘争類喧嘩目ステゴロ・カイザー/お清めシャラップ〉と〈ロスト・Re:ソウル〉を抜いた
5cコントロール】の劣化基盤という印象を個人的には受けた

アナ退化への精一杯の抗い(無理)

・押し付けのビッグムーブが無いデッキで
3ターン初動というレンジを下げる行為に疑問があった事

・3マナ帯でのタップインの許容(多色事故のケア)


・そもそもの前提として
【新世界秩序】は6マナ帯の動きが強く
2回の単色アンタップイン要求をされた挙句
もたらされる最大リターンが
〈切札勝太&カツキング〜熱血の物語〜〉のキャストである
3→5のマナカーブを採用する事に意味を感じなかった事


以上3点を考慮した結果
【新世界秩序】には2コストブーストが必要である
と結論付けた

・フィニッシャー総数について


これに関してだが
極論、「0」でも構わないと筆者は考えている

・〈新世界秩序〉を唱えて現れる
大量の〈砕慄接続グレイトフル・ベン〉に加え
百族の長プチョヘンザ〉のタップインによる制約
前述の〈砕慄接続グレイトフル・ベン〉のマナ送り効果から再装填された〈新世界秩序〉を構えて大量のドラゴン軍団で殴りかかる事が出来るためである
〈新世界秩序〉は墓地からもドラゴンを出せるので盤面ぐちゃぐちゃにされても負けない


また、筆者の思考として
フィニッシャーは増やした分だけデッキが脆くなる」というものがある


コストの大きいデカブツは
出せた時の制圧力には目を見張るものがあるが

反面、出せなければマナに置くくらいしかなく
ただの1マナ」としての価値しか無くなる為である


上記の通り〈地封龍ギャイア〉や
禁断龍王vol-val-8〉等が無くても
勝つ事自体は可能であると言えるし

理論的な部分に触れるなら
無くしてしまった方がいい枠ではあるが

本音を言えば、何も考えず殴りたいので
フィニッシャーは1〜2が適正」であると考えた

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④5月上旬〜5/27現在の構築


上記を踏まえた上での
新世界秩序】のベースがこちら

【新世界秩序ベース確定版】

自由枠7枚

筆者が現在も使用しているベースである


ブースト枠に関しては、環境によって
2コストブースト
闘争類喧嘩目ステゴロカイザー/お清めシャラップ〉に入れ替えたり
入れたいカードとの兼ね合いで総数8〜12までを都度選択している

自由枠7枚のうち
最低でも3枚は「赤」持ちカードに割き
残りの4枚は環境によってチューンしているのが現状である

また前項のフィニッシャー問題に関して
今までの〈地封龍ギャイア〉+〈音卿の精霊龍ラフルル・ラブ/未来から来る、だからミラクル〉ではなく
よりスロットの削減をする為
超神龍バイラス・カースド〉を採用した

超神龍なのに進化クリーチャーじゃないのなんでだろう


無論、この枠は〈無双恐皇ガラムタ〉でも良いが
1枚でも多く単色を確保するべく前者を採用している
※自由枠に単色を求めるのがちょっと厳しい

バスター対応なので多分こっちの方がいい


フィニッシャーを上記の2枚に限定した経緯は
S・トリガー持ちタマシードの台頭が挙げられる

さようならデスゲート


上下面共に強く
革命チェンジにより、0コストで投げる事ができ
使い回しも可能な
音卿の精霊龍ラフルル・ラブ/未来から来る、だからミラクル〉はともかくとしても

投げたい対面が【コントロール】に寄っている
地封龍ギャイア〉の役割が〈新世界秩序〉がある以上、希薄である点が気がかりになり


そこに来てケア不能の
S・トリガータマシードの登場により
上記2枚のパッケージでの完ケアが不可能
となった事から、役割が限りなく薄くなった
地封龍ギャイア〉を解雇

S・トリガーそのものを封じる
カードに白羽の矢が立ったのである


ベースについてかなり長くなってしまったが
ここからは、筆者が実際に使用したリストを列挙していく

5/13 第33回アドフェイズCSナイト 1没
【新世界秩序】

ジャッキーを入れたのはこの日が最初で最後

墓地退化】や【青単スコーラー】や【青魔導具】を全員跡形もなくぶっ倒す為に
戦武の無限皇ジャッキー/俺たちの夢は終わらねえ!〉を採用
そもそも違うデッキを使え

普通に墓地退化に負けたし
この日はグルメ墓地相手に投げただけで終わった


」を持ち、一応下面も
切札勝太&カツキング〜熱血の物語〉に対応している為
受け」と言い張る事は出来る

試行回数が足りてなさすぎる為
強いか弱いかの判断はまだついておらず
今後も採用する可能性はある


この日の負け対面は
JO退化】【アナカラー墓地退化


5/15 第35回フルコンプ名古屋大須店デュエマCS4位

【新世界秩序】

負けた対面に全力で寄せていく男

先日【JO退化】に負けた為
対抗手段として〈S・S・S〉を採用

色も良いし、埋めやすい


構築を「受け」に寄せつつも
能動的に動きたいという欲望と葛藤が
地龍神の魔陣〉3枚と〈S・S・S〉3枚から透けて見える事だろう


この日の負け対面は
JO退化】【赤単】【アナカラー墓地退化


この辺りから

「どれだけ受けを増やしても、5枚の盾では人は受からない」


という邪教に染まり始める


5/20 アドフェイズCSナイト 1没
【新世界秩序】

今気づいたけど赤9枚しかない

前回の構築を見ていた際に
地龍神の魔陣3枚
急激なアレルギー反応が出た」為4枚に変更
※偶数信者なので奇数だと気持ち悪くなる

負け対面は
アナカラー墓地退化】と【忘れた】


この頃から
墓地退化】やアグロ系アーキを滅ぼす為に
Dの妖艶マッド・デッド・ウッド〉を採用
出来ないか考える日々が続き

その結果
変なデッキ】が爆誕する事となったのだが
それはまた別のお話

件のデッキでボルスズが準優勝
自分のデッキを使ってくれるのって怖いけど本当に嬉しい


5/27 アドフェイズCSナイト 1没
【新世界秩序】

「邪教」入信
書いてて気づいたけど
カースドをガラムタに変えた方が良いな
ドラゴンなので実は新世界秩序から出る


前述の
5枚の盾では人は受からない」理論への回答が
百鬼の邪王門〉の採用である

対応クリーチャーも
天災デドダム〉〈霊宝ヒャクメ-4
切札勝太&カツキング〜熱血の物語〜〉の
合計12枚と心もとない枚数ではあるが

盾で受けきれなかった時の最終手段としての採用
の為、意図的に増やす意味をあまり感じなかった事もあり12枚のままで行く事にした


また
ヴィオラの黒像〉の採用により
竜魔神王バルカディア・NEX〉のワールドブレイクにカウンターが出来る様になったのも見逃せないポイントである


余談だが
本構築には何故か〈一王二命三眼槍〉が
入っていない為

「スタンドの矢」みたいな擦られ方


竜魔神王バルカディア・NEX〉の攻撃時に
禁断竜王vol-val-8〉を投げられると
S・トリガーで
竜魔神王バルカディア•NEX〉の破壊に成功したとしても〈百鬼の邪王門〉で〈霊宝ヒャクメ-4〉をめくって延命を図る他ないと言う
意味不明な構築と化しているので本構築の丸パクリは非推奨である


この日の負け対面は
赤単】【ゼーロベン


ヘブンズ・ゲート〉を削るのは禁忌であると再認識した


本戦1回戦目の相手が【ゼーロベン】だった為
フェアリー・ミラクル〉を1枚使った後、帰宅



⑤対面毎の戦績

記憶を頼りに各対面毎の戦績を集計した
正確な数字ではない為
あくまで「目安程度」に思っていただけると幸いである

※対戦回数が3回未満のものは省略

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【赤単】 10勝6敗
【JO退化】 5勝4敗
【アポロヌス】 3勝1敗
【アナカラー墓地退化】 3勝6敗
【4c天門ディスペクター】 3勝1敗
【5cコントロール(ネバー・ドラサイ問わず)】
3勝0敗
【マッドデッドウッド】 4勝1敗
【ラッカギャラクシールド】 4勝0敗
【巨大天門】 0勝3敗
【グルメ墓地ソース】 3勝1敗
【赤緑ツインパクト】 5勝2敗
【アナカラーデッドダムド】 3勝0敗
【青単スコーラー】 0勝4敗
【ゼーロベン】 1勝3敗
【青魔道具】 1勝3敗
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⑥〜まとめ〜


このように
初動を削り、ブーストを削り、フィニッシャーを削り、自由枠を強引に作っていった結果


百鬼の邪王門〉や〈戦武の無限皇ジャッキー/俺たちの夢は終わらねえ!〉のようなピーキーなカードの採用まで行えるようになったのが
新世界秩序】を使う上でのメリットの一つとして、カウント出来る様になったのは
単に「使い込みの経験値」によるものの比重が大きく


同じデッキ」を「実戦」で使い込む事をしてこなかった筆者としては
自分の視野・思考が広がっていくのが何より面白く

まだまだ自分次第でポテンシャルを引き出せる可能性を感じさせてくれるところ
新世界秩序】を使い続けている理由である


本記事の読者が
筆者もまだ見ぬ【新世界秩序】の可能性を引き出し
新世界秩序】の「完成形」が見られる日を心待ちにしつつ、筆を置く事とする。




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6/5追記

2ブ必要獅子王不要とはなんだったのか

6/5ネクプロcsにて
bye込11-0(全勝優勝🏅)を達成

あれだけ声高に言っていたのに
2コスブーストではなく
獅子王の遺跡〉を使用した理由としては

・環境のスピードが後ろに寄っていると感じ
コントロール対面への遂行速度を上げたかった

・単色確保

この2点が主な理由である


また、遂行速度を上げるという観点から
フィニッシャーの枚数を増量


無双恐皇ガラムタ〉〈禁断龍王vol-val-8
時の法皇ミラダンテⅫ〉の3種と

上記3種でもケアの難しい
百鬼の邪王門〉等の手札からカウンター出来るカードへの解答として

音卿の精霊龍ラフルル・ラブ/未来から来る、だからミラクル〉と〈ニコル・ボーラス〉のどちらを採用するかについては悩んだが

カツキングを強く使える環境ならこちらに軍配があがる
やっぱ大量ハンデスは強かった

・色が強い
・大量ハンデス
・〈獅子王の遺跡〉のお陰でマナカーブに無理が無くなった

上記3点を加味した結果
今回は〈ニコル・ボーラス〉に枠を譲る形となった


他、これまで不採用だったカードの簡易解説

ロージアダンテを愛しています

時の法皇ミラダンテⅫ〉の採用理由は主に2つ

・〈禁断龍王vol-val-8〉で殴り勝ちする際のノイズとなる〈終末の時計ザ・クロック〉のケア

・〈流星のガイアッシュ・カイザー〉を使用するデッキの〈切札勝太&カツキング〜熱血の物語〜〉+「革命チェンジ」に一方的にアドバンテージを稼がれるのを抑止する為

一応上記フィニッシャーが盾落ちした際はこちらで詰めていく事になるので盾落ちケアの側面もある

素で持ってるSAが強えんだ

一王ニ命三眼槍〉は⑥項での反省を活かした枠

百鬼の邪王門〉のヒット率増加兼
盾に縋らない「邪教」の教えを世に知らしめる為採用

採用理由としては
百鬼の邪王門〉同様
盾で受からなかった時用の最終防衛手段である

勝利のガイアッシュ・カイザー〉や
ヴィオラの黒像〉を不採用としている為
アナカラー退化】へのカウンタープランとして考えた場合は心許ないが

アナカラー退化】に寄せた構築にすると
アグロとコントロールに強く出れるデッキとしての性質を捨てる事に直結する為

ビート対面に
切札勝太&カツキング〜熱血の物語〉が間に合えば良いや程度の軽い気持ちで採用している
※「赤」を確保できるカードへの査定がクソ甘い

時期的に仕方ないけど
どうみても「シノビ」

無双恐皇ガラムタ〉も⑥項の反省を活かした枠である

・〈地龍神の魔陣〉→〈獅子王の遺跡〉とした事で単色の枚数に余裕が出た事(セル込14枚)

・何故か〈百鬼の邪王門〉対応である事

上記2点の理由から
超神龍バイラス・カースド〉から変更

6コストである事が何より強く
蒼き団長ドギラゴン剣〉から出るのはともかく

10〜11マナの時
超神龍バイラス・カースド〉であれば
そのまま出して終わりだが

無双恐皇ガラムタ〉であれば
霊宝ヒャクメ-4〉のササゲールから
砕慄接続グレイトフル・ベン〉や
禁断龍王vol-val-8〉を出しながら横に置けたり

切札勝太&カツキング〜熱血の物語〉+〈蒼き団長ドギラゴン剣〉のパッケージ+上記ササゲール併用なども出来る為、詰めの性能が高く

新世界秩序〉は墓地からもドラゴンを出せるので、雑な棒立ちも圧をかけれてかなり強かった


棒立ちが強いという点こそが
10マナのカードと6マナのカードの大きな相違点であると考えられるということは
【新世界秩序】というデッキの可能性が
また一段と広がったと解釈できる

新たに知見を得て
ますます構築が面白くなり
いよいよこのデッキから逃げられそうにも無くなってきた今日この頃である

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⑦あとがき

完全攻略ガイド】と銘打った割に
対面毎の詳細なプレイを省いて本当にすまんかった

・収拾が付かなくなる事
・「わけのわからないデッキ」を何個か練っていた事
・【新世界秩序】に邪王門とか入れ始めたら構築考えるの楽しくなりすぎた事


等の理由から省きました
要するに「時間が足りなかった」ということです


なので、プレイ・質問等に関しましては
極力お答えしたいと考えておりますので
まえがきに置いてあるtwitterか
CS会場等で直接聞いていただければと思います。

また、近日中に
僕の生み出した「わけのわからないデッキ集
みたいな記事の執筆も予定しておりますので
もしよろしければ御覧いただけると嬉しいです。
参考までに1月〜5月28日までのCS使用リストを置いておきます、興味が湧いたら聞いてみてください

自作デッキでしか勝てない男


私事ですが6月からリアルの事情により
csに出る頻度がかなり減ってしまいます

プレイヤーとして復帰した1月から見返してみると
本当にありがたいことに
話しかけてくれる知り合いが沢山増えました。
毎週末当たり前のように顔を突き合わせていた
皆に会う頻度が下がってしまうのは寂しいですが都合が合う場合は可能な限り出場しますので良ければまた構ってやってください。

そんなこんなで
あとがきは終わります。

最後まで
お付き合いいただきありがとうございました。




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