見出し画像

【4日目】令和4年3月19日の日記【投げ銭記事】

危うく日記を書くのを忘れて、三日坊主になるところでした。
明日は3月20日の内に投稿します。

夫が明日QC検定の試験を受けるそうで、今日は一日勉強漬けでした。
そんな彼を邪魔しないように、私も静かに自己紹介記事を書いていました。

今日は、夫の勉強しているQC検定にちなんで、「私が大学院で統計を勉強し損ねた話」をしようと思います。

私の卒論テーマは、ベイズ統計にちょっとだけ関わる分野でした。
しかし、私は統計学全般が大の苦手で、学部の授業は統計にかかわる科目は全て落とす程でした。
大学院へ進学して今の研究を続けるなら、そのバックボーンにある統計学を学びなおす必要がある!と意気込んで、大学院では統計学関連の授業を重点的に受講しました。

しかし、大学院レベルの統計学の授業となると、本当に基礎的な数理概念(測度論)の導入から入り、しかもそれは確認程度に流され、どんどん私の理解を置いて先へ進んでしまうという厳しさでした。
もちろん、自分の研究やバイトや就活の合間を縫って、測度論のキャッチアップに励みました。
でもその分野は、数学科の学部3年生が1年かけて習うような代物だそうで、実際独学ではかなり意味不明でした。
弊ラボの教授が解説してくださったのを聞いてようやく概要だけ掴めたか…?という程度の習熟度で、貴重な修士1年目を終えてしまいました。

「知の高速道路」という言葉があります。
先人たちが開拓した原野を、後続の者が走りやすいよう整備、つまり理解しやすいように理論を整えた、それが「体系立った学問」です。

私は統計学の高速道路に乗れませんでした。
最初のICで、支払う額が足りなかったのだと、今となっては悔やまれます。

ただ、もう一度その高速道路に乗ろうと戻ってきて、下道をウロウロ徘徊したのも楽しかったのは事実です。
全然遠くへは行けませんでしたが、割と下道も悪くありませんでした。

サークルの後輩が、サークル活動に必要な技術について「もっと体系的に学べる教材が欲しい」と言っていたことを思い出しました。
当時、私は自らの手を動かさないと技術は身につかないと思っていました。「下道派」な考え方だったなと思います。
その後輩の為を思うなら、本当は、私が少しでも道を整備してやる必要があったのだと思います。

入社後は、また学ばせていただく立場になります。
先輩のわだち(があればそれ)を辿りつつ、後輩のためにより太い高速道路を敷設する。
そんな役割を担っていけたらなと妄想がふくらみます。

今日の価格は、軽油の全国平均価格の147円にしようと思います。
サークルでディーゼルのハイエースを借りたことがありますが、パワフルだし燃料費も安くて最高でした。

それでは皆さん、おやすみなさい。

ここから先は

0字

¥ 147

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?