Tableau Serverサイト運営の投稿-12
事業会社でTableau Serverのサイト管理者を担当しています。(Tableau Cloudでない、自前のTableau Server管理です。
Tableau Serverではシステム部門でない利用ユーザーでバッチの自動処理を作成することができます。データソースとライブ接続しているようなワークブックを経由した抽出処理やData Management Add Onのオプション契約の場合のPrepフローの自動実行です。多くのユーザーは朝、会社のPCなどにログインした際に、自動処理が終わっており、朝一番で結果が見たいと思います。
しかしながら、システム部門の関与しない処理ではエラーになった場合は自発的に確認したり、場合によっては使ってないワークブックの処理に抽出処理が走っていたりします。まずは第一にエラーの発見。続いてエラーの原因の切り分け、最後にエラーの対策を行い正常なバッチ処理運営を実現しましょう。
エラー分析用の管理用のデータ
下記のような項目を保有することで自動処理のエラーを分析できるようになります。
元処理名
→元処理のオブジェクト名がわかります。
格納先プロジェクト名
→これも重要です。どこにあるか探すのは大変。
自動処理作成者名
→自動処理を作成したユーザーを指します。
必ずしもオブジェクトの所有者とは限りません
オブジェクト所有者の操作によるエラーは
当該の自動処理作成者名経由で連絡して
もらうのがいいです。
バッチ区分
→抽出なのか、Prepフローなのか判別用です。
処理起動時刻
→実行開始日時(編集してJSTにしておきましょう)
この段階ではスケジュール起動後に、処理用の
キューに書かれたタイミングです。
実行開始日時
→キューより読みだされてバッチ処理を
開始した日時です
実行終了日時
→バッチ処理を終了した日時です。
ステータス
→正常、エラー、実行中など
エラー理由
→エラー分析用に理由を確認しましょう
メモ
→何らかメモ情報があれば・・
おことわり
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